渡邊芳之先生ynabe39の「そもそも「人様の役に立ちたい」「役に立つ職業につきたい」というのが根本的に気持ち悪い。「人より上に立ちたい」という欲求の別の表現にすぎないし。」

医療や福祉の仕事を目指す若者の「動機」が「他者から期待され感謝されることを通じてアイデンティティを確立したい」であることはかまわないが,その期待は医学教育や福祉教育を通じて必ず打ち砕かれるし,そうでなければいけない。 お金をもらって他人にサービスするということは「サービスができて当たり前」と思われることだし,ちゃんとサービスできなければ批判され軽蔑されるということである。 「期待されたい感謝されたい」で医療や福祉の仕事を目指すことと(自分に期待したり感謝したりしない)患者や利用者を軽蔑したり虐待したりすることとはすごく距離の近いことである。 続きを読む
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渡邊芳之 @ynabe39

「模範を示してくれる人からしか学びたくない」「自分が理解できないものに価値を感じたくない」という2つだけでいま世の中でおきているかなり多くのことが理解できると思う。

2012-03-30 09:52:17
渡邊芳之 @ynabe39

「自分の役に立つ職業に就きたい」。

2012-03-30 09:53:55
渡邊芳之 @ynabe39

だから政治家のスキャンダルが致命的になるわけです。 RT @ryoma_nakashima: 「模範を示してくれる人にしか政治を任せたくない」「自分が理解できないものに価値を感じたくない」という2つだけでいま世の中でおきているかなり多くのことが理解できると思う。

2012-03-30 09:55:48
渡邊芳之 @ynabe39

俺は「人格者だが政治をちゃんとやってくれない人」よりは「政治をちゃんとやってくれる極悪人」に政治を任せたいけどなあ。

2012-03-30 09:56:51

 
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渡邊芳之 @ynabe39

「そう言うお前はどうなんだ」「だったら自分でやって見せろ」ということを言わない,というのは学問のとても重要なルールであるw。

2012-03-30 10:00:28
渡邊芳之 @ynabe39

まあそもそも「客観性」というのは「自分のことは棚に上げる」ということだからなあ。

2012-03-30 10:04:27
渡邊芳之 @ynabe39

「学者は現場を知らない」という念仏にはかないません。 RT @takuramix: 確かに、当事者のみが真実を知っているという前提は大間違いなのに多くの人が無批判に信じてしまう一種の信仰ですからね 

2012-03-30 10:06:50
渡邊芳之 @ynabe39

知らないほうがいいときがあります。現場を知っていたらわからないこと,考えられないことを考えるのが学者の役割であることは多いです。 RT @ciderdrunker: 私の経験からしても、学者は現場をしらないねえ。知ってるという根拠でもあるんですか?

2012-03-30 10:13:04
渡邊芳之 @ynabe39

学問の世界では「現場を知らない」というのが常に「悪口」になるわけではない。現場を知らないからこそできることというのもたくさんある。

2012-03-30 10:14:22
渡邊芳之 @ynabe39

そりゃあそうです。運動の論理と研究の論理はまったく別だもの。 RT @nokkaranoumu: マルクス系運動家には、学者のマルクス研究はファック、とかよくあるでしょうねえ。

2012-03-30 10:19:30
渡邊芳之 @ynabe39

それはすごい。 RT @guchiWaruguchi: ある経営者がコラムで「有給休暇は現場を知らない事務方が作った」と言い放って顰蹙を買っていましたが、そういうのを見ると「現場を知らない」人たちがいる事の大切さがわかりますね

2012-03-30 10:19:57
渡邊芳之 @ynabe39

というか学問の場は「現場」だとは認識されていないでしょう。 RT @pulin_gkd: 一方、学者でない人は「学問の現場」を知らない訳ですよね。RT @ynabe39 「学者は現場を知らない」という念仏にはかないません。@takuramix

2012-03-30 10:20:28
渡邊芳之 @ynabe39

まあ「学者のくせに現場が分かっているような顔をするな」というのはありますね。 RT @ciderdrunker: 本来の研究、学問と言うのはあなたのおっしゃるとおりだと思います。

2012-03-30 10:25:26
渡邊芳之 @ynabe39

それはすべての人間について言えることですから,教育や福祉に税金を払う理由もなくなります。 RT @hirotatessai: ということは、結果として役に立たない、いや、社会に害悪をまき散らすこともありうるわけで、そんな仕事(研究)に国民が税金を払う理由がなくなりますね。

2012-03-30 10:41:05
渡邊芳之 @ynabe39

開始する時点でその結果が「自分の役に立つ」と確定できないことには税金を払う理由はない,ということになるとおそらく税金はいっさい払わないことになると思う。

2012-03-30 10:44:24
渡邊芳之 @ynabe39

個別の研究者の研究目標が「国民のために役に立つ」でなくても(実際ほとんどの場合そうではありません)科学研究全体としてはこれまで国民の役に立ってきたから日本だけでなく世界の国々で国家予算が投入されています。 @hirotatessai

2012-03-30 10:49:09
渡邊芳之 @ynabe39

じっさい,研究者本人が「役に立つこと」を意識して行なった研究よりも,研究者個人の興味や「功名心」に動機づけられて行われた研究が結果として社会や国民の役に立つこともたくさんあります。@hirotatessai

2012-03-30 10:51:22
渡邊芳之 @ynabe39

全体的な成果が役に立たなければ自然に税金投入も少なくなるでしょう。科学行政も個別の研究や研究者の意図ではなく「全体の成果」を見ていますから。 RT @hirotatessai: これまではそうだとしても(個人的には疑義はありますが)、これからはどうでしょうか。…

2012-03-30 10:52:45
渡邊芳之 @ynabe39

自然科学の人々がSTSを「科学者」で「自分たちの仲間」で「科学の側に立ってくれる人」だと思っていたことに根本的な問題があると思う。

2012-03-30 10:55:09
渡邊芳之 @ynabe39

金がいちばん大事だったら喜捨することが最大の信仰の証です。RT @rengyo_rengyo: 命が一番大事だったらそれより劣る宗教のために命を捨てるのはおかしいんじゃないですか? 

2012-03-30 13:29:52
渡邊芳之 @ynabe39

「大事かどうか」を比較できるのは現世的存在の間だけだと考えていました。「金と信仰どっちが大事」「命と信仰どっちが大事」などという問いが立つのでしょうか。 RT @localnavi: 信仰のために喜捨できるなら、結局、一番大事なのは信仰のような気がします。

2012-03-30 13:40:26
渡邊芳之 @ynabe39

「人間は自分の行動の理由を正確に認識できない」というのがフロイトが発見した最も重要なことです。 RT @at_koy: 「人の上に立ちたい」とか、むしろ、その発想は無かったと思いました

2012-03-31 06:00:54
渡邊芳之 @ynabe39

子どもは「役に立ちたいから」作ってるんですか?そんなことかんがえてないとおもう。RT @tomooda: 「パパの筆箱」とか「ママの髪飾り」を作る子供がパパやママより上に立ちたいと思っているとは思いません。

2012-03-31 06:14:39
渡邊芳之 @ynabe39

「なにをするか決める前から特定の人でなく人一般の役に立つことを目指す」のが気持ち悪いといってるのに。

2012-03-31 06:16:18
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