オリジナルの企画や脚本は、通らなくてもいいんですよ。「あ、このライター、こういう変なこと考えるんだ」って知ってもらう名刺のようなもの

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さとみ @rokkunn72

久しぶりにオリジナル企画書 書いてる。やっぱ楽しいな! すっごい楽しい。

2013-03-14 18:04:18
一色伸幸 @nobuyukiisshiki

あ、がんばれ。そこで踏ん張らないと、便利使いされるだけだから。 RT @rokkunn72: 久しぶりにオリジナル企画書 書いてる。やっぱ楽しいな! すっごい楽しい

2013-03-14 18:08:18
さとみ @rokkunn72

@nobuyukiisshiki はい! やはりオリジナル。通したいです。何度も見捨てずに声を掛けて下さるPの期待にもそろそろ応えたいです。頑張ります!

2013-03-14 19:18:29
一色伸幸 @nobuyukiisshiki

オリジナルの企画や脚本は、通らなくてもいいんですよ。「あ、このライター、こういう変なこと考えるんだ」って知ってもらって、それが次の面白い仕事につながるだけでも意味が大きいです。名刺というか。僕もそうでした。頑張ってください。 @rokkunn72

2013-03-14 19:20:28
一色伸幸 @nobuyukiisshiki

【名刺脚本】アニメや刑事物を書いてた23歳の頃、あるプロダクションから映画脚本を依頼された。全農がスポンサーで、「農村の嫁不足を解消する映画を」という依頼。田舎嫌いだった僕は、「なぜ農村に嫁が来ないか?」という問題を提示し、「あ、農村だから来ないんだ」という脚本を書いた。(続く)

2013-03-14 19:24:39
一色伸幸 @nobuyukiisshiki

当然、映画は流れた。でもその脚本、ありえない毒ばかりで、たまたま読んだ人を経由して業界に広がっていった。その人たちの尽力で、テレビや映画の話がくるようになった。その映画客脚本は、「一色のせいで流れた」と、ギャラ1万円(笑)しか貰えなかった。(続く)

2013-03-14 19:26:46
一色伸幸 @nobuyukiisshiki

でもその脚本が果たした名刺としての役割を考えると、1000万以上の価値があった。後年、その脚本は「山田村ワルツ」として映画化されたが、監督をした金子修介さんと意見が合わず、結果は惨憺たる作品となった。でも山田村で好き勝手を書かなければ、僕はいま、脚本書いてなかった。(続く)

2013-03-14 19:28:40
一色伸幸 @nobuyukiisshiki

だから、時には好き勝手なホンを書くこと、大事。セリフなんか全部放送禁止でいいじゃない。それを実写化できなくても、センスを買う人はきっと現れる。実現への色気なんか捨てた、自由な、あなたの名刺。10本の請負仕事より、その1本は大事。

2013-03-14 19:31:24
さとみ @rokkunn72

@nobuyukiisshiki 心強い御言葉です。ありがとうございます。 改めてTwitterて凄いとひそかに感動しました(>_<)

2013-03-14 20:11:09