為末大さん@daijapanの「【わかったという勘違い】について ”絶対に”とか”間違いなく”という言葉を使う事に抵抗感が強くなる」
僕の経験上、物事はちょっと知ったときが一番わかったつもりになって、その後深入りして知れば知るほどわからない領域が拡大していって今度はわからないという感覚になる。だから本当に深く知っている人ほど、自分はわかっていないと言う。
by 為末大
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@daijapan
僕の経験上、物事はちょっと知ったときが一番わかったつもりになって、その後深入りして知れば知るほどわからない領域が拡大していって今度はわからないという感覚になる。だから本当に深く知っている人ほど、自分はわかっていないと言う。
2013-04-17 08:16:03
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@daijapan
本当に知的で謙虚な人は、言葉がどうしても言い切れなくなってしまうように見える。”絶対に”とか”間違いなく”という言葉を使う事に抵抗感が強くなるのは、今自分が話している事は主観的な話、もしくは暫定的な真実だという認識があるからではないか。
2013-04-17 08:19:58
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@daijapan
レスリングの吉田沙保里さんを育てた栄監督がインタビューで”僕は結局何が理想の指導かわかっていない”と言っていた。わからないと思っている人は探る。探っているから変化する。変化するから結果として勝ち続ける事ができる。
2013-04-17 08:23:04
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@daijapan
わかったつもりが”わかった”になってしまう人は、確かめる事をしない。本当にそうなのだろうかという疑いが無い。しっぽを見ただけで牛だと断定してしまうから、実は全体像を間違えて認識している事が多い。だから成功しにくい。
2013-04-17 08:25:14
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@daijapan
疑いがない人は、間違えたモデルを元に考えを巡らし、そこから出た答えで行動していくから常に自分の世界で動いている。そういう人は自分から見たモデルと現実がずれていってしまうから、段々とうまくいかなくなり世の中の方を責め始める。本当はまず自分が歪めて見ている。
2013-04-17 08:29:58
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@daijapan
【終わり】無知の知という言葉は知っていたけれど、本当に実感としてわかったのは引退直前、僕はハードルの事を何にもわかっていなかったと感じたときだった。結局の所無知の知は体感であり、それを体感する為にはある程度突き詰めなければならないのだと思う。
2013-04-17 08:34:32