深夜ゲーム後編

む う @non_nthng

２１『…ん』ぼーっとする意識のなか、ベットの上にいることを認識するのに少し時間がかかった。なぜか身体の奥が熱い「あー起きた？」暗がりのなかで声がする…『じょ…ん、、すっ…』「どうしたの？」指先が顎にすえられる。怖いのに嫌なのになぜか拒むことができない自分がいた… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２２『ぃ…ゃぁ、、』「嫌なわりに何その声」妖しく浮かぶ笑窪…頭の奥がじんじんと熱が行き交う。息づかいも荒くなってきた『はぁっ…はぁ、、』「大丈夫？水でも飲む？」持っていた水を口に含み私に口づけた『…んっ』冷たい水が喉を通っていく。それを惜しむように彼が指でなぞった… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２３さらなる異変が私を襲っていく『んっ…！なに、これぇ、、』「もう効いてきたんだ。良くなる薬」ニヤッといやらしく笑うジョンスを涙目で見つめる『もぅ…、ゃめっ…ひゃっ』耳許に顔が近づき「よく…鳴くね。これからが楽しみだよ」耳に当たる吐息が…声が…私をおかしくしていく #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２４『ん…はあはぁ、、っ…ぁっ』どれくらい時間がたったのかさえ考えられない。何もしてこないでずっと放置されてる。その間も増していく身体の火照り…『ぃゃぁ、…あつい…はぁっ…』「わかってんの？これ罰ゲームだよ。お前が気持ちよくなってどうすんの」もうむり…触れて欲しい #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２５我慢しきれずに手がのびていく「だめだって言ってんの」ため息をつきながら私の両手首を頭の上で紐で縛る『おねがいっ…もう、、』「何が？」貼り付けたような笑顔で「ヒチョルのキスはどうだった？簡単にするんだ？」その笑顔さえ黒く染まっていて…私を捉えて逃がさない… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２６まだわずかに残る理性をはたらかせ、ジョンスを睨む『そっちが…仕向けたことでしょ』彼の表情が涙で歪む「そんなこと聞いてねーだろ。…まだそんな強気でいられるんだね」彼の手が鎖骨と胸元をなぞっていく『っはぁ！だめ…ゃあっ、、』触れられたところが火傷のようにひどく熱い… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２７『ごめ…んなぁっ、、さぃ』ワンピースしか着せられていない。少し動くだけで胸の突起が布で擦れ、刺激が私を襲う「なんで俺から逃れようとするんだ…」小さく溢れた声は独り言のように私の耳には届かない『ひゃっ、あぁ！』「どうして欲しいの？」誘うように私の鎖骨に舌を這わせる #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２８下から手が入ってくる。指が冷たい…冷えた手で腰をいやらしく撫でる『はぁ、、て…つめたぁ、。もぅ…ゆるして』「…許さないよ」低く呟かれたのを感じながら唇を塞がれる。乱暴に入ってきた舌に自分のを絡めとられる『ん…ぁっ、、』くちゅくちゅと響く水音がなぜか心地いい… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

２９歯列をなぞられると背中がゾクゾクとした。絶え間なく与えられる感覚に耐えず漏れ出す声「気持ちいいならそう言えよ」腹部を指が這っていく。敏感なところには触れてくれない。息が上がるなか、どうにもならないこの感覚に涙が流れた『きもちっ…いいれす、、』身体が彼に従う… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３０『ほしい…おねがい…もぅ、、ほしぃっ、…』彼が私の上に跨る。顎を掴み視線を合わせられる「欲しいじゃなくて…下さいだろ」『くだ、、さぃ』一気に服を脱ぎ鍛えられた体が露わになる「何がほしいの？」意地悪に聞く。私は…虚ろな意識のなか必死に焦点を合わす。私は…あなたの… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３１あなたの…ジョンスの真っ直ぐな愛が欲しいの…『あいが…じょんすの…あいをください』「えっ…」思いも寄らない言葉にジョンスの動きが止まった『ちゃんと…あたしを…みてっ…、、はあ…はぁっ。』いつから愛が恐怖に変わったんだろう。いつからこんなに歪んでしまったんだろう… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３２「なんだよ…俺から逃げるくせに…なんでそんなこと言うんだよ！」『あたしを…みてっ？ちゃんとみて…よ』力を振り絞り声を…言葉を彼に伝える。荒い息づかいのなか視線が交差した。「…っ、、」声を抑えるように手の甲で口を押さえた。「俺はいつから…お前が見えなくなったんだ」 #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３３ジョンスの涙声がする…スルッと縛られていた紐が解かれた。紅くなった手首、擦れたところに血が滲んでいた『…じょんすっ！』自分から彼の首に手を回す「ごめん。ほんとに…ごめん」背中に手が回り、苦しいくらいに抱き締められた。…ただ単純に好きだという気持ち…やっと見つけた #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３４「ちゃんとお前のこと見るから。離れていくな」『やくそく…ねっ、、んっ、…もうこの変なのやだぁ』「ちゃんと抜けるまでヤらなきゃな」耳朶を噛まれ身体の芯が一層熱を持つ。肩ひもに手をかけゆっくりと脱がしていく『ひゃっ、、ぁん…』胸の突起に舌が触れ全身に強い刺激が走った #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３５『ぁあん、、らめ…ぇっ、きちゃう』「ずっと我慢してたんだろ？イケよ。まだまだこれから…」絶え間ない胸の愛撫に呆気なくイッてしまった。身体の火照りはなくなることもなく次の欲求を誘う。『あつぃっ…ん、、』腰が欲しがるように、勝手に動いてしまう「お前じゃないみたい」 #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３６薬のせいなのか、思いが伝わったからなのか、いつも以上に感じる。「もうシーツびっしょりだね」秘部に手をのばし、くちゅっと指を入れる「手休めてないで、俺もきもち良くしてよ」体を起こされ手を自身に持っていく。カチャカチャとベルトを外し露わになったソレを直に触る #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３７溢れ出た自分の愛液を掬い取りまた扱き始める。ヌルヌルとした手触り「お前…それやばい…はっ、、」『また、、じょんすのゆびでっ…あん、、いっちゃう』ビクッと背中が反り、彼に体を預ける。彼の漏れ出る声が耳に響いた「くち、あけろっ…」頭を持たれ口の中に入れられ彼が果てる #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３８「のんでよ」見下ろす彼の額から汗が頬を伝うのを虚ろな瞳で見つめる。ゴクっと喉を通っていくのをまた、名残惜しむように親指でなぞる『はぁ、はあ…んっ』肩を押されベットに沈む「まだ…あげないよ」股を開かされ顔をうずめる。内腿を執拗に舐め時折、痕をつけられた… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

３９『ぁん、、もう…らめらから』「ここすごいことになってるよ」ざらついた舌が秘部に入ってきた。イッたばっかで敏感なのに…『ひゃっ！らめ…ぇっ、ああん…』ジョンスの髪を柔く掴む。 ぴちゃぴちゃとわざと音を立てる「感じすぎだろ」やまない刺激に腰が勝手に浮いていた #深夜ゲーム

む う @non_nthng

４０「逃がさない」腰を掴まれ奥まで舌が入れられた。大きくなる喘ぎ声と昂揚していく感情…数回の出し入れの後、彼の頭を押し付け絶頂を迎えた「まだ足りないでしょ？だって…楽しいのはこれからだろ」『じょん…すっ、』深い口づけをされ、自分の愛液と唾液が混ざり合い口端から垂れる #深夜ゲーム

む う @non_nthng

４１顔が離れると「ごめん…優しくできなくて」小さく呟く彼『だいじょうぶ…だからっ、』そう言ったのと同時に彼自身が入ってきた。「お前っ、、イきながら咥えこむなよ」あまりの快感に声が出なくなる。自分でも分かるくらいぎゅうぎゅうとソレを締め付けていた「しめすぎっ…」 #深夜ゲーム

む う @non_nthng

４２微かに歪んだ表情をしたあと膣で彼が果てるのを感じた「なに…へばってんの？」妖笑を浮かべ体位を変えられた「ねぇ…ほら、自分で動けよ。気持ちよくなりたいんだろ」下から声がする。膣でまた質量を増していった『…んぁっ、、』少し動くだけで脳がちりちりと焼けていく感覚… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

４３「そんなんじゃ俺…満足できないよ？」その言葉のあとに激しく下から突かれる『いきっ、、できな…ぁっ』「息すんなよ…苦しくなって俺だけ感じてればいーんだよ」もう何も考えられず、淫らに腰を振っている自分がいた「好きだよ…苦しめて絶望を味合わせたくなるくらい…好きだ…」#深夜ゲーム

む う @non_nthng

４４ぐちゃぐちゃになるくらい抱き合った。何回イッても身体の熱が治まらない。ジョンスの胸に抱かれながら、先に意識を手放した「やりすぎたな…」どんなに満たされたとしても、自分のなかの小さなあの欲求は消えることはない。何ひとつ身につけていない彼女を見つめる、そして… #深夜ゲーム

む う @non_nthng

４５ごめんと小さく囁き、腰を撫でる。顔を近づけ強弱をつけ食む。ちゅっと何回も場所を変え痕をつけた「ねぇ、お前は知ってる？キスの場所の意味を…」細く笑み、優しく抱きしめ眠りに落ちたー俺が残したキス…それは“束縛と支配”お前を繋ぎとめる唯一の消えることのない欲求…-終- #深夜ゲーム