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@orionaveugle 書評読んだけど、 フェミニズム知らない奴であればあるほど、物知らずな紋切り型をふりまわしているようで、キモかったです。なんでこんなタカビーな態度にでるかね。カヴァンを我が物にしたいといあう欲望が紛々たる感じでしらけました。
2013-05-04 23:42:43@orionaveugle 失礼。昨日飲み屋からツウィートしたんで、誤植がありました。「カヴァンを我が物にしたいといあう欲望」は、「カヴァンを我が物にしたいという支配欲」でした。フェミニズムをわざと矮小化して仮想敵にしてたたく構図は、テクハラの典型じゃない? つまらなすぎ。
2013-05-05 14:20:14@orionaveugle 真意もなにも あの書評はあれでも一応完結した作品なんだから、仮にプロの物書きなら、余計な弁解は垂れ流したりしないはず。聞くだけ無駄、と返信しようとしたら、どうもそうではなさそうですね。お大事に。
2013-05-06 03:19:45小谷さんと岡和田さんのやりとりに割りこむのは不躾かと思いましたが、おふたりともフォロワーが多く、たくさんのひとが読まれているので、こうしたかたちで書くことにしました。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:13:00続き) まず明確にしておきたいのは、つぎのことがらです。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:14:24続き) (1)当該の書評で、ぼくはフェミニズムを否定するようなことは言っていない。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:14:53続き) (2)おなじく、フェミニズム批評のすべてが、「手軽な文芸批評の練習問題のようなものだ」とも言っていない。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:15:27続き) (3)以上の2点は、書評そのものを読めば明らかにわかるはず。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:15:42続き) このうち(3)は、ちょっとばかり自信がなくなってきました。岡和田さんは正しく理解してくださっていますが、小谷さんは誤解されています。文章のプロがわからないのであれば、ほかに誤解するひとがいるかもしれない。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:16:44続き) 当該の書評の全文はこちら→http://t.co/otUwvBnXRj … 問題の箇所を引用します。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:19:10続き) 〔たとえば、これらの作品をフェミニズムの文脈で読むのはたやすい。登場人物を抑圧しているのは家父長的な因習であり、それをカヴァン自身の生涯と重ねてみせるのは、手軽な文芸批評の練習問題のようなものだ。〕 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:19:27続き) 小谷さんは、これを「物知らずな紋切り型をふりまわしている」と断じていらっしゃる。ぼくはなにも、すべてのフェミニズム批評が「作中に見られる家父長的抑圧を作者の生涯と重ねて」読解しているとは言っていません。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:19:59続き) 問題の箇所、フェミニズムを引き合いにするのではなく、「これらの作品をSFの文脈で読むのはたやすい」あるいは「これらの作品を私小説の文脈で読むのはたやすい」と置き換えることも可能です。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:20:12続き) ためしに、やってみましょう。―― (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:23:01続き) 「たとえば、これらの作品をSFの文脈で読むのはたやすい。登場人物が置かれているのは当時の社会の閉塞であり、それを極限状態にエクストラポレートしたとみなすのは、手軽な文芸批評の練習問題のようなものだ。〕 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:23:22続き) これが、私小説を扱う文芸批評全般に対する否定になるでしょうか? 続き) (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:24:37続き) SF批評にも文芸批評にもいろいろなものがある。おなじようにフェミニズム批評にもいろいろなものがある。それは、ぼくもわかっています。ただ練習問題的なフェミニズム批評には、こういうものがあると言っているだけです。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:25:17続き) 言うまでもなく〔これらの作品をフェミニズムの文脈で読むのはたやすい〕という表現は、フェミニズムを貶めたものではありません。それは「SFの文脈で読むのはたやすい」といってSFを貶めることにならないのと同じです。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:26:28続き) ぼくはフェミニズムを「仮想敵にしてたた」こうとしているのではありません。むしろ、問題にしているのは「カヴァン自身の生涯と重ねてみせる」読みかたのほうです。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:27:48続き) それは、時代や状況による作品読解、作者の精神状態を持ちだすこと、文明批評的なまなざしと同様、『アサイラム・ピース』と向きあううえでは限定的な有効性しかないと言いたいのです。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:28:08続き) ただし、「おまえのような書き方をすると、フェミニズムをdisっていると受けとられるんだよ!」というなら、これから注意したほうがよいとは思いました。 (続く @orionaveugle @KotaniMari
2013-05-06 10:28:32