体験型謎解きイベント史〜本格ARGの制作事情〜本格ARGの定着に向けて〜
そろそろ体験型謎解き史をまとめないと、形が残らないだけに後から分からなくなりそうですよね。制作者インタビューは史料として残すことを意識して行ったところもあるのですが、あまり多くの団体に対して行えませんでしたから……。
2013-05-04 14:50:23ツクール系の系譜を見るにせよ、ノベル系の広がりを考えるにせよ、grassrootでの制作を厚くするにはなにが必要なのかと考えさせられる今日この頃。まずは、そのジャンルを引っ張る代表作なんでしょうけれども。その次に制作者コミュニティー、続いて発表の場でしょうか。
2013-05-04 14:59:03記録が残らないのは、日本の体験型謎解きの縮図(残さない&伝えない)でもあると思うのですよ。もっともデジタルゲームでさえ、記録が満足に残されているわけではありませんけれど。
2013-05-04 15:23:04制作者コミュニティという視点は、すでにあるとも言えますし、トラディショナルなARGに限定していえば全くないとも感じていますし、どこを切り取るかかなぁと自分考察。
2013-05-04 15:28:05@flatline1218 トラディショナルなARGを grassroot で制作するとなると、チームだいたいとるくるくらいしか、そもそも存在してないような気もするのです。商業でとなるとまた違いますが。
2013-05-04 15:34:54正直、企業ベースであっても個人ベースであっても、たまにしかかえり見られない記録を残すためにコストをかけ続けるというのは、額の差はあれど負担になるわけで、その負担を良しとするのは顧客(この場合は参加者)の愛着(思い出す回数とか)があればこそ…だとは思います。
2013-05-04 15:36:10なんにせよ、参加者の関心が低くなったコンテンツは、その時点で現役だろうが過去作だろうが、ゆるやかに死んでいるわけです。あとは関心のある人がどれだけ居続けるかの話であり、そこから次の大きな波は起きにくいと思います。
2013-05-04 15:40:09唯一あるとすれば、関心の高い人が声を出し続けてくれることで、制作者がまたやろうかなーと思うきっかけにはなるかと思います。僕の場合で言えば、某ロボットゲームのことを忘れていない人がいることが、隙をみてなんとかならねぇかなぁと思う気持ちに結びついているように。
2013-05-04 15:42:17@epi_x 限りなく趣味か自己表現の域でないと存続しにくいのは確かですね。その辺りは以前におっしゃっていたとおりだと思います。もっと出てくるには作り方の確立(前例でも良いですし、暗黙のフォーマットでも良いです)は必要という点もおっしゃっている通りです。
2013-05-04 15:46:19@flatline1218 受け手という意味では、これまでの関心を持っている人たちに拘らずに、1からのスタートの気持ちでもいいんじゃないでしょうかねー。作り手という意味では、ジャンルの力ではなく、企画単体がどれだけ魅力的かが大事なのかなぁ、と。
2013-05-04 15:47:15@epi_x 成熟は時間ではなく、結局はその役割を誰が熱量を割いてやるかだとは思います。今は、少しだけ制作者頼みな感じはありますね。熱心なフォロワーが不在とも言えます。その点では、るくるについては彼が熱心なフォロワーだと思っているのてますがねーっと(苦笑)
2013-05-04 15:49:00@flatline1218 作り方もそうですし、ここが面白いという共通認識の確立がやっぱり大事ですよね。ARGは代表作が生まれて面白さの認識が確立すれば、ある程度の作り手を魅了できるポテンシャルは持っているはずなのですが……。
2013-05-04 15:50:49@epi_x そこは課題のひとつですよね。誰に向けて作るかは、改めて考える時期かとは思います。
2013-05-04 15:51:48@flatline1218 まぁ、それもこれも規模が小さすぎる所があるかとは思います。ファンが百人単位になれば、インフルエンサーも生まれ出でうるのでしょうが。
2013-05-04 15:53:37@epi_x 難しいのは、仮に面白さの中心が物語にあった場合は真似がしにくく、かつ伝えにくい点ですね。表現手法としての面白さであれば、町長のような実在の偉い人がゲーム導入の役割を果たす手法はそこそこ普及したかと(笑)
2013-05-04 15:55:12@epi_x 制作者にせよ、参加者にせよ、作りたいけれど作らない理由や、参加したいけれど参加しない理由はあると思います。その辺りの考察も研究としては必要なのかもしれませんね。
2013-05-04 16:04:18あと面白いなぁと感じるのは、3D小説を楽しんでいる層は(一部、重複があるものの)従来のARG層と目されていた層とは、まったく異なる新しい層なんじゃないかという点。チャネルの違いなのか、新しいつながりの誕生時期なのか…など、ぼんやり考える。
2013-05-04 11:33:24元気ARG「僕らの選択」(株式会社元気/2011)
http://www.youtube.com/watch?v=ECS1L31uOw4
※実在の群馬県みなかみ町長が出演
伊豆シャボテン特捜隊 アニマルミッション(株式会社サボテンパークアンドリゾート/2012)
http://www.youtube.com/watch?v=LTeboJmYodU
※実在のシャボテン公園園長が出演
若桜町ミステリーウォーキング~消えた金田一少年を追え!!~(因州若桜鬼っこまつり実行委員会/2012)
http://animeanime.jp/article/2012/10/24/11856.html
※実在の鳥取県知事が出演(動画公開終了)
@flatline1218 やっぱり、引っ張るコンテンツが無いので、面白いことへの自信がどこかで持てないんじゃないですかね〜。それが熱量が続かないことに繋がるのかと思っています。
2013-05-04 16:14:15@epi_x 個人的には作る側も参加する側も伝える側も「時間が割けない」のだと思います。
2013-05-04 16:16:14@flatline1218 同人活動をしている人って、無理矢理時間を作って活動しているのだと思うのです。そういう熱量を生み出せていない理由はなんだろうということをよく考えます。
2013-05-04 16:20:10@epi_x 作る側の論理で言えば、連続するARGの1話を作るのに(色々な合間を塗って)30時間かかったとして、遊ぶ側はそれを10時間ぐらいで消費する。そして当然だけれど、次はいつと思うわけですが、制作が追いつかない。もちろん次が遅ければ忘れ去られる。
2013-05-04 16:23:08@epi_x 同人誌の方が売る時期がきまっているだけ楽かもですね。先の話とも一部重なりますが、続きを出す日がきまっていますから。
2013-05-04 16:25:35