渡邊芳之先生ynabe39の「じっさい同意しない限りは「よく読んでいない」と言われるわけですしね。」
千の風になって。
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
この「よく読めばわかる,というのは橋下や猪瀬と同じ言い分だ」というのはまったくそのとおりだ。なにかのテキストを「よく読め」というのは「同意しろ」というのとほぼ同義だし,じっさいほとんどの人はなにかのテキストを「よく読んで」しまったら多くの場合同意してしまうからだ。
2013-06-01 11:49:50あの言葉には、「読んでも分からないのなら、お前の知性に問題があるからだ」という呪縛が含まれていますね。だから「同意できないのはお前に理由があるのであって、そのような人間とは議論するに値しない」、という無敵の論法。 RT @ynabe39 この「よく読めばわかる,というのは橋下や…
2013-06-01 12:26:51テキストをよく読みつつも批判的にとらえるということはおもに大学や大学院で行われる一定の訓練を経なければなかなか難しいことで,その訓練を受けていない人にとっては「よく読んだら負け」だし「反対するのならよく読んではいけない」のだ。
2013-06-01 11:51:34@ynabe39 「よく読めば」はマス・メディアへのカウンターとして使ってる言葉じゃなかったんでしょうか? マスメディアは文字数や時間数の制限から多角的な物の見方より短時間に読み取れる見出しで情報発信するしかなかったので、一面的な情報しか世間に流通しなかった事へのカウンター
2013-06-01 12:02:18@mmkome それも同じことで,なにかの主張について「一面的でない情報」を得ることができたら,それに反対することも容易にはできなくなる場合が多いと思います。
2013-06-01 12:03:22@ynabe39 なるほど「よく読め」とは「俺の言ってること/書いてることを信じてそれに従え」という意味でしょうかね。
2013-06-01 12:10:46「訓練を受けた専門家」としての学者だって「よく読んだら負け」ということは多い。なにかを批判するためには批判対象について勉強しないといけないが,よく勉強した結果その批判対象に自分がのめり込んでしまうということは,とくに文系の学者なら一度は経験することだ。
2013-06-01 11:53:26そういう意味では「togetterまとめにコメントする人はまとめを読んでいない」のは当たり前で,まとめをよく読んでしまったらコメントなど書けないことのほうが多いだろう。
2013-06-01 11:55:38理解にコストをかけすぎると、共感という形でリターンを得ないと割に合わないと思ってしまう。論理的には、理解=共感ではないにも関わらず。
2013-06-01 12:12:38じっさいあまり本を読まない人が珍しく本を1冊通読したときに,その本に書いてあったことに同意しないというのは「認知的不協和」だよね。自分が読書にかけたコストが無駄になってしまうのだから。
2013-06-01 12:18:05@ynabe39 同意せずとも、こういう考え方もあるのだな、と自分の知見を広げられたと思えばコストは無駄にならないのでは?
2013-06-01 12:20:57@ynabe39 やたら迂遠な理屈を捏ね回したり、現代語訳を頑なに拒んだり長い時間を学習の付属的行為として拘束してコストを引き上げるのもその類ですね。 宗教教育に典型と思いますが科学だってそういう面がある
2013-06-01 12:41:26「読んでいない。」 昭和天皇 (昭和24年10月6日 新聞週間で新聞、通信十社の社長らと会食した際の記者会見にて新聞の小説について尋ねられ)
2013-06-01 12:23:29
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