「東京新聞こちら特報部」のHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)に関する記事(2013年5月12日)

2013年5月12日に出た東京新聞特報部の「効果薄い? 子宮頸がんの予防ワクチン」という記事。記事を読んだ上では情報源は、はたともこ氏(衆議院議員、生活の党)のみである模様。関連する皆様のツイートを拾ってみました。 はたともこ氏のHPVに関するブログ http://blog.goo.ne.jp/hatatomoko1966826/c/e66e31961fd4fd7a27628fba9361277e その魚拓 続きを読む
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うさじま うさこ @usausa1975

「ワクチンで防ごう!大人の病気、子供の病気」の「子宮頸がん」の担当は藤井先生ですねw / “一般社団法人 慶應医師会” http://t.co/VN6V0ZTi3K

2013-05-12 14:44:28
堀 成美 @narumita

完全、なんて言葉を使う時点で前途多難。RT @sagechin_29: 細胞診を対象者に洩れなく実施できる医療体制を担保できるのか?も合わせて確認してほしい。 "@hatatomoko: 細胞診とDNA検査の併用検診と適切な治療で、完全に予防できる子宮頸がん。

2013-05-12 09:43:44
タビトラ @tabitora1013

子宮頚癌については細胞診やHPV検査など組み合わせれば完全予防と治療ができるという誤解があるようですが、治療というのは子宮の頚部(入り口)を切除する方法であって、頚管粘液の減少による不妊や治療による子宮口閉鎖、早産などのリスクを伴うことも知られるべきであろうと思います。

2013-05-12 21:27:08

その後…

はたともこ @岡山「新3区」ガンバルゾオ❣ @hatatomoko

HPV感染率について医師の方から反論があるが、問題の本質は、細胞診とHPV‐DNA併用検診と適切な治療で「前がん病変完治・子宮頸がん完全予防・ワクチンの必要性全くなし・多数の重篤副反応」ということ。医師が率先して接種を中止しないと医師と国民との信頼関係が崩壊すると私は危惧する。

2013-05-13 20:36:53
名取宏(なとろむ) @NATROM

はたともこ氏。HPV感染率に関して東京新聞に載った「メリット10万人に7人」という主張の誤りの指摘に対して、具体的な反論ができず、「問題の本質は別にある」などと言いはじめた模様。 http://t.co/AdwbqIySjF

2013-05-13 21:58:30
産婦人科医 @syutoken_sanka

@hatatomoko 『細胞診とHPV‐DNA併用検診と適切な治療で「前がん病変完治・子宮頸がん完全予防・ワクチンの必要性全くなし・多数の重篤副反応」』 ←これを言うには正確な「数」が大事なのに、はた氏の示すデータには大きな誤りがあります。そこを訂正しなくては信用されません

2013-05-14 08:19:07

まとめ

名取宏(なとろむ) @NATROM

「メリット10万人に7人」とか、「検診と治療で完全に予防できる」とか、あからさまな嘘をつかないほうがいいと思う。それこそ「信頼関係が崩壊する」よ。

2013-05-13 21:58:44
名取宏(なとろむ) @NATROM

HPVワクチンに関しては公費負担の是非(もっと優先すべきワクチンがある)とか、代理指標しか評価していない点、長期予防効果がまだ未検証である点などと突っついていればまだ有利に戦えただろうに。

2013-05-13 22:01:08
名取宏(なとろむ) @NATROM

HPVワクチンについてはいろいろ言いたいことがある。他のワクチンと比較してヒイキされているような感じがしてズルイ。風疹やムンプスとかのほうが大事じゃね?私が肝臓内科医だからかもしれんが、なんでHBワクチンについてはあまり公費助成がないの?

2013-05-13 22:52:42
名取宏(なとろむ) @NATROM

メーカーの宣伝もどうなのよ?医師専用サイトで「子宮頸癌は予防ができる唯一の癌です」なんて宣伝されていて腰抜かした。2013年3月の話だよ?さすがに問題を指摘したら速攻で訂正されたが。 http://t.co/DmnJu6gbzi

2013-05-13 22:53:53
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名取宏(なとろむ) @NATROM

効果がどれぐらい長続きするかどうかも、現時点では不明。「20年後の幸せ」とか言って大丈夫?効果の持続期間はこれからわかってくるだろうが、おそらく、どっかで追加接種が必要になるだろう。それに、HPVは空気感染するような病原体ではないから、ワクチンの必要性として優先度は高くない。

2013-05-13 22:54:36
名取宏(なとろむ) @NATROM

ただ、それはそれとして、要検討ではあるものの、必ずしも「HPVワクチンの公費助成は不要」って話にはならない。HPVワクチンは自費にしましょうよってなった場合、お金持ちの子はワクチンが打てて、経済的に余裕のない家庭の子はHPVワクチンを接種されにくいことになるだろう。それって公平?

2013-05-13 22:54:57
名取宏(なとろむ) @NATROM

傾向から言えば、経済的な理由でHPVワクチンを接種されにくいような子こそ、HPV感染のハイリスクグループであるだろう。「検診受けましょう」って推奨しても、なかなか受けることができないかもよ?

2013-05-13 22:55:19
名取宏(なとろむ) @NATROM

妥当な落とし所としては、費用は公費、受けるかどうかは個々が判断、副作用や効果については検討を続けるってところだろう(今も概ねそうだけど)。メーカーが得してモヤモヤするけど、「効果が完全に明確になるまでは、貧乏人のためのお金は出しません」ってのよりかはマシだろうと私は考える。

2013-05-13 22:55:52
名取宏(なとろむ) @NATROM

それからHBワクチンも公費助成にしよう。とりあえずユニバーサルワクチネーションでなくてもいいから。

2013-05-13 22:57:27

さらにその後、はた氏のコメント

はたともこ @岡山「新3区」ガンバルゾオ❣ @hatatomoko

HPV。東京新聞見出し「メリット10万人に7人」は私の発言ではない。その7人も含め併用検診で全ての持続感染・前がん病変が発見され、適切な治療で完治するので、誰も子宮頸がんにはならず、メリットどころか必要性なし。臨床試験では誰もがんにならないから、がん予防が証明できないのだ。

2013-05-14 21:03:36