戸塚ヨットスクールの映画「平成ジレンマ」感想まとめ

岡田ぱみゅぱみゅさん@kettansaiのタイムラインからピックアップしました。
4
ぬま @oreganumada

そのノートに書かれた言葉は、こうだ。 「強い心を作って!集中力を養って! 追いつけないことは何もない!」 @tak_fu_k_u

2013-04-20 00:34:27
ぬま @oreganumada

「追いつけない」という言葉からは、タカテル君を、追いつけていない子だと見ている親の気持ちがうかがえる。では何に追いつけていないのだろうか?なんとも焦燥感に満ちた文である。 この様に容赦なく本作があぶり出しているのは、むしろ子供達を送った親達の姿だ。@tak_fu_k_u

2013-04-20 00:38:16
ぬま @oreganumada

ヨットスクールに預ける親達が一様に口にするのは、子供に対する怯えである。親達は、自分の子供が問題を抱えていることをわかってはいても、その問題と向き合い、付き合っていく勇気や力が持てなかったのだ。だからすがる思いで戸塚ヨットに預けるのだ。@tak_fu_k_u

2013-04-20 00:45:49
ぬま @oreganumada

そんな自分達が恥ずかしいのか、戸塚ヨットに子を預けた親達の中で顔を出して答えている人は、80年代の映像に出てくる、我が子を死に追いやられ、戸塚ヨットを訴えた母だけである。他はみな、顔を隠し、インタビューに応じている。彼らは世間様に顔向けできないのだ。@tak_fu_k_u

2013-04-20 00:48:21
ぬま @oreganumada

そんな親達の怯えを解消し、子供達を立派な社会人にするため、戸塚ヨットは存在しているのである。そうでなければ、彼らはとっくに滅んでいるはずだ。 本作が映し出しているのは、こうした戸塚ヨット側の視点だ。だから的外れでも執拗に攻撃してくるマスコミは愚鈍に映るのだ。@tak_fu_k_u

2013-04-20 00:54:08
ぬま @oreganumada

最後、訓練生同士による暴力の瞬間のみが切り取られて、映画は終わる。それは作品が戸塚にたいして精一杯試みた反抗の証であろう。しかし、それは親が望む限り消えやしない。家庭から離れた子供を育てる施設がろくにないこの国ならなおさらだ。それが本作の言うジレンマなのだ。@tak_fu_k_u

2013-04-20 00:58:58
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

猛烈にRTしてみました。これはアレですね、昨日の戸塚ヨット映画&トークイベントの感想であります。

2013-04-21 00:46:18
ystk @lawkus

映画鑑賞会、感想。まず、映画の感想としては、面白かったが所々にテレビ的な薄っぺらさを感じた。(続く

2013-04-20 01:59:26
ystk @lawkus

承前)例えば、ニートが増えていて、それが「家族間殺人の温床となっている」的なナレーションが入る場面。 いや、特定の一まとまりの集団とか場とかを想定できる場合にしか、「温床」って使えないだろと。お前紋切り型表現としてとりあえず温床って言ってるだけだろと。(続く

2013-04-20 02:00:44
ystk @lawkus

承前)そういう一見中立的な言葉選びから俺は、制作サイドによる取材対象たる戸塚宏及び彼のヨットスクールへの「配慮」を嗅ぎ取ったし、一度それを嗅ぎ取ってしまうと、今は体罰はないと戸塚が言い、画面に体罰場面が映し出されなくても、真偽のほどはわからないという態度で見ざるを得ない。(続く

2013-04-20 02:06:46
ystk @lawkus

承前)俺としては、そうした、制作サイドの中立性客観性への疑問を留保しておきたい。その上で言うと、戸塚ヨットスクール的なものに今でも寝強く需要があることはよくわかった。要するに、大義名分をもってなしうる子捨ての需要が。(続く

2013-04-20 02:10:50
ystk @lawkus

承前)一緒に観に行ったぬまくんは「戸塚ヨットスクールに預ける親も子のことを思っているのだ」的なtwをしているが、それはそうだろう。但しそれは、主観的には子のためという態度を維持しつつ子捨てをできる機関として戸塚ヨットスクールが需要されている、ということでしかないと俺は思う。(続く

2013-04-20 02:16:07
ystk @lawkus

承前)そうした意味で、俺が印象的だったのは、戸塚が「誰もこんな仕事やりたくないよ。大元を追及して下さいよ」というような気色ばんだ逆ギレをするシーンだ。彼にはおそらく、戸塚ヨットスクールが子捨てのゴミ箱であるという認識があるのだと感じて、やりきれなくなった。(続く

2013-04-20 02:20:59
ystk @lawkus

承前)ここからは映画のというよりはトークイベントの感想。まず、戸塚宏は、芸人としては面白い。サービス精神、茶目っ気たっぷりである。(続く

2013-04-20 02:24:46
ystk @lawkus

(昨晩の続き)戸塚の話術は、基本的に怪しい健康食品を売りつける人とか、怪しい新興宗教の勧誘をする人に近いという印象であった。現代教育の問題点を縷縷指摘し、そこまでは一部正しいが、「だから」体罰は正しいとか、戸塚ヨットスクールのやり方が正しいとする根拠が実はない。不安商法。(続く

2013-04-20 10:25:58
ystk @lawkus

承前)例えば、「初等教育では個性を伸ばすなどと言わず型にはめるべきだ。皆が同じことをできるようにするのが初等教育だ」などと言っており、まあこれは基本的に正しいと思うよ俺も。(続く

2013-04-20 10:30:24
ystk @lawkus

承前)でも、あんたが商売できてるのは、現代日本教育が型にはめてないからじゃないよね、むしろちゃんと型にはめてて、そこから不可避的に一定の落ちこぼれが発生するから、それ拾って商売してんでしょ、って話なんだよな。このように彼の吐く俗流教育論と、その実践は随所でつながってない。(続く

2013-04-20 10:33:43
ystk @lawkus

承前)あと、近代合理主義批判や人権思想批判的な話も色々していたが、何だか聞きかじった話のうち自分に都合のいい内容のものを整理もせずに並べているだけという印象で、床屋政談の域を出ず、これらには興味がわかなかった。(続く

2013-04-20 10:39:21
ystk @lawkus

承前)あと、マスコミのことはやはり非常に敵視しているようである。1時間程度の中で、「馬鹿マスコミ」という言葉が10回以上出たのではあるまいか。もう面倒くさくなってきたからこの辺にする。終わり。

2013-04-20 10:44:29
🦐岡田ぱみゅ富美男🦐 @kettansai

というね。結論としては「まとまった感想などを書く用途に、twitterは向いていない」という点かな。

2013-04-21 00:49:18