「〈野生の思考〉再興」の関連ツイート
「人間のあいだに相補的な関係と協力関係を打ち立てるために、模範となる唯一の客観的モデル(分業と職業の専門化を知らない場合)は、自然の秩序のなかに見出される現実の多様性である。」続
2013-09-29 23:50:20「別の言い方をすると、人間は自然種のあいだの関係を考えることによって(または人間自身の社会関係によって)、自分たちの相補的な関係や協力関係を考えるのである。」続
2013-09-29 23:50:38「実際、具体的な多様性の真のモデルは二つしかない。一つは自然の面にある種の多様性、もう一つは文化の面にある機能の多様性である。」La Pensée sauvage, in Œuvres, Paris : Gallimard, 2008, p.688
2013-09-29 23:51:01僕が授業で使うのはこれ。チャーミングでしょう?(笑) まったく印象が変わりますよね。 http://t.co/7OmjFGc5lc
2013-09-30 01:30:46イタリア人研究者に「『金枝篇』を原文で読む読書会をしてるんだ」と言ったら、「正気なのか?」という返事(笑) 「いま読んで何がみえる?」、「フレイザーはバカじゃないってこと」、「まったく正しい!」
2013-09-30 14:04:12呪術→宗教→科学という進化云々で語られることが多いフレイザーだが、それではフレイザーを読んだことにはならないと思う。後から付け加えられた枠組みに過ぎないし、『金枝篇』はそれに合うようには作られていない。重要なのは呪術的思考の遍在を指摘した部分である。
2013-09-30 14:12:49デュメジルは非常に優れた宗教学者・神話学者であり、読書の悦びを与えてくれる稀有な書き手だと思うけれど、日本では何故かあまり人気がない。その理由についてある先生は「レヴィ=ストロースと違って夢がないからかなあ」(笑)
2013-09-30 14:21:39ジャン=ジャック・ナティエ(添田里子 訳)『レヴィ=ストロースと音楽』アルテスパブリッシング。第19章は「構造主義と呪術」。先週金曜(一部は今週金曜)の話とつながります。よろしければ是非! はたして「人文科学の自然科学化」は「成就」したのでしょうか?
2013-10-01 14:27:31「彼(レヴィ=ストロース)が論敵に反駁するさい、往々にして吐く悪意のこもった発言はおそらく、ときとして自分自身に対して抱く自己欺瞞のこのうえない証であろう。」前掲書202頁より。意地悪ですねえ、ナティエは(笑)。昨日、佐々木中さんとやりとりしていたことにも関わるかも。
2013-10-01 15:12:42「もっと詳しく説明しろ、こら!」とお叱りを受けている、『ユリイカ』に書いた「犠牲獣」権狐の贈与と、自然/文化の接続の話。『野生の思考』と密接に関わりますので、時間があったら金曜日に話しますね!
2013-10-02 12:11:28ついに明日シリーズ最終回!【公開研究会】10/4(金)【『野生の思考』を読む:呪術論・宗教論として】安藤礼二・多摩美IAA所員が宗教学者・江川純一氏をお迎えして対談。14:40~無料。学生と、一般の方にも多くご参加されてます。ぜひ! http://t.co/wx5lKHnppF
2013-10-03 13:14:34あくまでも私の狭い知見によるものですが、宗教論・呪術論として『野生の思考』をみたとき、最も重要なのは邦訳の265-270頁です。レヴィ=ストロースがもっともペッタッツォーニに接近している箇所でもあります。
2013-10-02 13:22:27是非☆ RT @IAA_Tamabi ついに明日シリーズ最終回!【公開研究会】10/4(金)【『野生の思考』を読む:呪術論・宗教論として】安藤礼二・多摩美IAA所員が宗教学者・江川純一氏をお迎えして対談。14:40~無料 http://t.co/S0TojKGWMT …
2013-10-03 20:44:26