扶桑委員会氏の『10式戦車(;゚∀゚)=3ハァハァ』

AAは予測変換で出てきたので思わず・・・
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扶桑委員会 @fussoo_moe

戦車が常に鈍重な兵器というのは実はWW1直後の時点で既に誤った認識であり、馬の機動速度と比べても遜色はない水準以上に達していた。つまり戦車の出現によって馬は完全に時代遅れになったと言える。その後も戦車は内燃機関の発達とともに進化を続け、それが恐竜的進化となるのがWW2

2013-03-21 23:59:29
扶桑委員会 @fussoo_moe

既にこのとき主力となる戦車は時速にして40キロ50キロ出るのは当たり前で、重戦車でありみんなが戦車と言えば思い浮かべるであろうティーガー戦車でさえ路上機動力は時速40キロ弱を発揮していた。炉外機動力はそれよりは落ちるが、タイヤの自動車などよりはその減少量は非常に小さい

2013-03-22 00:01:27
扶桑委員会 @fussoo_moe

戦後ももちろん戦車は進化を続ける。技術の発達、戦術の変化、様々な要因によって戦車はその姿形思想を変え続け、現代に至る。

2013-03-22 00:02:23
扶桑委員会 @fussoo_moe

WW2以降は主力戦車(MainBattleTank:MBT)という呼称となるが、これはWW2における重戦車と中戦車のようなもので、対戦車戦闘を第一の目的とした戦闘車両を呼称するものとなる。現代戦車はこのMBTの区分で第三世代と呼ばれるものであり、これが最新である。

2013-03-22 00:04:56
扶桑委員会 @fussoo_moe

第三世代戦車はおおむね50トンから60トン超程度の車重でありながら、路上機動力は70キロ前後を誇る。路外機動も条件によるものの50キロ前後は出るとみていいだろう。

2013-03-22 00:06:08
扶桑委員会 @fussoo_moe

戦車に対抗するための様々な兵器も生み出されている。これらの活躍によって戦車は役に立たない、もはや無用の長物と言われたり、弱い兵器ともいわれるようになるが、逆である。むしろこれらの兵器の出現と絶え間ない進化は戦車の優秀さを証明しているとも言える。

2013-03-22 00:09:16
扶桑委員会 @fussoo_moe

戦車の兵器の恐ろしさは、攻防守が三点、しかも高度に揃っている点である。現代戦車の能力はWW2とさえ比較にならない。時速70キロで走り、1500m先の標的を初撃命中率90%以上で鉄板にして1000mm以上の貫徹力を持ち、正面装甲はその主砲が命中しても損害なしなのだ。

2013-03-22 00:13:28
扶桑委員会 @fussoo_moe

こんな兵器出てきたら対戦車兵器を持っていない歩兵は逃げることさえ難しいだろう。一両の戦車で一個大隊の歩兵が壊滅したとしても驚くに値しない。では戦車に弱点はないのか? ある。それは視界の狭さにある。これは登場当初から変わることのない戦車の欠点である。

2013-03-22 00:15:26
扶桑委員会 @fussoo_moe

分厚い装甲で身を守っているため戦車乗りが外部を視認するために設けられているのは小さな窓だけなのだ。いちおう360度視界を確保しているが、オープントップとは比較にならない視界の狭さである。潜水艦が潜望鏡があるからといってじゃあ視界は水上艦並みかというと違うのと同様である

2013-03-22 00:17:09
扶桑委員会 @fussoo_moe

歩兵が戦車と戦う上でこの視界の狭さは非常に重要となる。つまり、歩兵が身を隠せるところがたくさんあってしかも頑丈なものがある場所があり、十分な対戦車火力があるならば、戦車をたこ殴りに出来ると言うことである。それはどこか? 市街地である。市街地ならばコンクリートの陣地がそこら中にある

2013-03-22 00:20:23
扶桑委員会 @fussoo_moe

WW2においても、戦後においても一貫して戦車にとっての最悪の戦場は市街地にあると言っていいだろう。逆に歩兵は対戦車戦においてはここでしか活路を見いだせない(あるいは十分に強固な陣地を構築するしかない)。

2013-03-22 00:22:38
扶桑委員会 @fussoo_moe

これは対戦車兵器が発達した今日でも変わらない。歩兵はせいぜい時速12キロ程度で機動し、金属片がめり込んだだけでわめいて倒れる軟弱な目標であることに変わりはないからだ。高くなったのは攻撃力に過ぎない。

2013-03-22 00:23:34
扶桑委員会 @fussoo_moe

……話が思いっきりそれてる。どうしよう。ほんとは10式たんはぁはぁいいたかっただけなのに……これこそが第四世代戦車だっていいたかっただけなのに……どうしてこうなった。

2013-03-22 00:24:20
扶桑委員会 @fussoo_moe

話を戻す。強引に戻す。当委員会が本当にしたかった10式戦車の話である。

2013-03-22 00:27:24
扶桑委員会 @fussoo_moe

10式戦車は日本が開発した第三世代戦車で、2010年正式化した。これの恐ろしい点は、先ほど説明した第三世代戦車の能力を持ちつつ、その車重が50トン切っていることにある。最大車重44トンであり増加装甲を外すことで40トンにまで低減出来る。

2013-03-22 00:29:07
壕野一廻@2日目し10b @Type10TK

@fussoo_moe 真面目な話それだと重防御陣地以外はオールタンクドクトリンでいけると読めなくもないので危険かと

2013-03-22 00:30:45
扶桑委員会 @fussoo_moe

もともと日本初の第三世代戦車である90式戦車も、50トンと第三世代戦車としてはもっとも軽い部類に入る。湾岸戦争などで活躍したアメリカのM1エイブラムス戦車は60トンを超える。ところが、10式戦車はそれよりも20トンあまりも下回る車重を実現している。

2013-03-22 00:32:27
扶桑委員会 @fussoo_moe

@Type10TK 歩兵との協調戦闘までだしたら10式戦車の40トンってすげーんだよアピールにたどり着けないことが判明したのでキャンセルしたお。きっとみんなわかってくれるお

2013-03-22 00:33:27
壕野一廻@2日目し10b @Type10TK

@fussoo_moe それがわかる人なら戦車のすごさは説明するまでもないと思うの……。

2013-03-22 00:35:27
扶桑委員会 @fussoo_moe

重量が軽いと何がいいか。まず輸送である。同じ搭載能力を持つ船なら車重が軽い方がいっぱい運べる。当然である。すなわち、10式戦車は他の第三世代戦車と比較して戦略機動力がかなり高いと言えるのだ。これは島嶼戦闘さえ考慮しなければならない我が国にとって非常に有利な点となる

2013-03-22 00:35:32
扶桑委員会 @fussoo_moe

……話を元に戻そう。次に、車重が軽いと言うことは足回りにかかる負荷が小さいということになる。つまりきっとたぶんアメリカのM1エイブラムス戦車よりも故障しにくい。しにくいんじゃないかな。そうだといいな。

2013-03-22 00:42:37
扶桑委員会 @fussoo_moe

この故障しにくい(だろう)という利点はかなり大きい。たしか、アメリカのM1戦車は、100両を100メートル走らせると一両脱落する、といわれるほど故障がしやすいのだ。……あれ、ちがったかも。500メートルかも。まぁこのあたりは戦車って故障しやすいって思っていただければ

2013-03-22 00:46:04