私には復習にはなるけど。一般の人々は面白いのか?

ゲンロンスクール北田回第一回(5/10)参加者のLuhmaniacpeopleさんの感想。 http://peatix.com/event/11514 ※ご参考:ゲンロンスクール第2期 北田暁大「社会学と現代思想―その微妙な関係」第一回 http://togetter.com/li/500953 #genroncafe
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I @vbxcq

そのような意味では大澤よりも宮台の方がルーマン解釈としては生産性があると思う。

2013-05-11 00:58:19
I @vbxcq

内部観測問題とか袋小路にしか行き着かない。ルーマンはそこじゃないだろう。

2013-05-11 00:58:55
I @vbxcq

彼の中で他者論への関心を共有するのが自明である、というのはわかったが、いま「探究」を読む難しさはそれが若者世代に共有できない点であり、その点を工夫したのが私のレジュメですw ただし成功はしていない。。。

2013-05-11 01:01:07
I @vbxcq

しかし2010年代におけるルーマン理論のあり方というのは結構、後からジワジワくるなぁ、とルーマン研究を放棄してドゥルーズに魂を売り渡した私が言うのもなんだけど。一般意志2.0ってそういう意味では私にとって大きい。

2013-05-11 01:10:59
I @vbxcq

@rewktk まさに紀伊半島旅行では『六福神』の話をしていましたw あれは神マンガですが、ワクテカさんには『栞と紙魚子』もぜひおすすめです。あと北田回のまとめ、おつかれさまでした。東さんの登場はよかったですね(救いというのか)。

2013-05-11 01:15:16
北田暁大 @a_kitada

それはそうと、ゲンロンはほとんど自分の関心だけを文脈説明なしに述べるわたしの抽象話申し訳なく作戦練り直したいところですが、無茶苦茶久しぶり(3年ぶりぐらい?)にあずまさんと思想な話してほっこり帰宅したです。「分かりあえないことを分かる(けど議論する/気がする)」同年代は大切です。

2013-05-11 01:18:15
I @vbxcq

@biensan0 うーん、さしあたり馬場靖雄や大庭健読んでおけば柄谷とおんなじだよみたいな、初回はそんでオッケーみたいな感じでしたよ。90年代によくあるルーマン解釈の定型をリンチのデリダ論で書き換えたいけど、東さんが「でそれって何がしたいの?」と問われて応えられないみたいな。

2013-05-11 01:19:58
I @vbxcq

@biensan0 ルーマン解釈の書き換えというよりは、日本社会学のルーマン受容の背景となる80年代他者論を書き換えたいという、感じで面白い人いるのかなー的な。

2013-05-11 01:22:37
I @vbxcq

ルーマンを否定神学みたいに読むのはきわめて一側面的なのでマジやめてほしい。それ以外のところ全部切り捨てになってしまう。

2013-05-11 07:54:18
I @vbxcq

ヴィトゲンシュタインを読まなくてもルーマンは読めますし、京都大学で行われたシンポジウム(絶版)でルーマンはヴィトゲンシュタインについて言及してはいるが、ルーマンはあくまでそれ以上のものとしてシステム理論を想定しているのは重要。類似点だけ見てもルーマンはわからない。

2013-05-11 08:49:53
I @vbxcq

ヴィトゲンシュタインの問題圏よりもはるかにパーソンズの問題圏の方がルーマンにとってデカイので、日本社会学のルーマン解釈(そもそも私は日本社会学におけるルーマン受容の殆どを評価していない)が一般に広まることでルーマン読解がゆがむことに大いに懸念。

2013-05-11 08:52:23
kyohei morita @moriqlo

「ゲンロンスクール第2期 北田暁大「社会学と現代思想―その微妙な関係」第一回」をトゥギャりました。 http://t.co/Anuw9DcM2F

2013-05-11 09:08:20
I @vbxcq

よく考えたらルーマンのいう言語の変異能力って、散種概念とほぼ同じじゃん! 今きづいたわ。てか郵便本と比較してルーマン読んでいたのは十年近く前だから、そりゃ忘れるな。かくのごとくルーマンは否定神学ではない側面も多々あるのです。

2013-05-11 09:18:58
I @vbxcq

北田さんは自身の倫理的動機づけを明示されなかったわけだが、ルーマンには倫理的動機づけが確固としてある。全体主義やマルクス主義への批判。特に20世紀後半先進国に跋扈するマルクス主義系社会学に対し、社会学の精密化によってイデオロギーの解毒化を企図。フランクフルト学派批判は明確だ。

2013-05-11 11:58:44
I @vbxcq

ルーマンが初期においてくどくどやっているのは、ハーバーマスなどのマルクス主義系の論理の稚拙さを、高度かつ精密な論理で攻めるということ。そしてそれは社会学四天王と称されるギデンズやブルデューにもそのまま適用される。私は四天王のなかではルーマンの一人勝ちだと思っているのです。

2013-05-11 12:00:24
I @vbxcq

で北田さんはそれと同じ立場を踏襲するのか。であるならルーマンの精密な論理をどのようなイデオロギッシュな社会理論に対置してみせるのかを明示しなければならなかったのではないか? で東さんは、おれは柄谷とは対置しているけどみたくおっしゃっていたわけです。

2013-05-11 12:02:34
ワクテカ @rewktk

@Luhmaniacpeople 読みます!>栞と紙魚子。北田さんのはおっしゃる通りで、東さんが来てからの展開が良かったですね。北田さんがあの場であの話をされる動機や必然性が感じられなかった。

2013-05-11 18:25:19
北田暁大 @a_kitada

どうもです。別に他意・敵意なく素朴にお聞きしたいのですが、どのようなことを語れば動機や必然性が語られたことになるとお考えでしょうか? @rewktk @contractio @Luhmaniacpeople RTあの場であの話をされる動機や必然性が感じられなかった。

2013-05-11 20:15:37
北田暁大 @a_kitada

「空気読んでくれ(政治とか現在性とか論壇事情と絡めてくれ)」ということであれば、そんなの知らんです、わたしはわたしで一人の市民として「現在の政治的アクチュアリティ」を生きていますが、それと研究の動機は必ずしも重なりませんよ、どっちも重要ですが、とお答えするしかございません。

2013-05-11 20:19:45
縮限 @contractio

@a_kitada @rewktk @Luhmaniacpeople とりあえずまずは ①「北田さんがなんでこの話をみんなの前でしたかったのかその理由Xが分からなかった」と ②「語るべきYがあったはずなのに、北田さんはそれを語らなかった」というのを区別していただいてですね。

2013-05-11 20:20:20
北田暁大 @a_kitada

@contractio @rewktk @Luhmaniacpeople どうもです、なるほど。たしかに①について説明が足りなかったということがあったと思います。人前で話すうえでの語り手としての反省すべき点です。論壇から遠く離れすぎてその辺の感覚が鈍化してたのだと思います。

2013-05-11 20:26:17
北田暁大 @a_kitada

「いってることはその通り」と言われるがしかし本当にクリプキの爪痕(酒井さん)はちゃんと精算され、それが学として結実されているか、昨今の批評におけるルーマンを見ると疑問に思う。それほどに解釈主義は強い。その強さの由来と問題性を論じるというのは、「あの場」では不適切なのだろうか。

2013-05-11 20:32:16
縮限 @contractio

@a_kitada @rewktk @Luhmaniacpeople 次に ③「柄谷たちの議論には倫理的な含意があった。北田さんの議論においてその位置にはどういうものがあるのか」と ④「ルーマンの議論にだって倫理的・規範的な目論見があった」というのも区別していただいてですね。

2013-05-11 20:33:48
縮限 @contractio

@a_kitada @rewktk @Luhmaniacpeople ③の答えが④でないといけない理由はないですからね。(講義の目的がもっぱらルーマンの紹介にあるのであれば、その可能性も検討しないといけないでしょうけども。)

2013-05-11 20:35:25
北田暁大 @a_kitada

でそういうのが別にルーマンとかウィトゲンシュタインの「正しい」解釈如何の問題ではないですよね、と。そこが伝わってないのだとしたら講師の力量不足でしょうが、「わかった」うえでしかし「あの場で語る必然性がない」といわれるなら、そういう文脈には興味はないと申し上げなくはなりません。

2013-05-11 20:45:27