子供のアトピーに向き合う１つの姿

カロ @oukaoya

油って、高カロリーだし動脈硬化とか生活習慣病の敵！ダイエットの敵！みたいな感じだけど、脂肪酸にはものすごく沢山種類があって、身近なオイルの脂肪酸を少し知っただけでも、体への影響が全然違う。食べた時の代謝のされ方、外用として使った場合の効果、脂肪酸によって違うみたい。

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私の若い頃は植物油に多い不飽和脂肪酸が体にいいという健康情報が全盛期で、み○もん○のTVとかでしきりにやってた。でも息子のアトピーで悩んでた頃には、リノール酸がアレルギーを悪化させやすいということが日本でも言われるようになってきていた。

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最初はまついなつきの「笑う出産　アトピー息子」でそれを読んでへー、っと思ったくらいだったけど、息子のアトピーがひどくなるに連れていろいろ読み漁ると、体に入ってからの代謝が、リノール酸などのω９系は炎症促進物質を作る話とか結構あった。でも興味持って調べないとまだ知らない人多いかな。

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リノール酸は体に必要な脂肪酸だし、皮脂の成分でもあって、リノール酸豊富な油脂を石けんにすると泡立ちもよいし、すべすべな洗い心地のいい石けんになるんだけどね。スイートアーモンド油やごま油、米油の石けん大好き♪

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リノール酸主体のオイルは酸化しやすいらしいけど、圧搾で丁寧に作られた質の良いごまや米の油は、原料に含まれる抗酸化物質がすごく多くて、必ずしも油焼けしやすい訳じゃない。古くから大事に使われてきた油には、そういう力を持つものが含まれている。

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アトピーのスキンケアで、一般的には保湿をしっかりと言われ、一部脱ステロイド派の医師は脱保湿も必要、とする。息子のアトピーを観察するに(だからデータは我が子一人だけど)、どちらの主張にも一理あると思う。水分は多いが油分が少ない子どものアトピー肌では、水分蒸散を押さえるためにある程度

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特に乾燥が厳しい時には油分を補ってやるのは悪くないのではないか。ただ、その油分は本当にごくごく薄く少量でいい。自分に必要な皮脂が出せるまでアシストする量。皮脂と同じ脂肪酸主体のオイルで作ったコールドプロセスの石けんを使うと、その最低限のアシストができるんじゃないか、と思っている。

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しかし、一般に保湿クリームや保湿オイルを塗る場合はそんなに薄く少量をうまく肌に乗せるのは難しい。どうしても余分な保湿剤や、基材となるクリームなどの乳化剤(つまり界面活性剤)が傷やかさかさでバリアが薄い、無防備な肌に沢山つくことになる。そういう意味で、脱保湿ということになるのでは。

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健康な肌は常在菌などの働きで汗と皮脂を自力で乳化させて、天然の保湿剤を自前で作るそうな。それが肌のバリア機能。アトピーの人はその機能が働いていない場合が多いと思う。汗をかけない、というアトピーの人は結構聞く。そういう人は温浴とか血行をよくする療法が効果をあげることが多いみたい。

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うちの子は鼻炎は結構ひどいけど、食べ物の明確なアレルギーはほとんどなく、赤ん坊の頃から汗っかきだった。アトピーもかなり軽いレベルだったと思う。それが3才、4才、と成長とともに軽くなるどころか薬をやめると眠れない、つける、薬やめたい、眠れなくてつける、という循環で悪化してしまった。

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昔のビデオカメラが壊れて、撮ったものが見られずに何年もいたんだけど、この前やっとDVDに焼いてもらったので少しずつ家族で見てる。赤ん坊の頃の息子が可愛い♪ でも、その可愛い息子に風呂上がり、リンデロンのジェネリックを塗りたくる私がはっきり映っててスゲーがっくりきたｏｒｚ

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アトピー関係の本って、重症例とかステロイド使い続けてなかなか治らない話とか多くて、怖くて見たくなくて遠ざけてた。ステロイド使ってても、成長とともに良くなれば使わなくて済むようになる、と思ってたし思いたかった。その結果、３年くらい親子で血みどろの睡眠不足生活をやるはめに(__;)。

カロ @oukaoya

知らないって罪だ…というより、知ろうとしないことが罪なんだな。私もつらかったが、息子はもっとつらかっだろう。それを思うと、やっぱり原発事故後の今、国や学者が言っている、「大丈夫」を鵜呑みにすることは怖くてできん。