旭丘大戦最終巻第五章〜オペレーションメトロナゴヤ〜

包囲された防衛軍陸軍を助けるため・・・熱血少将率いる海軍が救出へ向かう!そして中部軍に不穏な動き・・・?
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情熱の赤色 @passion_red_sky

「実は西軍は攻撃しないって連絡がノーウェイ先輩から、連絡があった。詳しいことはわからないけど・・・とりあえず対する戦力が予想より半減したということからこの作戦にした。」「へー・・・」「よし、各員準備を!作戦行動開始!」そう彼が言い切った瞬間、全員が一階へ攻め込んだ。

2013-05-04 22:28:45
情熱の赤色 @passion_red_sky

「第二攻撃部隊!そのまま降りるぞ!」先にいのっし率いる部隊が降りる。「陽炎部隊、行動開始!」そーし率いる陽炎部隊も地下へ降りた。「演舞開始。」その瞬間、その空間にいる人間に音楽が聞こえ始めた。同時に、そーし大尉の背中に赤色の炎が灯った。

2013-05-04 22:29:48
情熱の赤色 @passion_red_sky

「はあっ!」彼は自分が持っていた鉄棒で道を作って行く。その後ろには火でできた猫が西軍を襲っていた。「にゃー!!」「いけいけーっ!燃やしてしまえー!」菓音大尉が遊び気分で猫を暴走させていた。同じ地下からはいのっし少将が持ち前の変態力で敵をなぎ倒していた。

2013-05-04 22:30:15
情熱の赤色 @passion_red_sky

「ずいぶんお早いことで。」「先輩なめんなよー!」そーし大尉がにやっと笑った。が、その瞬間後ろから彼と同じ様な鉄棒で襲われた。「!なんだ!」間一髪で避けたもののさらに追撃される。それをそーし大尉は避けつつ、持っていた鉄棒を蹴り上げて相手の顔に当てた。

2013-05-04 22:30:48
情熱の赤色 @passion_red_sky

「・・コピー能力ですか。」彼が背負っていた火がさらに大きくなる。「負けない!」彼は一気に間合いに入った。相手もすかさず応戦する。が、その隙を狙ってそーしが着実に火を当てて行く。

2013-05-04 22:32:25
情熱の赤色 @passion_red_sky

そして、相手がひるんだところを、背中から回した鉄棒を当て、倒した。「フィニッシュ!」「ナイス!よし、本隊に合流しよう。」

2013-05-04 22:32:33
情熱の赤色 @passion_red_sky

「時間通り、いいね。」「そりゃ今回の作戦は時間が鍵だったからな。あ、アフロとちなつちゃんは今ツインタワービルで砲台の整備を手伝ってもらってる。」ここで分裂していた防衛軍が合流したのだ。「さて、やっと合流したわけだけど、まだ終わったわけじゃないからね。」岡田少将が突っ込む。

2013-05-04 22:34:02
情熱の赤色 @passion_red_sky

「わかってるって。ちゃんとそこまで考えてこの作戦、オペレーションメトロナゴヤは練ってある。」「また凝った名前を・・・」「良いんだよ名前なんてwさて、その作戦なんだが・・・」 熱血中将は彼らに作戦後半戦の概要を伝えた。

2013-05-04 22:35:08
情熱の赤色 @passion_red_sky

「・・・なるほど。なかなかノーウェイにしてはおもしろいものを考えたね。」「ん、岡ちゃんは何も違和感ないの?」「何に関して違和感を感じるの?」「・・・この、建物を・・・」「だってこの世界は現実じゃないんでしょ?」その言葉を聞いた瞬間、海軍所属の兵士は驚いた。

2013-05-04 22:35:29
情熱の赤色 @passion_red_sky

気づいてたの!?」「相手に致命傷を与えたら消えるところから判断した。あくまで仮説だったんだけど合ってるんだね。」「俺らも先輩から聞いてわかったんだ。やっと感じるようになってきた・・・あれ?ニワレン先輩は?」「・・・あれ、気がつかなかった。そういえばニロ先輩も見てない。」

2013-05-04 22:36:33
情熱の赤色 @passion_red_sky

「あのぉ・・・」そう言いながら間に入ってきたのは、観測部隊隊長のれいこ中尉だった。「こんな手紙がありました。おそらく先輩方宛だと思われます。」「見せてくれ。」その手紙には・・・「岡ちゃんへ、中部軍に異動します。どうやら中部軍はこちらの味方のようです。旭丘高校で会いましょう。」

2013-05-04 22:37:09
情熱の赤色 @passion_red_sky

と書かれていた。「なるほど、もうそんな時期ですか。」「そういえば、中部軍が攻撃しないってノーウェイは知ってたらしいけどなんで?」いのっし少将が熱血少将に聞く。

2013-05-04 22:37:25
情熱の赤色 @passion_red_sky

「ああ・・・実は、おじさんから連絡があったんだ。もう中部軍は西軍に加担しないとね。」「なるほど・・・これで謎が解けた。」「もう中部軍の方に作戦は伝えてある。あとは実行するだけだ。」

2013-05-04 22:37:34
情熱の赤色 @passion_red_sky

「・・・時間だ、全軍駅構内に展開。一気に殲滅せよ。」『はっ』その言葉と同時に西軍本隊が名古屋駅内に展開を始める。ある物は直進し、ある物は地下へ潜り、ある物は最上階目指して登った。が、誰もいない。「どういう事だぁ!完全に包囲してたはずだろう!」

2013-05-04 22:38:46
情熱の赤色 @passion_red_sky

「報告!あおなみ線補給ライン検問所との連絡が取れません!確認したところ、現役軍に補給ラインを奪取された模様!」「なにぃ!さっさと断ち切れ!中部軍に向かわせろ!」「それが・・・その中部軍が反旗を翻したようで・・・」「はあ!!」

2013-05-04 22:39:11
情熱の赤色 @passion_red_sky

「こちらの問いかけに全く応じないんです!それどころか、現役軍の作戦に加担しているとの噂も・・・」「さっさと引き戻せ!あいつらにそんな自由はないと伝えろ!」ムードがぴりぴりしだした西軍の前に、一人の少女が現れた。

2013-05-04 22:39:38
情熱の赤色 @passion_red_sky

「ほらほらこっちこっちーーー」その少女はマドレーヌ中尉だった。「おいあそこに誰かいるぞ!」「攻撃せい!撃て!」西軍が一斉に槍やら銃やらで彼女を狙い撃つ・・がマドレーヌ中尉が華麗に避けてみせた。「避けるのは得意なんだよねーーー」と、言って彼女は闇の中に逃げ込んだ。

2013-05-04 22:39:54
情熱の赤色 @passion_red_sky

「どこ行った!」そうあたふたしている西軍・・・の頭上から天井が崩れてきた。「っっ!!!!!」 彼らは気づく事はなかったが、実は名古屋駅全体が崩れていた。

2013-05-04 22:40:26
情熱の赤色 @passion_red_sky

「第三砲撃て!撃ち続けろ!」現役軍海軍による海上砲撃により、名古屋駅に砲弾が撃ち込まれていたのだ。「・・・現実世界じゃないからこそできる作戦か。」「ああ。なかなか悪くないだろ?」結果、名古屋駅籠城戦は現役、中部軍の勝利に終わった。

2013-05-04 22:40:48
情熱の赤色 @passion_red_sky

「・・・ついに名古屋駅が陥落したか。」そう話すのは西軍総大将かーくん「はい。」「ならここも戦いの舞台になるのも近いな。」「かーくん様ならきっと敵を殲滅することができます。」「うむ、君の働きにも期待しているよ・・・」闇の中に浮かび上がるのはあのパソコンを持った少年。

2013-05-04 22:41:23
情熱の赤色 @passion_red_sky

きゃんど。僕を絶望させるんじゃないよ。」「仰せの通りに。」

2013-05-04 22:41:41
情熱の赤色 @passion_red_sky

最後の戦いへのカウントダウンが始まった・・・

2013-05-04 22:41:52