日本薬学会第133年会・1日目&2日目

 横浜・みなとみらいで開催の第133回日本薬学会年会の模様を今回もタグ付き自己レスで発言して、ここにまとめました。タグは #pam13 。このまとめでは会期1日目(3/27)と2日目(3/28)の模様を扱います。
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#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 28amF-112「ビスリン酸製剤とミネラルウォーターとの相互作用-pH滴定による金属キレート形成」。演題一部略。東京理大薬・芝村さん他。ビスリン酸製剤は骨粗鬆症治療に用いられ、ミネラルを多く含む水で服用すると吸収率が低下。で、各種金属イオンと(続く)。

2013-03-31 10:13:12
#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 (承前: http://t.co/msv9sruYjm )キレート錯体を作る。その形成能の pH 依存性を調べたとのこと。

2013-03-31 10:14:37
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#pam13 28amF-070「抗凝固薬ワルファリンの集団薬物動態/薬力学解析」。明治薬大・大原さん他。ワーファリンは血液凝固因子の一部として働くビタミンKの阻害薬。ただ、その用量を決めるのが面倒で、いちいち血液検査をして抗凝固効果(INR)を測り、その結果で(続く)

2013-03-31 10:18:00
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#pam13 (承前: http://t.co/t7F6CTvOlj )決めるのだが、それでも血中濃度が治療域をはみ出すことが多い。その個体差の原因となる遺伝子の多形を盛り込んだ数理モデルを作り、治療計画に供することを考えたという話。台湾の大学との共同研究とのこと。

2013-03-31 10:21:39
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#pam13 28amG-005「薬学部入学生の入学時から6年間にわたる成績追跡調査」。九州福保大・川原さん。ポスターの縮刷をもらった。結論を一言で言うと「入学時と卒業時の成績に相関は無いが、最初の1年で頑張った人は伸び、さぼった人はダメ。それが6年続く」。そんなデータだった。

2013-03-31 10:25:59
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#pam13 28amG-014「実務実習事前学習におけるフィジカルアセスメント実習の改善と評価」、同015「コミュニケーション実習の実際と問題点」。近畿大他。関与主体多数の連携調査。実務実習の内容に関する検討2題。

2013-03-31 10:29:52
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#pam13 28amG-026「薬学部による地域住民に対する『くすりの正しい使い方』の啓蒙活動」。岩手医大・手塚さん他。ある意味で大学による科学コミュニケーション活動の実践例。「啓蒙」とか云って欠如モデル丸出しだが、体験実習方式と云うのはなかなか良い。

2013-03-31 10:33:41
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#pam13 さて、これで漸く会期2日目の午前の分が終了。けっこう盛り沢山になってしまったw

2013-03-31 10:34:50
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#pam13 今回の薬学会参戦では、ランチョンセミナーの整理券が全く取れず、2~4日目の全日程で会場内の外食店で昼食を済ませる羽目に…。とはいえ、店は充実しているし、落ち着いて食事の出来る店もあり、「財布が痛ん」だ他は大して困らなかった。

2013-03-31 10:36:40
#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 さて、ここから2日目午後のポスターに。口頭セッションその他は興味を魅かれるものがなかったり、あってもタイミングが悪かったりなどで残念ながら全てパス。演題番号の表記方法は http://t.co/H4ygTcys4w に同じです。

2013-03-31 10:38:34
#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 28amA-152「海洋深層水濃縮液による表皮の成熟に対する効果」。ワミレスコスメティックス・平田さん他。皮膚組織のうち表皮角化細胞の分化に海洋深層水の各種ミネラルが効くかも?と云う話。化粧品会社の発表は、他にもチラホラあった。

2013-03-31 10:42:36
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#pam13 28amA-156S「カイメン由来メタゲノムライブラリを用いた機能発現遺伝子の探索」。東京大薬・竹重さん他。以前からの http://t.co/sAzMOydFuP の(3) の一環。演者の1人は生業前職の元同僚。思わず目にとめてしまった。

2013-03-31 10:48:46
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#pam13 28pmA-175「マカのラットに対する黄体形成ホルモン分泌促進効果」、同176「マイクロアレイ解析によるマカの生理機能探索」。中村学園大。南米産薬用植物マカの薬理とスクリーニング。男性の精力剤、女性の不妊改善など、話は色々あるが EBM 的にはまだまだか。

2013-03-31 10:57:28
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#pam13 28pmA-181「バラ果実エキスのUCP1遺伝子発現量への影響」。ポーラ化成・佐藤さん他。あのポーラ化粧品の関連会社の発表。バラ果実エキスには抗肥満作用があり、その機序を白色脂肪細胞の熱産生遺伝子 UCP1 の発現量に着目して調べたとのこと。

2013-03-31 11:01:19
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#pam13 28pmA-183「柴胡加竜骨牡蛎湯の血管内皮前駆細胞(EPC)保護作用」。日大薬・飯島さん他。漢方の基礎薬学。当該の漢方薬が酸化ストレスやEPC(血管修復や虚血時血管再生などに関与)の保護に関与しているらしい。ラットを用いた関連遺伝子発現の網羅解析。

2013-03-31 11:08:36
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#pam13 28pmA-187「紅茶のα-グルコシダーゼ活性に及ぼす影響」。北海道薬大・服部さん他。糖尿病の食事療法の一環としての意義があるか。ジャワ島産の紅茶、トクホの蕃爽麗茶、アカルボースで効果比較。インスリン値に影響なく血糖降下と云う結果に。

2013-03-31 11:13:19
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#pam13 28pmA-230「食用菊のピロリ菌発育阻止作用と活性物質の分離」。山形県衛研・笠原さん他。「もってのほか」という食用菊が胃潰瘍他のピロリ菌除菌に有効らしい。元ネタはこれ http://t.co/xJHLHSKTUF 。でも、ホント?

2013-03-31 11:23:25
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#pam13 28pmA-195S「恐怖記憶想起後のArc発現の役割」。東大薬・中山さん他。今回の主管校である東大薬の、実行委員長・松木さんの研究室の学生さんによる発表。恐怖記憶の固定化に関与する遺伝子発現の追跡。神経科学の研究として興味深い。でも、何故これが化学系?

2013-03-31 11:28:49
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#pam13 28pmB-101「ヒト毛髪中のN-アセチルロイシンの分析」。静岡県立大・関さん他。糖尿病のアミノ酸代謝異常によりN-アセチルロイシンの量の減少が知られる。その簡便な分析法の開発の一環。

2013-03-31 11:32:52
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#pam13 28pmB-131,132「LC-ESI-MS/MS法による水酸化ステロイドのメタボローム解析」。東北薬大。2題で内容分割。液体クロマトグラフィー+電子スプレー+質量分析の測定系を適用。

2013-03-31 11:36:40
#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 28pmC-113「H2受容体遮断薬シメチジンの血管内皮細胞に対する作用」。武庫川女大薬・坂中さん他。胃酸抑制薬として頻用されるシメチジンだが、臍帯静脈内皮細胞の管腔形成抑制効果もあるらしい。まぁ、同細胞にはヒスタミン受容体あるしなぁ…。で、(続く)

2013-03-31 11:41:59
#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 (承前: http://t.co/0wbs8jFkFX )内皮細胞の管腔形成、遊走、増殖などを調べたらしい。容易に予想される通り(恐らくH1受容体を介して)、管腔形成や遊走等の阻害効果があったとのこと。

2013-03-31 11:45:42
#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 28pmC-130「生体マウス海馬神経幹細胞の増殖・分化に対するBRIMP1の機能」。松山大・小林さん他。脳に遍在する蛋白質BRIMP1の機能解析。海馬歯状回の顆粒細胞下層においては、増殖抑制&分化促進&持続的発現で細胞死誘導という働きをするらしい。

2013-03-31 11:51:44
#phdjp科学と社会ワーキンググループ @sf2_jp

#pam13 28pmC-136「水探索試験を用いたアルツハイマー病モデルマウスの早期認知障害の検出」。徳島ん文理大・岸本さん他。演者は僕の大学時代の後輩。長らく学習と記憶の研究に取り組んでいる。今回は水探索試験 http://t.co/5AeYc7bIFa を(続く)

2013-03-31 11:56:53
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