2013年4月4日、黒田日銀の政策決定会合の日、上念氏によるMPTフォーラムの実況
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需給ギャップがあることをみんな認めるはずだ。論より証拠でRBCや斎藤氏の経済学が全く違っていることを証明していると思う。by浜田
2013-04-04 17:51:01![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
デフレの原因が需給ギャップ→需要不足→実質金利高止まりということが言える。経済政策を有効に機能させるためにもデフレでない環境を作った方が好ましいという点では違いはない。デフレ脱却がすべてを解決するわけではないというのもその通り。ただ、デフレ下でない方が好ましい。by山崎。
2013-04-04 17:52:41![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
バブルの直後に金融機関が守りに入り、預貸率低下、国債保有増加した。企業も追加融資を断られたりして銀行を信用しなくなったため、手持ち現金が増えた。by山崎
2013-04-04 17:54:46![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
インフレ目標を引き揚げたからと言って、為替のトレーダーがその効果を知ることはない。ただ、インフレ目標が1%から2%に引き上げられたので、仮にインフレ率が少し上がっても2%までは金融政策に変更がないだろうという期待が生まれる。投機で考えれば低金利の期間が長引くということ。by山崎
2013-04-04 17:56:15![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ゼロ金利下でも金融政策は為替レートの働きかけるような効果を出す手段として使えていた。だから効果があったと言っていい。ドケチがケチに変わっただけ(バレンタイン緩和)でも為替は動いた。将来の行動の変化が期待形成に影響する。予想の変化が資本市場を通じて効いている。by山崎
2013-04-04 17:58:27![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
GDPギャップがあるのかどうかという質問について斎藤氏が回答していますが、正直何を言ってるのかあまりよく分かりません。GDPギャップがあるかどうか分からないと言いたいようです。by上念
2013-04-04 18:05:04![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
かつて統計学を習った時、「3シグマ以上の現象は統計の方が間違っている。誤差だから取ってしまいなさい。」と習った。統計学は本当に恐ろしい学問だ。誤差だから救わないでもいいという発想は不思議な論理だ。by浜田
2013-04-04 18:08:10![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
GDPギャップは短期にはあるが、中長期的に解決すべきものではない。人材が陳腐化しているので必ずどこかにギャップがのこるので、新しいものに切り替わっていかないといけない。by小幡
2013-04-04 18:09:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
デフレの原因はグローバル競争。欧米でも2%物価水準が下がっている。日本だけ元々2%の物価上昇だったの理由は、価格調整が行われていないこと。価格の大部分は雇用。by小幡
2013-04-04 18:11:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
輸出と輸入の為替レートの変動に対する価格設定行動が異なる。輸出価格を変えられなかったのは、それだけ国際競争が厳しいということ。他の条件を一定とすれば円高より円安の方が投資機会が得やすいはず。by山崎
2013-04-04 18:19:19![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
バブルとメディアなどで使われるが、長期的には維持不可能なファンダメンタルズからの乖離、と定義すれば、現在の株価はバブルではない。バブルにどう対処すべきかと、個々の資産市場への対策、信用秩序への影響などは別々に管理すべき。by山崎
2013-04-04 18:21:48![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
共和党寄りのエコノミストは、インフレの危険を冒してまで金融緩和もしなくて良いと言っている。金融緩和が効くことは知っているが効きすぎたら困るという立場。日本のように金融緩和が効かないという人はいない。by浜田
2013-04-04 18:25:40![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
マンキュー、ハバード、クルーグマンはゼロ金利になったら金融政策は効かない、財政政策の価値を認めると言っている。国土がボロボロにならないように、また東北が復興するために質的に必要な財政は必要と考える。by浜田
2013-04-04 18:27:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
不幸だったのは斎藤さんはMITに行って、イェールに来なかったこと。ジャネット・イエレンは最近「貨幣量を増やせば株価についても、為替レートについても影響を受ける。それをやるために日銀総裁を買えればいいのにそれをやらなかったのは不幸だ」と言っている。by浜田
2013-04-04 18:31:07![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
斎藤氏は資産と実質を二分して考えているようだが、株価が上がれば新規投資が容易になる(トービンのq)。モノの体系と貨幣の体系は切り離されていないのが現実。あたかも短期でも貨幣政策が効かないかのような虚構を作り上げ、学会が再生産していた。by浜田
2013-04-04 18:32:39![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ワルラスの法則を考えれば、資金市場での需給が国際収支に響いてくるという話。1975年ぐらいからスタンダード。その議論を避けて、金利裁定の話ばかりしているのが良く分からない。リンゴとミカンがあって、ミカンが多すぎればミカンの値段が下がるのは当たりませ。by浜田
2013-04-04 18:37:16![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ソロスチャートで語られるMB量の2倍か3倍ぐらいに日本の円高は進んでいた。ただ、貨幣量で考えるのが一番簡単な為替決定理論であり、購買力平価の理論からも導き出せる。白川前総裁はその理論を日本に持ち帰ったくせに忘れてしまったようだ。by浜田
2013-04-04 18:39:00![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
虚構を作って貨幣は効かないということを言ったのは新古典派の行きすぎ。どうしてファイナンスを専門にやると貨幣が効かないということになるのかよく分からない。(場内から笑い)by浜田
2013-04-04 18:40:08![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そもそも危険があって裁定がある。それを金融市場で商売にしているのに、金融政策で人工的に左右していいのかというラジャンたちの批判がある。しかし、失業が減って景気が良くなるなら私はやるべきだと思うby浜田
2013-04-04 18:41:58![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
需要と供給のロジックで、供給が少なければ価格が上がるとは限らない。バブルの時浮動株が少なくて価格は上がったが、その後バブル崩壊で下がった。by小林
2013-04-04 18:43:52