いわきには将来性しかない
今日はこれに参加します。半年以上ぶりのいわき。浜通り方面の皆さま、お会いできるのを楽しみにしております。RT @Future_iwaki いわきの食を考えるフォーラム 3月9日(土) 中央台公民館 13時30分から! http://t.co/r5P0lwfHVD
2013-03-09 07:48:01いわきの食を考えるフォーラム 3月9日(土)
http://f-km.jugem.jp/?eid=103
"作る人、売る人、食べる人など、
立場の異なる人々による食の安全へ個々の取り組みや想いとは!?
子ども達の未来と、いわきの発展ためには本当の意味での食安全が不可欠です。
放射能問題に向きあう それぞの意見や想いを出し合い、情報を共有しながら
いわきの食について考てゆきましょう!
このフォーラムは、知識の追及ではありません。
参加された人達が、飾らない自分の言葉で想いを出し合い、一緒に考えて接点を探りながら進んでいくことが目的です。"
・パネラー:
JA いわき市 いわき市 営農経済部長 根本一雄 氏
いわき市農産物直売所連絡協議会 会長 大和田智恵子 氏
丸秀水産株式会社 代表取締役 森田裕 氏
有限会社 ナコソ青果サービス 代表取締役 小松ひと美 氏
山里農園 佐藤吉行 氏
筑波大学院 准教授 五十嵐泰正 氏
(「安全・心の柏産消」円卓会議 についてお話ただきます)
東北大学災害科国際研究所プロジェクト 農林漁業復興支援調査班
(いわき市民の農産物購買行動アンケート中間報告)
【チラシPDF】http://wa-f.com/iwaki0309.pdf
中央台公民館で開催された第一回「いわきの食を考えるフォーラム」にいってきました。発言の機会もつくって頂きありがとうございました。想像以上に面白かったです。ここからいわきの新しい価値が生まれそうな予感。
2013-03-09 17:10:12今日のいわきの食シンポジウムで出た話は、あえて一言で言えば、「風評被害」ではなく「流通・マーケティング問題」なんだということ。風評被害のせいにしているけど、じっさいには、消費者の関心は放射能には集まっていない。価格と鮮度、おいしさ。
2013-03-10 01:10:06風評被害でモノが売れないというのは、蓋を開けてみれば、問屋がやっちゃぐないから「風評で売れない」と言っているだけだったという話。
2013-03-10 01:13:15替えのきかないものを作る。自分が作っているものの商品特性を把握し、どこにいる誰にどのぐらいの価格で売りたいのかを適切に判断する。そうすれば安全性をどういった形で伝え、それにとどまらないどんな価値を訴求したいかは自ずと決まる。風評を払拭するって結局こういうこと。
2013-03-10 05:27:15それって、つまりは放射能関係なく全ての生産者がやらなければならなかったこと。福島や柏では、震災でそれが露わになり、尻に火がついている。だからこれを乗り越えられたら、その地域は圧倒的に、強い。昨日の「いわきの食を考えるフォーラム」とその後の酔っ払い大会で言語化されたのは、そんなこと
2013-03-10 05:31:52昨日の「いわきの食を考えるフォーラム」について感じたことを連投。昨日は「伝える」ということをテーマにちょこっと話をさせてもらいました。いわき全体に言われることだけど、モノを作るのはうまくても「伝える力」が不足していたのではないか問題。それは震災前からの問題でしたよね。
2013-03-10 12:04:31「いわきの板かまぼこ生産量って実は日本一」という話もそうで、「製造」に徹してきてしまったがゆえに、ものづくりの思いや商品価値、地域の財産を伝えられてこなかった。ぼく個人的な思いですが「そういう反省の上に今後のいわきの食があるべきだ」なあと思い、フォーラムに参加しました。
2013-03-10 12:06:06震災後のいわきの食についての取り組みは、大きく2つの主流があると思います。1つは「食の安全性についての情報開示」。「見せる課」のように、徹底して調査してその結果をホームページや店頭などで開示するから、あとは皆さんで判断してくださいねという取り組みです。
2013-03-10 12:08:092つ目は、「いわきの食のフェス」のような復興支援イベントに参加して、まずはたくさん買ってもらって体力をつけましょうという「売り上げ確保」の流れ。福島を応援したいという方はほんとうに沢山いらっしゃるので、応援して頂いて、いわきの食の安全性もPRしていこうと。
2013-03-10 12:08:45ただ、両方とも「やりっ放し問題」が根底にあるのではないかと感じていて、例えば情報開示にしても「この食べ物は安全なんですか?」→「それはご自分で判断してください。データもウェブや店舗で紹介してますから」というやり取り、「開示」だけで止まってしまっている。
2013-03-10 12:10:13「安全かどうかの判断はお客様にお任せ」するにしても、「ゼロベクレルじゃなきゃ買わない」という消費者しかいなければ野菜売れないわけで、だったら「判断基準を一緒に作っていく」というアプローチが重要なんじゃね? と。「安全・安心の柏産柏消」円卓会議は、まさにそれをやっている。
2013-03-10 12:11:53昨日のフォーラムで象徴的だったのは、今問われているのは「精緻な数値」よりもむしろ「伝える姿勢」なのではないかという話。言いっぱなしにせず、生産サイドが伝えたい情報や価値が消費者に正しく伝わっているかを、顔を見せ合って確認して作業が大事になのではないかと。
2013-03-10 12:13:45ここで言う「伝える」とは、「消費者と共に考えていく」というアプローチに近いような気がした。食の安全にしても、地域ブランドにしても、「やりっ放し売りぱなし問題」が根底にあった。一緒になって考えることは手間がかかるしめんどくせーから、ずっとやってこなかったんだね。
2013-03-10 12:16:04かまぼこについて言えば、もともと海外産の材料を使っていて、一部の福島産もすぐに県外産に切り替えられたので、かなり精緻な検査でも放射性物質が検出されたことはなく、むしろ「あんたんとこのかまぼこはうまいのか」という問題になってきている。結局は、商品力やマーケティングの問題。
2013-03-10 12:37:33「安全性」というのは食品を購入する際の判断材料の1つでしかなく、昨日公開されたアンケートの結果でもそうだったけど、いわきの消費者もなんだかんだで「価格」とか「鮮度」とか「おいしさ」を基準に選ぶようになってきている。そもそも商品力がなきゃ売れないよ問題。
2013-03-10 12:44:00さらに、昨日の話にもあったように、福島のものが売れないというのは、震災直後の復旧の過程で、問屋や市場が、在庫を切らせないために半ばやむを得ず「福島産」から切り替えたことに由来している場合が多く、それは「風評」というより「流通問題」の文脈なのではないかと。
2013-03-10 12:44:59「商品力のなさ問題」や「物流問題」を「風評被害だ!」と言えば、もちろん補償もされるだろうけれど、マスメディアに取り上げられるほど「風評」に尾ひれがついて、余計に風評が拡大したという側面も間違いなくあったのだろうと思った。そういう反省はしなければならないと昨日痛感した。
2013-03-10 12:48:42個人売買しているようなインデペンデントな農家では、売り上げが徐々に回復してきているという話もあった。「うまくて新鮮なものが売れる」というのは震災に関係がない。インデペンデントだと小回りが利くし、伝える力がそこまで大きくなくても客がつくこともある。だってうまいから。
2013-03-10 12:52:48