【シューニャリアーナ批判論・享受論】萌え属性の構造についての概要議論
- L_O_Nihilum
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妹がいる、というのは「妹」という存在がそこにあるというより、男と女の間に兄妹という「関係性」があるということなのだと思うのだが、どうなのだろうか
2013-04-17 22:54:53現代と元来のツンデレの定義域はかなり違う。
もともとツンデレは関係に由来する態度を表現するための用語であり,属性ではそもそもなかった。
またその態度内実にしても「いつもはツンツンしているが好きな人の前でのみデレデレとした態度に変わってしまう」という意味であり,「素直になかなかなれない」恋の態度に限定したものでもなかった。
(※ただし,旧来のツンデレにしても気まぐれオレンジロードにおける鮎川まどかの例のように,すでに次の定義につながるような動向を持ったキャラクターは多かったし,属性概念でなかった分だけ現在以上にあいまいなものだったのは言うまでもない)
『別にXのことなんて全然Aじゃないんだからね!』といえば何でもツンデレというわけではなかったわけだが,何分ツンデレと思われる態度及びその環境のパターンが定まっていく過程で,性格上の動向それ自体にツンデレの称号が与えられるようになってきたという話は非常に面白いものがある。
今ではクーデレ扱いな綾波レイちゃんも,広義にはツンデレの1様態だったんだぜ,っていう話です。
え?シャナ?フィーナ姫も入るって?
うるさいうるさいうるさい!!(釘宮病)
@gumB46 というか多分メディアの影響でキャラキーワードとしての「妹」や「ツンデレ」が本来の本質的性格を離れて独自に動いているんでしょうね。それこそ所謂「データベース」て形で。
2013-04-17 23:39:32@L_O_Nihilum なんとなくですが、属性をべたべたくっ付けられることで、それと呼ばれる状態にあって、もし本質(元来の意味。定義?)が備わってなくてもそう呼ばれるのではないか、と思えます。
2013-04-17 23:47:47@gumB46 そうした場合、感覚として呼び起こされてた「萌え」ってどこに行ったんでしょうねえ…。キーワードで萌えてるわけでは、必ずしもありませんでしょうに…。
2013-04-17 23:49:45@L_O_Nihilum さまざまな属性を生み出していたのが「ツンデレ」「妹(兄妹関係)」という関係であっても、実際に萌えを喚起するものは、べたべたくっ付けられている属性のほうだと思います。
2013-04-17 23:59:19@gumB46 そうなんでしょうかねえ。実例で今自分が壁紙にしてるフィーナ姫にしても、確かに「姫」「凛デレ」あたりの属性がありますが、これはあくまで後づけで、やっぱりキャラ本人を作品通して触れてみるとそれでは言い切れないところで萌える感じがするんですけど。
2013-04-18 00:02:17そもフィー姫見たときぼくは凛デレなんて属性があるなんて知りませんでした。
あと,属性というレベルにまで「凛デレ」はいまだ昇格してない感もあります
なぜなら,凛デレはクーデレやツンデレに還元可能という現状で,区別して別化できるほどのキャラの数も種類も足りてないからでしょう。
一応凛デレに上がるだろう人物をいうとフィーナ姫(けよりな)だったり,セイバー(Fate)だったりありますが…
代表的な作品および人物の絶対数が,まだ足りないというのもあるのかもしれません。
「兄妹関係」にとって僕が第三者としての観察者であっても、目の前のふたりに「兄妹」の関係があると認めるなら、僕はふたりを「兄」と「妹」と呼ぶ。
2013-04-18 00:02:52@L_O_Nihilum うーん、ひとりの人物をいくつかの要素に還元することはできないでしょうね。属性という言い方をしたのは悪かったと思います。ただ、具体的な人物と「ツンデレ」や「妹」は違いませんか? 「ツンデレ」「妹」は、それだけでは何のエピソードももたない概念ではないですか。
2013-04-18 00:08:22@gumB46 その通りです。ですから、多分その概念自体には萌えを喚起するチャンネルも強度も無いはずだと思うのです。其処じゃ絶対にない。そう概念づけられるところの性質がやっぱり帰ってくるんじゃないか、と考えています。
2013-04-18 00:11:15この「そう概念づけられるところの性質」に当たる部分を、僕はデータベースではなく「モジュール(フルネームで言うとゲシュタルトモジュール)」であるとして考える予定です。
元ネタは、私の友達。
まあ、妙に還元主義的なのはウチの悪い所ではあるが。でも「落としどころ」が物事には必ずあると考えるのは必要だと思っており。
2013-04-18 00:19:19@L_O_Nihilum 「そう概念づけられるところの性質」というのは属性とは別のものなのですね。「ツンデレ」「妹」という概念が持たされている属性(性質?)そういうものが、具体的な人物に落とし込まれて、そこにその人物に対する萌えが生まれる、こう考えられないでしょうか。
2013-04-18 00:25:44@gumB46 寧ろ逆だと思っています。その人物に対する萌えのある言葉にできない強度があり、それを表現するためにまず便宜的に属性が布置される。産業的な作品でメディアが流せば流すほどそっちを利用するようになりますが、どこまで形容符号をくっつけても強度それ自体ではないですから。
2013-04-18 00:28:52どのノートに書いたんだっけ、とりあえず「萌えを歓喜する強度の根拠」つまり属性は、7つに分類できるってノートに書いたことがあるんだが
2013-04-18 00:29:33様々な萌え属性として称される強度への称号は主に7種類(うち1種類は2種に分かれうる?)に分けられうる。んでもって、この7種類の属性の混ぜ具合が総合的にキャラAの「属性」として総合されるっていう。
2013-04-18 00:37:15A.種族、B.身分、C.関係、D.職業、E.衣装(外装とか言うべきかも)、F.対格、G.性格 で、副次的に入ってるのが(G.行為、行動(体位))、(H.状況)。もちろん、属性のなかには、A~Gのいずれかを同時に持ってるモノもあるよーっていう。
2013-04-18 00:39:20A.種族
B.身分(立場)
C.関係
D.職業
E.外装(衣装)
F.体格
G.性格(態度)
(A~Gを同時に持つ属性有、というかこれらの分類自体が相互的)
副次:行動,体位,行為など
先ずAの種族 種族が萌え属性になる つまり特定の種族…人種とか言うよりは種族とその雰囲気の独自性が起こす強度。エルフだとか、モンスターだとか、勿論そういう見方でいくと通常の人間…とされる真人間ですら前提として真人間という種族に分類されうる。
2013-04-18 00:40:39