メモ・4月前半

酔宵堂 @Swishwood

「随伴する大型衛星のもたらす潮汐力と雌性体の生体リズムの呼応については遥か過去から幾度も検証が繰り返されている。ひとまずの結論としてそれには有意な相関と云えるものが見られるし、また契約に伴う接続の最適化によりそれを制御することは決して困難ではない。だけど」

酔宵堂 @Swishwood

「あくまで技術だからね。中にはそれを理解し再現を試み、ほぼ同様の機構に到達する——そう云う、イレギュラーだって存在する。汎事象観測固定、すなわち魔法の領域に契約を介さず到達したモノたち。評価上は複雑だが、確かに存在するそれらを総称して区別するため”土着魔術”と呼んでいるよ」

酔宵堂 @Swishwood

懐胎したまま前線に立つ、と云うのは相応に無理が出るだろうしジェムの効率も消耗も悪化するだろうので、随意か強制かは兎も角シードの回収に協力してくれる契約者が余分に必要になる筈なのだが

酔宵堂 @Swishwood

全部が全部女だった筈もないだろうし、英雄なりに最も近いところにいた少女がその願いを以て彼を英雄なら英雄たらしめた、みたいなことが多くあったのだろう……と云うのが「マギカ史観」てやつです　むろん、「実は女だった」ケースも少なくはないかと

酔宵堂 @Swishwood

かぶり物の魔術的意味とかそういう。

酔宵堂 @Swishwood

比較的低い目の円筒形の帽子とか、頭に載せる輪冠とか。

酔宵堂 @Swishwood

織り目編み目そのものが魔術的な意匠として作用し、術者の負担を軽減したり効果を増幅したりする一助となるもの。

酔宵堂 @Swishwood

また呪的な目が周辺大気の魔力素を受けて自動詠唱状態になり術者を補佐する効果を生むもの。

酔宵堂 @Swishwood

とまあ術者のそれなりの装束と云うのは自動的に何らかの術を発動させているものであることが多いのではないかと。

酔宵堂 @Swishwood

もっと云うと装束、装身具、それぞれにもれなく魔術的意味が付き纏う。指輪、腕輪、首飾り耳飾り、帯などあらゆる部位で身につけるすべてに何らかの意味がある。

酔宵堂 @Swishwood

わけても身を貫く以上ピアスには特別深い意味があってもいい気はする。孔を穿つものは即ち門を開くもの、またみだりに解き放たれぬよう施される封印。

酔宵堂 @Swishwood

錠として、また鍵として。

酔宵堂 @Swishwood

そこに蒼い石を埋め込む、その心の裡は。