未来の奈良campus Vol.2 まとめ

2013年5月18日(土)に開催された、若者たちが未来の奈良について語る会「未来の奈良campus」の第二回目の模様を、ハッシュタグを中心にまとめました。場所は奈良市東向北町のCafe WAKAKUSAで、ゲストは堀井いわおさん。
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@yoe0001

「未来の奈良campus Vol.2」19時15分~@cafe WAKAKUSA やります。前回は市町村議会の動きがテーマでしたが、今回は総務省から中央-地方関係、日本全体から見た奈良、がテーマかなと。 https://t.co/LCfSxAUEd5 #奈良 #nara #npo

2013-05-18 11:31:28
@yoe0001

奈良東京2030年会「未来の奈良campus Vol.2」始まりました! http://t.co/h25A7wKKO3

2013-05-18 19:37:50
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@yoe0001

ゲストは堀井巌さん。総務省等を経て、奈良に帰ってきました。東大寺学園のご出身で、会場のWAKAKUSAも前身のレストラン時代にも行ったことあるとか。 http://t.co/AyLPc4EVYQ

2013-05-18 19:40:52
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@yoe0001

交付税の話からプレゼンスタート。予算というのは、地域活動の始まりとなる。ただ、行政の予算はごちゃごちゃしていてわかりにくいが、本質は紙でなくてもわかる。これを今日お話したい。奈良市と野迫川村を事例に。 #未来の奈良campus

2013-05-18 19:43:06
@yoe0001

奈良県庁の歳入。4,551億円が総歳入額だが、県税からの歳入は1,007億円。地方交付税は1,440億円。これは下宿の「仕送り」みたいなもの。県債は669億円。これは借金。うち臨時財政対策債は420億円。これが奈良県の状況。 #未来の奈良campus

2013-05-18 19:47:43
@yoe0001

そして奈良県庁の歳出。1,000億円しか自前の稼ぎがないが、人件費だけで1,554億円かかってる。このような財政状況。 #未来の奈良campus

2013-05-18 19:50:54
@yoe0001

奈良市は。歳入のうち市税で518億円も入っている。これは安定的財源として、固定資産税などが含まれる。しかし、同じく、民生費だけで市税の大部分が消え去る。 #未来の奈良campus

2013-05-18 19:53:18
@yoe0001

そして、野迫川村。人口は500人。歳入は17億9000万円だが、村税は7,600万円のみ。イメージしてほしいのは、日本の自治体というは、自前の税収だけでまかないきれていない。そこに、地方交付税がある。 #未来の奈良campus

2013-05-18 19:55:36
@yoe0001

税収が良いときは良いが、伸びが悪くなったら。市でも村でも、小学生がいたら教育をしないといけない。税収がなければ教育もできない。アメリカは自治体によって、住民サービスに格差が出る。日本はどうか。どの自治体にいっても、大きな格差はない。どこにも小学校がある。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:00:01
@yoe0001

野迫川村に10億円も渡さないといけないのはおかしい、という意見も出る。どういうことか。国で見ると、国家予算は92兆円。地方交付税交付金等は17.7%も占める。公共事業や防衛費よりも多い。中央にいると、この地方に渡すお金が莫大なのに、という気持ちにもなる。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:04:39
@yoe0001

奈良県は、もらってきて、という歴史。これをどう評価するか。もらい続けましょうと言いたいわけではない。地域振興を頑張ったところが交付金が増えるのも良い。頑張らなくても交付金がある、では、どう感じるか。改革が必要なのでは。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:07:31
@yoe0001

では、価値をどう形作るのか。今井町などメジャーどころだけでなく、奈良の集落は価値がある。やはり奈良は、今持っている価値をどう次世代に引き継ぐか、というのが懸案。ホテルを誘致すれば、価値が上がるわけではない。そういうことを、奈良でやりたいのではない。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:10:38
@yoe0001

一度辞めると戻れない、公務員制度、懐かしい総務省について。自治省、私が入った省。総務庁、郵政省の3つがくっついて出来た。中には、行政管理局、自治行政局、自治財政局、自治税務局、情報通信国際戦略局などがある。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:16:47
@yoe0001

東大寺、京大を出て旧自治省へ。どういうミッションを持って官僚になったのか。新卒時は当時はバブル。公務員試験を受かる、というのはステータスだったが、省庁回りをしていくなかで、地方・現場をやりたくなった。 http://t.co/iM9MZEjNvF #未来の奈良campus

2013-05-18 20:29:34
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@yoe0001

バブル時は1億円はいはいと配っていて良かったが、そのとき建てたハードが、デフレ時にどうなったか。それを背負っているのが現役世代。反省を込めて思うのは、ハードだけではいけない。守ってきたものの価値を見いだしたい。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:33:25
@yoe0001

国としては地方産業をどう組み立てていくのか。吉野杉などの林業は。間伐費用は1/10ほどしか使えてない。山はどこまでが誰の土地などわからないので。林業にはお金を入れていかないといけない。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:39:43
@yoe0001

吉野の林業は大林業家もあるが基本的には小規模が多いので、林野庁の施策が合わないところもある。価値として、公共財として、位置づけていかないといけない。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:41:19
@yoe0001

負担とサービスに差がありすぎる。この課題は、みんなわかってる。政治が信用なかった。お前に決められたくない、と。これは変えていかないといけない。 #未来の奈良campus

2013-05-18 20:55:36
@yoe0001

交付金、補助金に甘えている空気感をどう変えていくのか。行政依存。それは同感。ただ交付金は基礎的なサービスの位置付け。そして用途を決めるのは首長。どう課題を解決するのかなのだが、「補助金減らします!」という首長候補はなかなか難しい…。 #未来の奈良campus

2013-05-18 21:00:19
@yoe0001

税収の配分が中央:地方で7:3となっている。この格差の是正について。どの県庁も、国庫支出金は取りに行っている。地方交付税は計算で割り出し。個別を価値を見るととは逆になっている。 #未来の奈良campus

2013-05-18 21:04:33
@yoe0001

行政の縦割り。商店街は経産省。農業は農水省。道の駅とかになると国交省。ニーズに合わせて、地方で決めることはその通りだと思う。総務省はそういうベクトルだか…。 #未来の奈良campus

2013-05-18 21:07:01
@yoe0001

林業の補助金が活かしきれていない。全体のグランドデザインを描ききれていない。林業家だけで考えるのではなく、奈良、日本の公共財として、みんなで考える。 #未来の奈良campus

2013-05-18 21:24:15
Tatsuya YABUUCHI @TYashf7

#未来の奈良campus に参加してました。突然ファシリテーター振られたけど、助けて頂いてなんとかできました。参加して頂いた皆さん、ありがとうございました。

2013-05-18 23:55:56
Tatsuya YABUUCHI @TYashf7

一番思うのは、他人に依存している人が多いってこと。他律。行政のお金に頼ったり、企業のお金に頼ったり、それ自体は悪いことではないけど、それが「当然」のように考えることは、僕はどうもできないな… #未来の奈良campus

2013-05-18 23:57:43
Tatsuya YABUUCHI @TYashf7

行政の視点・考え方っていうのは、僕は持っていないから参考にはなる。物差しが増えて、参考になるけど、あくまで参考になるだけだ。僕は僕の視点と考え方、仮説を持って、自分の人生を歩んでいくよ。

2013-05-18 23:59:29