これは勉強しないと子どもを死なせることになるね、間違いなく

猫山太郎 @nekoyamax

ふむふむ。https://t.co/YsY3OtaxHl

猫山太郎 @nekoyamax

（引用１）臨床的な兆候が認められず、死後剖検により初めて発見される腫瘍径5mm以下の甲状腺潜在癌が相当の頻度で存在することが知られており、その殆どは生命予後に影響しないと考えられてきた。超音波検査と超音波ガイド下の穿刺吸引細胞診により、

猫山太郎 @nekoyamax

（引用２）腫瘤を触知せず嗄声等の認められない無症候性の最大径１０ｍｍ以下の甲状腺微小癌が健康人の検診により多数発見されるようになった。これらはその殆どが臨床的に問題とならずに経過すると考えられるが、手術を施行した症例では、リンパ節転移が認められることも報告されており、

猫山太郎 @nekoyamax

（引用３）その取り扱いが問題である。リンパ節転移のある症例等high　risk症例は手術の適応であるが、それ以外の症例では経過観察で特に問題がなかったとの報告がある。

猫山太郎 @nekoyamax

（引用４）欧米においては甲状腺微小癌を積極的に発見・治療することにあまり意味がないとのコンセンサスがあり、本邦でも無症候の患者には超音波検査による甲状腺検診を行わないことが提唱されている。（引用了）

猫山太郎 @nekoyamax

あ、これも大切なことが書かれているから引用しておこう。（引用５）甲状腺癌の2005年の年齢調整死亡率は人口10万人当たり0.6人（女0.7、男0.4）であり、全悪性腫瘍による死亡数の0.5%にあたる。日本のCT普及率は、人口100万人当たり92.6台、米国の約7倍である。

猫山太郎 @nekoyamax

（引用６）肺がんの検診に胸部CTを利用しようという時代であり、胸部CT検査で偶々甲状腺に病変が発見される症例が相当数あるものと推察されるが、臨床的に腫瘤を触知しない場合には、超音波検査を行うかどうか、患者側からは受けるか否かに関しては慎重な考慮が必要であろう。（引用了）

猫山太郎 @nekoyamax

いったい、チェルノブイリの小児甲状腺癌は何だったのだ。偶々見つかった小児甲状腺癌がトリガーで検診を集中的に進めたら、たくさん見つかって「放射性ヨウ素の被曝が原因」となったのか。調べた結果「多発した」ことになったってこと？

猫山太郎 @nekoyamax

チェルノブイリの小児甲状腺癌があまりに衝撃的で、私たちには「バイアス」がかかっているのかもしれない。https://t.co/6gAPXTgVTL　からも「本来切らなくてもいい症例」があったことが窺える。

猫山太郎 @nekoyamax

これは勉強しないと子どもを死なせることになるね、間違いなく。

猫山太郎 @nekoyamax

で、帰ってきてホッとしてPC立ち上げたらけんたろうさんからのメンションが飛んできてたｗ

猫山太郎 @nekoyamax

甲状腺のガン検診。「探しすぎる」と「見つかる」性質がある。残念ながらチェルノブイリの知見しかないが「子どもがヨウ素被曝した場合」に甲状腺ガンが増えることは患者が増えたという観察事実から「統計上」分かっている。

猫山太郎 @nekoyamax

しかし被曝していない幼児の甲状腺を数万人単位で調べたことは未だかつてない（はず、知ってるひと教えてください）。ないことには「幼児の甲状腺はきれいだ」という前提は採用できないので、全年齢を対象にした甲状腺調査の結果が当てはまるのだろうと考えた。

猫山太郎 @nekoyamax

そこに押川先生のご指摘をいただいて「スクリーニング説」は否定されていることを知るのだけど、ここで頭がぐるぐる回ってしまった。幼児の甲状腺って本当にきれいなのだろうか？

猫山太郎 @nekoyamax

なんだか、そういう基本的なことを調べず、何ら知識のないところで闇雲にスクリーニングすると結果に動揺して「すぐ切って！」になりそうだ。被曝による小児甲状腺ガンの増加については「ある」だろうけど、本当に被曝が原因かどうかは良く見極めなきゃ。子どもの将来がかかっているんだから。