発達障害者と心理検査について。

【発達障害者と心理検査について】の@Jetstarmansさんのツイートをまとめました。
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@Jetstarmans

発達障害者と心理検査について。 発達障害の診断を受ける上で心理検査を受ける機会が多いと思います。僕自身は心理士のため、検査を受けることができませんでした。受けたのは統合失調症の検査でした。純粋な知的発達や能力間のばらつきは測定することができませんでした。

2013-03-20 15:14:12
@Jetstarmans

一般的には、心理検査といえば成人ですとWAIS-Ⅲか田中ビネー知能検査Ⅴが多いと思います。知っている方も多くいらっしゃると思いますが、この検査は個人内の知的水準を測定することが目的であり、発達障害かどうかを判定する検査ではありません。

2013-03-20 15:16:34
@Jetstarmans

話はそれますが、発達障害の診断のために用いられるツールとしては、PARS、CARS、ヴァインランド、ADI‐Rなどが自閉圏の方に用いられます。ほかには、ADHD-RSなど専門的なツールを使ってアセスメントを行い、最終的にはDSMやICDの診断基準に基づいて診断されます。

2013-03-20 15:19:06
@Jetstarmans

心理検査は診断の一助になることが多いと思います。また数年後に知的機能の伸び具合を調べるために再度アセスメントしなおす場合に検査が用いられる場合もあります。そんなにたくさん検査はとる必要はありませんし、数をこなしていくうちに検査結果が自然と上昇する場合もあります。

2013-03-20 15:20:54
@Jetstarmans

検査結果が上昇した場合に、考えられることは2つあります。一つは適切な環境が整備されたことによって、当事者自身の能力が向上したこと。これは喜ばしいことですが、もう一つは、検査内容を覚えてしまって、次の検査でそれを生かしてしまった場合があります。これは学習効果と呼ばれるものです。

2013-03-20 15:23:30
@Jetstarmans

学習効果については本来の正確な数値ではありません。その場合には、一度の目の検査の結果を参考に自分の支援のあり方について考える必要があります。学習効果の見方の一つとしては、前回の結果よりも、処理速度のみが上昇している場合が一番怪しいと思っていいでしょう。

2013-03-20 15:25:39
@Jetstarmans

後は検査の結果の読み取り方については、ここでは詳しくは述べることがありませんが、心理士や医師に詳しく聞くことが大切だと思っています。細かい反応を知ることができますので。簡単な見方としては、全IQが、110~90が正常域、89~70が境界線、69以下が精神遅滞のレベルになります。

2013-03-20 15:28:32
@Jetstarmans

因みに、療育手帳の範疇は、70~概ね75としています。数年前までは、各自治体で100程度でも児童に関しては療育手帳は発行していたそうですが、この様な基準のばらつきに関して、2年程前に厚生労働省から各児童相談所に対して基準を正すように文書が回っているので、徐々に足並みが揃っている

2013-03-20 15:31:03
@Jetstarmans

検査結果については、能力間のバラつきはディスクレパンシー分析を見ていただければ分かります。偏りが大きい場合には、能力間のギャップがあり日常生活で困難がある場合には改善に必要以上に時間がかかるかもしれません。

2013-03-20 15:33:05
@Jetstarmans

結果だけを見て分からない場合には、今の当事者自身の困り感をメモなどでまとめて、主治医や心理士に聞いてみるのも一つです。またセカンドオピニオンを使うこともお勧めします。検査結果だけだとその人の困り感は分かりませんが、本人の状態と照らし合わせながら、支援がいる部分を探す必要があります

2013-03-20 15:35:18
@Jetstarmans

ですので、当事者の方にお勧めしているのは、検査を受ける前に、自分の困っているところを纏めて、心理士に渡して所見を書いてもらうことが一番よいと思います。また気をつけておきたいことは、検査結果は渡すが、検査所見(支援の方略を書かれた文章)を出して貰ってください。

2013-03-20 15:37:12
@Jetstarmans

心理検査結果の数字だけだと大きく誤解受けてしまう可能性があります。所見が必ず必要ですが、時には出さないという機関もありますので、事前に確認しておいた方がよいと思います。僕は所見を出さないこと自体で、心理検査ができていないと考えていますが。

2013-03-20 15:38:58
@Jetstarmans

これも大事なことですが、心理検査のポイントとしては、「初めての場所で、初めての人で、どの程度能力を発揮できるか」を問われます。なので、検査者になれなかったので、突然始まってしまったので、全然できなかってもよいのです。それが貴方のパフォーマンスですから。それも含めての検査結果です。

2013-03-20 15:40:53
@Jetstarmans

あともう一つ、影響を受けるのは、体調です。風邪を引いていたり、うつ状態が酷すぎて思考が回らないことも、検査の結果に大きく影響してきます。なるべく体調は整えて検査に望むとよいと思います。

2013-03-20 15:42:17
@Jetstarmans

あと補足になります、心理検査は一つだけを行わない場合もあります。いくつかの検査を組み合わせて検査のバッテリーを組む場合があります。木を描くバウムテスト、インクの染みを見て何が見えるか話すロールシャッハテスト、鬱症状を調べるBDI-Ⅱなどもあります。

2013-03-20 15:44:39
@Jetstarmans

この補足のバッテリは、ストレス耐性や認知の特異性や人格について調べるためのものもあります。これは特に怖いものではありません。不安な場合には、検査内容について何故行うのか聞いてみても大丈夫だと思います。

2013-03-20 15:47:04
@Jetstarmans

また検査を取って数年間経っている方については、検査の結果の説明をもう一度お願いしてもよいと思います。僕も一度説明をしたところで相手がどの程度理解されたか不安な面が出てきますので。改めて聞いてもらえるとよいと思います。

2013-03-20 15:48:32
@Jetstarmans

あと、検査は2時間以上かかることもありますし、数回に渡って行うこともあります。WAISや田中ビネーに関しては、体調が優れない時には、検査を中断してもよいので、検査者に申し出ましょう。みんな苦しくても受け続ける人が多いです。しかし、次回の検査を1週間以内などなるべく早い時期に

2013-03-20 15:50:23
@Jetstarmans

検査を行ってください。期間が開いてしまうと、検査結果が正確にでなくなるので、少なくとも2週間以内が限度かと思います。そのあたりは相談して日程を調整していただければと思います。

2013-03-20 15:51:22
@Jetstarmans

僕は、以前心理士に実験的に田中ビネーⅤを受けたことがあります。全IQは105ぐらいだったと思います。バラつきはありました。言葉の裏の意味を探ったり推理する力は特に弱いとの結果でした。ここからは解釈になりますが、的確な質問に対しては応答は可能です。

2013-03-20 15:53:34
@Jetstarmans

しかし、物事を順序立てて推理したり試行錯誤しながら考えることはとても苦手なようです。日常生活でも、言葉の裏の意味が分からず、「?」が頭に出てしまうことが多くあります。一対一の話はとてもスムーズで能力を発揮はできますが、複数人数の会話や会議になると

2013-03-20 15:55:17
@Jetstarmans

とたんに聴覚処理のパフォーマンスが落ちてくることもあります。一般的な知的能力は持ちえていますが、そのギャップから相手に理解されずトラブルになってしまうのです。ということまで簡単に自分自身を分析しています。検査はあくまで自己の生活をよりよくするための援助ツールです。

2013-03-20 15:57:19
@Jetstarmans

以上、今回は心理検査についてお話をさせていただきました。みなさんは検査の結果をどう生かしていますか?色々な使い方があって、色々な受け取り方があると思います。みなさんはどうでしょうか。

2013-03-20 15:58:36

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