グローバル化と移民のおはなし

胃潰瘍のサンタ @longestnite

新自由主義の風潮をどう評価するかによってアベノミクスへの賛同具合が決まるね。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

例えばサッチャーなんかもそこに入れていい。閉塞している中でこういった考えは歓迎されやすい一方で、強烈な反発は絶えない。ただ面白いことに、日本の経済学は保護貿易を起点としているためか、世界の主流とは外れていて、反発、あるいは懐疑の方が圧倒的に多い。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

ただ、では政府がこれから市場に介入し実態経済を動かすとして、一体果たしてそれは自由主義と言えるのか？

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite サッチャーが死んだから、ねもう一度考えようと思う。護送船？だっけ、日本はそういう考えだよね。その傾向は日本的であるのは確かかも。柄谷行人という批評家が面白いことを言っている。

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite 新自由主義と帝国主義は同じ。帝国主義時代とは、幾つもの帝国が存在している状況ではなく、幾つもの国がヘゲモニーを目指して争っている状況。歴史的には、イギリスが力を失って圧倒的なヘゲモニーが陥落し、各国が新たなヘゲモニーを目指し争い始めた（アフリカ、アジアへ

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite その視点で新自由主義を考えると、圧倒的な力を失い始めたアメリカ（ヘゲモニーの陥落）を感知して新たなヘゲモニーを目指して各国が争いだした。世界均衡を保つという表舞台の裏での駆け引きに注目すると帝国主義の面影が見えるかもしれない。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama 同じかな？　新自由主義は自由競争を推進するものではあるけど、帝国主義のような独占状態はむしろ政府が規制すべきとなっているから、その点で全く別物ではないか？

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite 政府が諸企業を制限するという事？でも新自由主義もその国を強くするということじゃないの？あくまでもそのための手段。ここで重要なのは、新自由主義の先に格差があり差別があるという事じゃないかな？その点で帝国主義時代と読み比べることが有効。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama まず何より当時と圧倒的に違うのは、今はそのアジアとアフリカ、アラブが自ら覇権を握るべく活動している点で、まあアフリカはまだまだだけど、事実地勢学的「攻略」よりもいかに「引き込むか」という視点が出ているところからも、対等化したのは明白。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama 格差のない資本主義形態は存在しない。社会主義の要素を加えた修正資本主義でもそれは同じこと。それは資本主義=帝国主義と同じ短絡的図式だと思う

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite それがグローバル化ということ。もはや差別は無い。それは経済競争の影となり、もはやどうでもいい。しかし、西欧人ＶＳその他という構図が強資本ＶＳ弱資本となって、その構図においては国ＶＳ国だけではなく、国の内部でも格差が生じる。

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite それはそうだ。しかし、だからこそ微妙な違いが重要なのでは？資本主義=帝国主義はあくまでも一つの意見から逆戻りした図式であるかもしれない。天野はどういう意見から逆戻りする？もちろんその意見も正確な現状分析に基づくけど。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama 図式としてより、例えばアメリカが何故世界の警察をやってるか、とかそういうことから考え直す。すると、世界の経済が膠着していく(つまりは現状の新自由主義から離脱していく)と、アメリカは急速に閉じていき、中国が代わりに台頭する

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama それは正論だがそれと新自由主義との関連性は？

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite これからの為にさ（雑誌とか）議論を通して最後に何が分からなかった、知らないことについて知ったことを呟いておおこう。

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite 国の内部での格差の構図を正当化するということかな

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama 今の諸国のジレンマはむしろその国内の格差に関してだと思うけど。そこは正当化にはなってないんじゃないか？　そもそも桐山はサッチャーをどう評価する？

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite イギリスってここ最近移民が増えだしたけど（父親がロンドンに居る）新自由主義と関係あるのか。ＥＵがどうなるのか？中国が本当に成長していくのか？という事が分からない。前方がどう日本に影響するのか？中国は問題を抱え過ぎていると聞くし、元もまだ開放していない。

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite そういうことを知ったうえで自分がどういう場所に居るのか考えた時、行き詰る。つまり自分は何も問題に遭遇していない。だから評価しにくいよね。唯、原発事故の後の経済がどうなるという反原発より強い流れは意外だった。だって日本人は新自由主義には適応してこなかった

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama 元の開放をしていない、なのに帝国主義的。そこにこの時代の本質がある。つまり、これまでは経済でも外交でも｢信用｣を国家運営の基礎としてきたが、今はその｢信用｣のなさでブラフを生んで国家運営を行っている。イギリスに移民が増えだした話は知らなかった。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama EUが今後どうなるかは正直専門家でも分からないし、俺のところでも情報が錯綜していてどれを信じればいいか分からない。ただ、移民が増えている＝職にありつけるということだから、新自由主義が機能していると言えるのでは？(もっともその分格差は拡大するが)

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite ４年前ぐらい前はＥＵはアメリカに並ぶ勢力になるか？という議論があって、僕もレポートを書いたけど、中国が台頭して消えたよね。ロンドンは面白いと思うよ（映画界も理想的らしい）。日本に続いて韓国がサムソンで成功した、けど中国はそれには続かない。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama 反原発なんてみんな言うけど実際は財布が心配ってことだ(笑)。今、日本では価値観の改革が必須だと思う。前例主義の撤廃とか。その意味で、今回、新自由主義的な主張を政権がしていて、既存の原発存在論を見直す機会があるのは大歓迎。

胃潰瘍のサンタ @longestnite

@RintaroKiriyama にしてはイギリス映画で面白いのなかなか観ないけどね。髙村薫の『リヴィエラを撃て』は読んだ？　IRA問題を軸にMI6やCIAが暗躍する話なんだけど、それを見ているとEUは組織としてぬるい。EU内での｢信用｣をどう利用するかというビジョンがまずない

Rinta @RintaroKiriyama

@longestnite 混乱が無ければ移民政策は全面的に肯定すべきじゃないかな。アメリカの移民史を見ても、三世代あればやっと弁護士とかそういう仕事に就けるようになる、最初の内は格差はあるけど、三世代後にはチャンスは平等になっている計算。アメリカの平等は、チャンスが平等ということ