千葉大学教育学部「キャリア教育」。本日は、リクルートワークス研究所の中村天江(あきえ)さんに「現代日本の『働くこと』」をテーマにお話をいただきます。 #cechiba
2013-04-23 13:07:57中村さんより、非正規にはいろいろな働き方があるのに正社員は画一的でよいのかという議論が起きている、というお話。勤務地限定や業務限定の正社員というようなさまざまな働き方が可能になるように、ということですね。 #cechiba
2013-04-23 13:21:47#cechiba グラフをみる限りでは、非正規化が進むと言うより、雇用者数の絶対数が増加しているのでは。正規職員の絶対数はそれほど上下してないから割合が下がってるだけで。 雇用そのものを増やすか雇用者の絶対数を減らさない限りは、企業の負担が増すばかり。
2013-04-23 13:23:02大卒の人の進路決定についての国際比較で、大学等の教師や授業が進路決定に与える影響が、日本では突出して低いとのこと。進路に学校が与える可能性は、もっともっとある、ということになります。(^^;) #cechiba
2013-04-23 13:25:25諸外国では転職によって賃金が下がることは稀で、基本的に賃金が上がりますが、日本では増える人と減る人がほぼ同じで、減る人の比率が突出して低い。 #cechiba
2013-04-23 13:28:00仕事をしている上で大事にしているものの1位は、日本以外の国ではすべて「高い賃金・充実した福利厚生」。日本で1位は「良好な職場の人間関係」、2位は「自分の希望する仕事内容」。 #cechiba
2013-04-23 13:34:53日本では賃金は後回しになりがちだが、職場環境の流動性が高まっている中では、流動性に備えることも大切、ということです。 #cechiba
2013-04-23 13:37:50結局、日本では親や教師・学校の進路決定への影響が小さく、就職活動をする中で進路が決められているということですね。そして、これは諸外国にはない日本独自の状況というわけです。 #cechiba
2013-04-23 13:41:49非正社員は職に就くことは正社員より就きやすいが、非正規の場合には労働組合等もあまり機能しないので、会社との交渉は個人でやらなければならない。 #cechiba
2013-04-23 13:48:33諸外国では、在学中に就職が決まる人は半数前後が一般的。日本では8割以上が決まっている。就職難と言われるが、日本では突出して卒業までに就職が決まっている人が多い。 #cechiba
2013-04-23 13:49:59日本では、1990年から2000年頃にかけて、大学進学率が著しく上昇。以前の状況であれば高卒で就職したような人が、大卒で就職を目指す。就職難の背景には企業側の厳しさはもちろんあるが、大卒の人の間での競争が激しくなっている。 #cechiba
2013-04-23 13:52:22本命企業に就職できる人は、「勉学志向」と「対人志向」の両方が高い人、ということがわかっている。以前は、就職における勉学の意義があまり意識されていなかった。学校で勉強をがんばることに価値があることが見えてきた。 #cechiba
2013-04-23 13:55:19勉学志向も対人志向も低い人は、なかなか就職を決められない。早めに何かをがんばれるようにすることが大切と考えられる。 #cechiba
2013-04-23 13:55:57高卒の就職の状況は、近年大きく変わってきている。「成績・生活態度の考慮」も「校内選考」もない「自由形」と呼ばれる就職指導の比率が高くなっている。サービス業への就職が増え、バイトの延長での就職が増えていることとも関連。 #cechiba
2013-04-23 13:58:09社会人としての最初の3年の重要性。心構えを変える時期、「報告・連絡・相談」などの社会人の基礎スキルを教育してもらえる時期、仕事を一通りできるようになる時期。早期離職が多いことは、この観点から問題。 #cechiba
2013-04-23 14:02:24