【英会話:たった少しの工夫でスピーキングを一気に上達させる秘訣】

英語を話す=フレーズの丸暗記という古い考え方はもう何十年も日本で信じられていることで、誰も疑いません。でも本当にそうなんだろうか?英語って丸暗記なの?それで英語で話せるようになるの?今回はそんなお話。現代最高の口語英語を知るツール「Real英会話」をインプットの題材にした、ちょっとの工夫で話せる人といつまでも話せない人、の分かれ目になる大事なお話。 ※参考になったという方は、右下☆マークのお気に入りでまた迷った時は何度でも覗きにきてください。
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セレン@英語キュレーター @cellen0

僕はこれまで最短で上達をしてきました。最短で上達するポイントは徹底的な優先順位付けと効率化です。そのプライオリティーで言うとフレーズの数を増やす行為はバリエーションの増強といって、優先順位としては次の次くらい。それよりも先にすべきことがあります。

2013-03-12 21:35:06
セレン@英語キュレーター @cellen0

それがそのフレーズを長くしていく事つまりI disagree with you.をマスターしたらI disagree with you. と合わせてBecause I think there's room for improvement. 改善の余地がある、をくっつけるんです。

2013-03-12 21:35:14
セレン@英語キュレーター @cellen0

結果+理由、反対+考え、賛成+感想、のように会話力の高い人同士の会話はこういった組合せで出来ています。練習、暗唱の段階でこの準備をしている人はそこまで多いように感じません。全てのフレーズ集が1フレーズ単位だからそういう固定観念にとらわれているんです。

2013-03-12 21:36:24
セレン@英語キュレーター @cellen0

暗唱の段階で言いたいフレーズを長くする工夫をしてください。さっき言ったもう一つフレーズをくっつけるというのはベストな方法。それだけじゃないです。例えば I feel feverish. 熱っぽい。ならI feel feverish just a little bit.でもOK。

2013-03-12 21:37:43
セレン@英語キュレーター @cellen0

kind of, sort of, little more, slightly, nicely, reluctantly, などなど調味料的にぽこっとくっつけてニュアンスを出す言葉は沢山あります。副詞的な役割ってやつでしょうか、ブンポウ用語で言うところの。

2013-03-12 21:38:51
セレン@英語キュレーター @cellen0

こう言った少しでも長くしていく、という意識が会話の中での意見を述べる習慣、ニュアンスを細かく表現していく術を身につけさせてくれるんです。ネイティブや帰国子女たちはこれを無意識に時間をかけてやってるんです。でも僕らはそうじゃない、時間は限られてる。

2013-03-12 21:40:00
セレン@英語キュレーター @cellen0

じゃあ、どうするか、彼らが無意識でやってることをこっちは意識的にやる、これしかない。夢ばっかり見ててもしょうがない。憧ればっかり抱いててもしょうがない。徹底的に分析をして、ショートコーナーを見つけ、そこを全力で突いていく。これが大人の第二言語習得術ってもんです。

2013-03-12 21:40:04
セレン@英語キュレーター @cellen0

徹底的な分析、解析はやる必要ないです。それは僕がやっていきます。英語キュレーターとして。そこは出来る人に任せればいい。でもひとたびその方法を知ったら、是非実践してください。そしてそれを周りにも広めてあげてください。周りを自分が引っ張っていく意識を持ってほしいと思います。

2013-03-12 21:41:14
セレン@英語キュレーター @cellen0

「暗唱フレーズを、日々長くしていくこと」です。1フレーズ単位で覚えるところからの次のステップ。丸暗記からの脱却です。すべてのフレーズには続きがあります。もうそこで終わり、という言葉は存在しません。

2013-03-12 21:42:21
セレン@英語キュレーター @cellen0

"That's all more or less. だいたいこんなところです。" これなんか一見終わりに見えるけど、Do you have any ideas? と続ける事ができる。これをセットで暗唱すればいいんです。このセット暗唱法に慣れれば、暗唱がほとんど会話に近づきます。

2013-03-12 21:44:28
セレン@英語キュレーター @cellen0

考えや意見を交えた暗唱なので楽しくなります。会話もどんどんスムーズになるので英語で話す事が飛躍的に楽しくなります。楽しくなったらもっと話すようになります。僕、すごい発見をしてると思いますか?全然です。これって子供が成長しておしゃべりになるプロセスと全く同じなんです。

2013-03-12 21:46:49
セレン@英語キュレーター @cellen0

そして例えば今あなたが100個のフレーズを覚えていたとする。そうすると上手く組み合わせてセットにすれば長い50個のフレーズになるかもしれない。脳は文章の長さを厳密に判断しません。要は少しくらい長くても、短いものを覚えるのと脳の処理作業的には変わらない。これも利用するんです。

2013-03-12 21:47:59
セレン@英語キュレーター @cellen0

僕らは心と知識と経験をもった大人です。第二言語を習得するときは子供に戻ってやるのがいいと言語学者は言います。はっきり言いますが言語学者の言う事は信じないほうがいいです。彼らは研究者であり、学習者ではない。彼らの研究範囲には僕らが抱える感情の部分が抜けている。

2013-03-12 21:49:13
セレン@英語キュレーター @cellen0

子供に戻って絵本から始めよ、フォニックスのビデオを見てぞうさんやキリンさんの絵に合わせてアルファベットから発音の練習を始めよ。理屈ではわかるけど、大の大人がそんなことしてその自尊心はどこに行ってしまうんだろうか。習得の為には恥も醜聞もかなぐり捨てよ。というのは理想論。

2013-03-12 21:50:19
@teacheryuka

そう。子どもの英語学習法と大人の英語学習法は違う。だから大人になって英語の勉強を始めた人や中学からの学校英語しか習って来なかった人が、子どもの英語学習に関わるとまったく面白くない。

2013-03-12 22:02:02
セレン@英語キュレーター @cellen0

現実的に僕らは見栄もあるしプライドもある、ある程度の教育を受け、そこから更なる高みを目指している。時間もない、お金も湯水のごとく使えるわけではない。大人の第二言語習得には言語学者の言う理想論を現実的なものに変換、応用する力がいる。

2013-03-12 21:51:28
セレン@英語キュレーター @cellen0

もちろん基礎を押さえることは大事な事です。それを疎かにしていいと言ってるのではありません。

2013-03-12 21:52:10
セレン@英語キュレーター @cellen0

ここでオススメのアカウント、Real英会話のテリーさん @real_eikaiwa 使えるフレーズに関して今現在、これ以上のアカウントは存在しない。断言します。テリーさんの凄い所は教養のある英語とスラングの間にある日本人が日常で使っておかしくない言い回しを厳選してる所。

2013-03-12 21:52:54
セレン@英語キュレーター @cellen0

アプリにも沢山の機能があって本当に使い倒せる現代版口語英語の百科事典といって過言ではないと思います。今回はアプリ内にある、またTwitterアカウントでツイートされている数々のフレーズをどう実際に活用するかというお話。既に「少しでも長くしていく工夫をする」ことには触れました。

2013-03-12 21:54:00
セレン@英語キュレーター @cellen0

例えばリアル英会話からこのフレーズ。相談したいことがあるんだ。 There's something I'd like to talk to you about. 日本人は相談=consultと考えてしまう。でもこれは何か特別な弁護士などに話を持ちかけるという意味の相談。 

2013-03-12 21:55:01
セレン@英語キュレーター @cellen0

テリーさんのフレーズを見ているとああ口語英語というのはこういう感覚で使われていくんだなというのがとてもよく学べる。そしてよくあるスラングや妙にカジュアルな英語を売りに、こんなの知らないだろ?的なスタンスでやってるサイトの様な物ではなく日本人がしっかり堂々と使えるものになっている。

2013-03-12 21:55:02
セレン@英語キュレーター @cellen0

相談したいことがあるんだ。 There's something I'd like to talk to you about. まずはこれをしっかり状況、文脈、感情を揃えてしっかり暗唱する。前後もしっかり英語でイメージできれば素晴らしい。

2013-03-12 21:56:08
セレン@英語キュレーター @cellen0

次にこんなフレーズが流れてきました。何時が都合いいですか? What time is good for you? これってさっきのフレーズとつなげられると思いませんか?相談したいんだけど、何時がいいですか?という長い、2つのフレーズからなる一塊のLineがこれでできるんです。

2013-03-12 21:57:16
セレン@英語キュレーター @cellen0

この暗唱用フレーズを少しずつ長くする、という事を意識的にしっかりやってる人はなかなかに少ない。殆どの人がバラバラに個々の短いフレーズを沢山覚えようとする。勿論、その心意気も素晴らしい。ただ「話せる」ようになるにはフレーズを抜け出す必要があるんです。

2013-03-12 21:58:19
セレン@英語キュレーター @cellen0

暗唱、というのは「経験」の先取りです。いづれ必ずくる使うその時に準備をしておくんです。英語学習、沢山の本が出て新たなツールもどんどん出ています。ただ、はっきりと言えるのは語学の習得に関して言うともう習得の正しい過程というのははっきりと答えが出ている。

2013-03-12 22:00:48