牧野邦夫ってシュルレアリスムなんじゃないの?
- misonikomioden
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山下裕二は最近、「◯◯の名前のある美術史」という言葉を使って推してる作家を◯の中に入れてる。 牧野邦夫もそこに入れてた。 しかし牧野邦夫の名前が無い(つまり山下裕二が批判する)戦後?美術史が何なのかが気になるところだが、すげー大雑把な把握だったのでそれはどうだろう・・・と思った。
2013-05-30 20:42:15実物は本当すごい。レンブラントというよりクラナッハ、ブリューゲルの系列に連なる感じ。暗く耽美で激しいエロティシズム。:言葉にならない濃厚な絵!展覧会開催中の牧野邦夫の世界 - NAVER まとめ http://t.co/NU3FTdiAOL
2013-05-29 14:38:34練馬区立美術館「牧野邦夫 写実の精髄」展。いろいろな展評でも言われていることだけど、写実って感じではなく、もっとこってりしてて、ロマン主義っぽい。
2013-05-29 01:28:32牧野邦夫展。エロスとタナトスが渾然一体となり混沌としつつも耽美な絵。岩や鎧に溶け込む無数の顔も、狐面も裸婦も悪魔も牧野の世界では一緒に存在する。そんな牧野氏の絵がレンブラントより好きだと言っら、牧野氏には「君はまだまだまだだ。」と言われてしまうかな。#Bura_bi_now
2013-05-28 18:16:30牧野邦夫氏はレンブラントだけではなく、悪魔や建物などはブリューゲルを彷彿とさせ、自画像の手の描き方はカラヴァッジョ風だったり。『かけをする人達』はラトゥールかな。その中に日本画風の火炎があり、それが、絵のスパイスになってたり。見るところ多すぎ!(笑)#Bura_bi_now
2013-05-28 18:30:33練馬区美術館「牧野邦夫 写実の精髄展」。この画家の知名度でこの集客とはさすがTVがらみの集客力はすごいなと感心させられる。実際見たところ画力はさほど感心するほどの物とも思えず、絶賛している人はコマーシャリズムに乗せられて神輿を担いでいないか自身の審美眼をもう一度確認した方がいい。
2013-05-27 10:41:48牧野邦夫写実の精髄展。レンブラントを引き合いに出した画家自身の言葉をキャッチコピーに“写実”を謳うが、光と影を巧みに操る隙の無い画面構成を期待して鑑賞すると拍子抜けする。写実を標榜したのは(高校生の美術の授業の作品のような)幼いイマジネーションを糊塗する画家の照れではなかったか。
2013-05-27 10:42:28牧野邦夫写実の精髄展。練馬区美術館は対象の捉え方が上手いところだという印象を持っていたが、今回の盛況を見れば大成功だったと言えるだろう。しかし回廊から外光が展示会場に射しこみ、絵を覆うガラス面に反射する劣悪な環境にはがっかりした。図録も色味が明るく補正され過ぎていて、ひどく残念。
2013-05-27 10:43:50牧野邦夫写実の精髄展。コミカライズされた明瞭さ・重厚さをあえて排したかのような軽み。美少女アニメのように女性の目を大きくつぶらに描き、自画像の手もデカすぎる。書籍アラビアンナイトの挿画140点描いたらしく、作風の外連味に合点。晩年80年代に青味が増えるのはかなり時代遅れに見える。
2013-05-27 10:42:58「牧野邦夫展」幻想絵画に関心あれば、絶対に行くべき充実の展覧会。日本のマジックリアリズムの画家の世界に眩惑。私はこの展覧会のためなら新幹線使ってでも惜しくない。2013年は「牧野邦夫展を観た年」と刻まれる者もいるであろう。そう、私が96年を「山下菊二展の年」と記憶したように。
2013-05-26 18:35:45蛇足だが、私が牧野邦夫を知ったのは、『画集エロス』(大日本絵画)によってであった。この冒頭に置かれたのが牧野。83年に出版された本書により教えられた画家は多い。いま開くと、奇しくも愛知県美術館で開催された「フランシス・ベーコン展」のチラシが挟まれていた。この時に買ったんだな。
2013-05-26 18:42:48『画集エロス』で知った画家のうち展覧会をぜひとも観たいのが纐纈敏郎である。今回の牧野邦夫展のような感じでないものか。纐纈氏の作品は『世紀末の黙示録』(毎日新聞社)にも収録。現代日本の幻想画家紹介は、この2冊以外にまとまったものを知らない。何か他にあればご教示乞う。
2013-05-26 19:09:22「牧野邦夫展」@練馬区立美術館。作品点数、展示内容ともに素晴らしい。作品が濃厚なため鑑賞の疲労も通常以上。「執念」のある画面作り、当時の作家では珍しく公募団体に属せず、レンブラントに傾倒しながら、手癖を活かした線描、空間強迫症のような画面密度。とても良い作品だった。
2013-05-26 17:24:49練馬区美術館の牧野邦夫展が人気のようだが、私にはなんでこんな技術も構想力も凡庸としか思えない画家がもてはやされるのかわからない。団体展にはこの手の作家はゴマンといる。むしろ、同時にやっていたコレクション展の日本画家の作品の方が数百倍魅力的に見えるのだが。
2013-05-26 15:00:47