130427 archiforum in OSAKA 第6回「ちいさくておおきな家」中山英之氏×島田陽氏( #AF0427 )

2013.4.27 archiforum in OSAKA 2012-2013 「新しい建築のことば」 第6回 テーマ「ちいさくておおきな家」 ゲスト:中山英之氏 コーディネーター:島田陽氏 http://www.archiforum.jp http://designde.jp/2012/08/archiforum/ 続きを読む
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はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

島田:隙間からエントランスへのアプローチを取り、玄関は斜めに建具を配置。 #AF0427

2013-04-27 17:38:23
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

島田:造作家具について。この空間を大事にしろ、異質なものを持ち込むな、というような意識があるように思う。ここではトイレや階段などをキャビネットなどの置き家具のようにデザインすることで、建築と家具を混ぜ、住人が持ち込んだものとの調和、自由な空気感が作り出せないか。 #AF0427

2013-04-27 17:41:04
きびゆりえ|PYNTとパーパスモデル @kibiyurie

島田さんの創る建築は一旦『およ?』っと思うことが多い。 今までの当たり前と違うものに出会うから。六甲の住居のフィルムにせよ、事務所の階段にせよ、『それってどうなの』が『なんかいい…』と思わされるからすき。 #AF0427

2013-04-27 17:43:00
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

島田:身体の喪失を伴ったスケールが住宅に現れることは好ましいと思っている。階段に頭をぶつけないように、すり抜けるように暮らす。 #AF0427

2013-04-27 17:44:57
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

島田:狭い住宅を味わい尽くす。 #AF0427

2013-04-27 17:47:56
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

島田:山崎町の住居。田園地帯が住宅地に置き換わる途中のような敷地。明るい住宅をとの要望。750mm埋まった1階によって、敷地全体を庭のように使えないか。 #AF0427

2013-04-27 17:48:02
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

島田:伊丹の住居と同様、手すりと洗面台が一体化したようなものを考えたり、住人の持ち物を許容できる自由な雰囲気を作り出せないかと思った。持ち込まれた当初はぎょっとすることが多いが、時間が経つにつれて馴染んでくる。これ置いて欲しくないな、と思うことがないようにしたい。 #AF0427

2013-04-27 17:51:01
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

つづいて中山英之氏のプレゼンです。 #AF0427

2013-04-27 17:51:43
きびゆりえ|PYNTとパーパスモデル @kibiyurie

analogy 類推 http://t.co/6FePXxQTPO 空間を体験する側の感覚の多様性を引き出す認識のゆらぎのある建築。 #AF0427

2013-04-27 17:51:54
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:今日はいっぱい来てくれていますね。どっち目的ですかね?笑 #AF0427

2013-04-27 17:53:17
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:今日は作品の紹介は少なめで、最近考えているもんもんを聞いてもらいたいと思います。 #AF0427

2013-04-27 17:53:45
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:ある別荘のプロジェクトについて。どの窓からも同じような雑木林が見えるような別荘地。360度均等に窓が空いている。都会だと違う面に空いている窓からは脈略のない風景が見えるが、ここでは同じように見える。 #AF0427

2013-04-27 18:01:22
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:小さな窓でも頭の中で景色を繋げることができる。そこに圧倒的な開放感を感じることができる。ドアもいろんな向きに開いていて、使ううちに土足で入ってしまって汚れてくる場所が生まれてくる。使うことによって部屋に焼き付いていく。 #AF0427

2013-04-27 18:01:33
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:そうこうしているうちに3.11があった。その時読んでいた「ちいさいおうち」。定点観測の手法を使った絵本で、窓が目になって顔になっているのだが、都会に行くについれて泣き顔になってくる。 http://t.co/n31OcLoZf2 #AF0427

2013-04-27 18:04:15
おじぽっくる @yarchu3

"ちいさいおうち" 読んで見たい #AF0427

2013-04-27 18:04:26
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:最近読んで、前に読んだときと感覚が変わってきている。この絵本を読むことを音楽を聴くように感じている。同じテーマを繰り返す変奏曲のお決まりのパターンとしてダ・カーポという記号が入る。はじめ(フィーネ)に戻って最初の懐かしい曲に戻る。 #AF0427

2013-04-27 18:07:13
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:単語の恐怖という局の譜面です。ダルセーニョという記号があって、もう一つのダルセーニョに戻る。フィーネがないので無限につづく。だんだん色彩を失っていって、巨大な構造の中に一部でしかないという感覚を覚える。 #AF0427

2013-04-27 18:08:34
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:「ちいさなおうち」の話も無限ループの恐ろしい話に思えてきた。これは70年前に描かれた。今我々は演奏2回目の中にいる。もう一度田園に出会えることができるのか。 #AF0427

2013-04-27 18:09:09
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:バックミンスター・フラーのデオデシック・ドームの中に絵本の家が入っているように思えてきた。その住民にとって建築とはどこにあるんだろう? #AF0427

2013-04-27 18:12:25
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:地球全体が建築ですよと伝えたかったフラー。窓を開けるとドームの中。ドーム内の換気、ドームの外へと意識が広がっていく。そこまで想像を広げることができる。 #AF0427

2013-04-27 18:13:25
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:フラーの考え方では、地面に1つの◯を描くことは地球をコンパートメントしているだけ。建築は小さ過ぎてあっちとこっちと分けて考えてしまう。その2つが遠のいてしまうことを避けるために、地球をひとつの構造体と捉えたのではと思う。 #AF0427

2013-04-27 18:15:51
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:デオデシック・ドームは直径3km。明石大橋の主塔間の距離は約3kmで、その主塔の高さは少し違う。3kmというのは地球が丸いことを認識できるぎりぎり。 #AF0427

2013-04-27 18:18:16
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

中山:フラーは二重の円によって彼岸から此岸へと引き寄せた。僕もこの別荘で2つの円を使ってみた。ふたつのリングを使って庭と住居とを作った。 #AF0427

2013-04-27 18:26:28
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

ジオデシック・ドームですね。なんだデオデシックってw #AF0427

2013-04-27 18:26:52