2011年8月/イングランド暴動と政府の最終報告書(2012年3月)
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Riots Communities and Victims Panel についてはここ:http://t.co/L5rtphYK 中間報告書『8月の5日間』 http://t.co/1twQQMFt はすでに昨年11月に公にされている。
2012-03-27 23:57:49この中間報告書でも、関係修復的正義(Restorative Justice) の重要性がうたわれているが、この発想は刑罰におけるメインストリームになりつつあると言えるかも。少なくともEUでは。
2012-03-28 00:06:45Riots Communities and Victims Panel による昨年の『イングランド暴動』最終報告書。http://t.co/Jn3VXCg4
2012-03-29 00:51:28After the riots: 報告書全文はこちら:http://t.co/JDSTnONw
2012-03-29 00:54:41After the riots: executive summary は(昨夏のようなイングランドにおける暴動を防ぐために)学校における子どもたちの人格形成プログラムの確立を提言。
2012-03-29 01:00:51After the riots: executive summary は同時にOfsted(政府の学校審査機関)が学校における人格形成がどのようになされているか本格的な再調査をすることを推奨。
2012-03-29 01:05:04After the riots: executive summary は小中学校において個別の子どもたちの人格的な『強さ』を定期的に評価すべきと提言。
2012-03-29 01:07:41After the riots: executive summary は小中学校の問題点に多くを割いている。学校への出席率の低さ、成績達成率の低さなどを問題視。
2012-03-29 01:09:52After the riots: executive summary は年間1人の子どもに対して£6000-£18,000を投資すれば基本的なリテラシー未達成の子どもは出ないとしている。
2012-03-29 01:12:58After the riots: executive summary は現状では11歳(小学校終了時)における基本的リテラシー未達成の子どもが20%に上ることを指摘。
2012-03-29 01:14:02After the riots: executive summary はそれらの問題を解決するために学校に財政的な基盤を整備することも提言(ちょっと意訳:サマリーではこれだけだが、どうやって?が問題)
2012-03-29 01:16:54After the riots: executive summary は現在問題になっているexclusion(児童生徒の放校などを含む排除)の問題にも言及。学校による排除基準などの情報公開の必要性を指摘。
2012-03-29 01:20:07exclusion, expulsion とかの単語から連想するのは、"Go to hell"をフォーマルに言うと"You are excommunicated"ってこと。
2012-03-29 02:59:20After the riots (首相、副首相、影の首相の指示で創設された委員会による昨夏のイングランド暴動の報告書)http://t.co/JDSTnONw の多くは妥当な感じだが、そのトーン、数値や例の挙げ方に政府擁護のニオイを嗅ぎ取ってしまう。
2012-03-29 09:16:24After the riotsでムムムと思う箇所はいくつもあるが、セカンダリースクールに注目している私が釣られたのは例えば50ページ。イートン校の人格形成方針を持ち出しているくだり、とその言い訳。
2012-03-29 09:20:34After the riotsのその部分だけまとめると:『パブリックスクールは伝統的に子どもの人格形成に力点を置いてきた。保護者たちは学業のためだけでなく、その点を評価してきた。イートン校の方針は(云々と続いて)、
2012-03-29 09:24:01After the riots:次のパラグラフで『これは私立校vs公立校の問題でもなければ、裕福層と貧困層の問題でもない。すべての学校がそうであるべきもの、、、』と言い訳がましい文言。
2012-03-29 09:26:58After the riots:なんでこれが言い訳がましいかと感じたか。その前の部分で語られていることは『こどもの人格形成の議論は主要な問題である』だが、その例の1つは、
2012-03-29 09:31:51After the riots:『職歴を持つことが重要であることに強く反対する14歳の子どもの42%以上が4年後にNEETである』という政府の研究の引用。あるいは、
2012-03-29 09:35:14After the riots:『研究によれば、人格 (character) は学業成績を上げるために必須である』とあって、挙げる例が、
2012-03-29 09:39:43After the riots:『4歳児にマシュマロを1つ食べるのを15分我慢したらあとで2つあげるという実験で15分我慢できた子どもは後々の学業成績が良く、いい職業に就ける。我慢できなかった子どもは将来犯罪に関与したりドラッグに手を出す可能性が高い』という研究の紹介。
2012-03-29 09:43:53After the riots:個人的に穿った読み方をしていることを自覚しつつも、公立校に圧力だけかけて金は出さないという現実の政策があり、公立校の教師たちが年金問題でデモを繰り返している現実もあることを考えると、タイミング的にも公立校非難の嫌みととってしまう。
2012-03-29 09:50:44After the riots:実際のこの報告書でも冒頭(4ページ)に『現在のイギリスやヨーロッパの経済情勢を鑑みるに(暴動などを防ぐことにもなると彼らが結論づけている)公共サービスの改善に予算を増やすことは正当化されない』とある。
2012-03-29 09:56:22After the riots:この暴動にどの程度子どもたち(10−17歳)が関わったかのデータとしてはこれ(昨年11月の中間報告書発表時点): http://t.co/k7jC24CO
2012-03-29 10:01:55After the riots:10−17歳の26%をどう読むか。18−24歳の暴動の主な参加者であったとしても多いことに変わりはない。
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