@nabe_yas1985 SPA! 歴史総ざらえ #spa　大宅文庫バンザイ！まさかの著者による言及ｋｔｋｒ

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

ちなみにSPAの88年10月27日号では、「天皇を知るための厳選百冊」が掲載されているけど、児玉隆也の「君は天皇を見たか」がない。1972年初版のこの本は、この当時すでに「絶版」だったくさいな。

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やってもうた。さっきの一連のついーと【ＳＰＡ！8９年10月20日号】の間違い。88年ではなく。

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【SPA!89年12月6日号】「狂気がなければ宗教じゃないーオウム真理教教祖がすべてを告白」麻原彰晃氏・中沢新一氏。　オウム事件のときに叩かれた記事だけど、これだけ切り取るのは無意味。宮崎事件のときの大塚による「宮崎感覚」の擁護と位置づけは似ている。　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】 まずは時代背景を。リード文より。「サンデー毎日によ糾弾キャンペーン、そして横浜の弁護士以下失踪事件との関連をめぐり突然「謎の教団」として世間の注目を集めているオウム真理教。麻原氏はかねて親近感を抱いていた宗教学者の中沢新一氏と語り合った」　#SPA

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ともに「実動」としてものを作った、サークルの同期に引退後あまり会いたくないのは、これと似たような感覚だな。

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【SPA!89年12月6日号】承前。中沢「麻原さんは今や小学生のおもちゃだものね笑。素晴らしいことですよ。生身の人間で「おぼっちゃまくん」に勝てる人なんて、そうそういませんものね笑」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】 麻原「でもそれは高校生まででそれを過ぎると嫌悪されるようになる。せも、こういうピエロが何人もでないと、次のステップになかなか入らないんじゃないかとおもいますけどねぇ。」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】麻原「私は中沢先生こそ、知識と知能と知恵、この三つを理解してこわばったインテリ層を突き崩して行くもっとも大事なハートを持っているかただと思ってきました。知識とは単なるデータにすぎない。ところが知恵というのはもっと魂の根源にある光です」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】　中沢「尊師にそんなに褒められると先生は困ってしましますよ笑。でもその覆いを取っ払うと、世の中にはまるで無防備になった、赤ん坊のような裸の魂が現れてきてしまいますからね。今の社会はそれを葬り去ろうとやっきになるでしょう」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】麻原「反社会性をもった宗教とも言われてます。でも反社会性と言われればその通りだと思いますね。オウム真理教は、もともと反社会的な宗教なのです。」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】中沢「あらゆる社会的なスタンダードを乗り越えていく生き方を追求することが宗教の生命ならばあらゆる宗教は反社会性を内に秘めている。むしろ教団化した宗教が社会に対するそのダイナミックな性格を失いつつある事の方が危機的なのではないでしょうか」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】中沢「90年代が近づいて若い人の意識が急激に変化を起こしている。ところがそういう子どもたちの親の世代に属する4世代の多くはこの変化に対する頭のフレキシビリティを完全に失っている。そのために日本文化も社会も殻を破れないでいるのです」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】 麻原「第二次世界大戦が終了し、物質万能時代が到来した。その時代を担当させられたのが、今の40代や50代です。ところが若者たちの中にはそういう物質的社会に飽きている者たちが輩出し始めている。」　#SPA

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【SPA!89年12月6日号】麻原「ところが大人たちが作っている今の社会には、心を満たすものがない。そういう矛盾が、現代をつくりだしているのじゃないかと思うのです。ところで、私たちのやっていることは、なぜ宗教と呼ばれるのでしょうかね」　#SPA

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麻原彰晃って風貌からおっさんに見えるけど、この対談のときは３４歳。中沢新一（当時３９歳）や小林よしのり（当時３６歳）と同じポスト団塊世代なんだよね。だからこの記事は、「さらば団塊の世代」と接続して読まれるべき。だから意外と世代論が多いんだよね。　#SPA

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【SPA!89年12月13日号】 以上の流れを踏まえて上での、「総決算総特集　キミは80年代に何を見たか？」が滅法面白い。カタログじゃなくって、ポパイ69号の60年代特集みたいにきちんと時代を批評する意志が感じられる

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【SPA!89年12月１３日】　３０ｐくらいの特集なんで要約できないんだけど、流行りもののすべてに時代においてどのような意味をもつかっていう批評が入っているの。それも大変気の利いた。著名人によるコラムとは別の地の文として。いくつか抜粋します。　#SPA

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【SPA!89年12月13日号】 とにかくベン・ジョンソンは誰よりも早く100メートルを駆け抜けた。公式記録ということになればカール・ルイスの名前が刻まれることになるだろう。でも、ボクたちの頭の中からルイスに大差をつけてゴールしたベン・ジョンソンの姿を消すことはできない　#SPA

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【SPA!89年12月13日号】 殉死者不在の80年代に、象徴的な死を見出だせば岡田有希子の死があげられる。個人ではなくシステムによって全てが生み出される80年代。その申し子であるオニャンコクラブの第一回卒業式直後の彼女の死は、システムの奥のダークな側面を人々に示した。　#SPA

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【SPA!89年12月13日号】　青年漫画誌がなぜこのように活況かというと、まず第一にこの雑誌たち以外に20代の読者に向けて、メッセージを届けている雑誌がないということ。ビジュアルで心をわしづかみにして、訴えかけてくるものがない。　#SPA

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【SPA!89年12月13日号】 80年代は自覚的に「タテマエ」が支持された時代だった。だからこそ実生活における聖子＝神田法子が結婚しようが妊娠しようがメディアの中での聖子が支持されトップアイドルとしての地位を守ってきた。　#SPA

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【SPA!89年12月13日号】 つまり80年代は、誰もがアイドルはしょせん「うたかたの夢」＝虚構であることを十分知っていた時代であったといえる。70年代に百恵がかたくなに実像を守ろうとしていたのに対し、聖子はためらうことなくすべてをシュミレーション化していく。　#SPA

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【SPA!９０年１月3日号】　「90年代をリードする90人」　大塚英志、岡崎今日子、大泉実成、福島瑞穂が「無名の若手」として紹介されているという。　#SPA

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いい記事とは同時代の読者に新しい視点を与える【意図】がある記事。これは週に数本あると思われ。私が愛するいい雑誌とは、その意図の束の背景に、時代に対する明確な編集者の【意志】が透けてみえる。ある時期の諸君！やSPA！やQuickjapanやPOPEYEがそうだと思う。

渡辺やすし＠新宿区議会議員【現役世代に優しい新宿】 @nabe_yas1985

過去の雑誌の『時代の呼吸』を私が集めたがる理由は、その時代に呼吸をした人達が今もいて、好む好まない問わず私は彼らと付き合ってかなあかんから。彼らと直接何時間話しても、そこには【今現在の呼吸】しかない。人の交わるとは、過去をひっくるめて、受け止めることかと。