【エアミス研名物】春の愛川晶マラソン1【お玉さんの読書マラソン】

お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『海の仮面』 …………。 アレだね。いろいろ空回りしている感がアリアリなんだよね。 完全に栗村夏樹自身の事件なのに、それに集中しきれてないのよ。詰め込みすぎ……だよね。 ムー帝国やアイドル、海上での存在しない爆弾の爆発といった不可能犯罪、ぜーんぶいらないよなぁ〜

お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『海の仮面』 お父さんの死の謎と時速90キロで海に突撃する自動車の謎。その二つだけでも愛川晶の力量なら600枚くらいの長編が書けると思うのよね。 もう栗村夏樹の内面を書き尽くすだけ書き尽くし、徹底的に痛めつけた上でのこの作品のラストだったら、素直に共感できそうなんだけどなぁ

お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『海の仮面』 もうゴチャゴチャしすぎ、たくさんの要素がありすぎて、この自身の事件に対面する栗村夏樹、ところどころで局外者になっちゃっているんだよ＼(´Д` ) 新興宗教にとりこまれつつある栗村夏樹と牧田刑事の会話の部分とかむちゃくちゃ緊張感あるのに……、雰囲気が持続しないのだわ

お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『海の仮面』 それぞれの要素の関わりあいも偶然に助けられている部分、作者のむりからの力業が見えすぎていて……、うーん。 とにかく不可能犯罪のトリックが……Σ（ﾟдﾟlll）これはないだろう、といった感じなの。 『光る地獄蝶』で見せた心地よい事件と探偵の距離感を失っているのよね。

お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『海の仮面』 あと犯罪が迂遠すぎです！ 個人の復讐なのに、共犯者の存在を置かないと成立しない犯罪はあまりよろしくないと思います。 もうトリックのためのトリックになっちゃっているよ。 この犯人には全く共感できないなぁ〜。

お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『海の仮面』 栗村夏樹三部作の中では一番クオリティが…… 完成度は『光る地獄蝶』→『黄昏の罠』→『海の仮面』だと思います。 お母さんが轢き逃げにあう序盤はドキドキするのに……、あーっΣ（ﾟдﾟlll）

お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

愛川晶マラソンの第一部は終了です。 第二部は根津愛シリーズの固め読みとなります。わぁい( ´ ▽ ` )ﾉ お玉さん、根津愛大好き〜。