#スタートレック の転送装置や #マクロス のマイクローン装置に学ぶ #テレポーテーション

ライトノベル作法研究所様へ ・本稿の利用停止のお願い(2018/2/27) 本稿を「ダン・シーネン」名義で貴サイト掲示板に投稿し、第四研究所に転載して頂いております(貴サイト規約に基づく正当な転載)。 続きを読む
1

●分解まではしておいて、送らなかったら?

Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前42)と思う。個人の生体データと人体の構成物質があれば、人間が再構築できそうである。なんだか錬金術の禁忌みたいな気がするが、純然たる科学技術であるから心配はあるまい。しかし、ここで疑問が生じる。個人を分解して再構築に必要なデータと材料を得た。~続く

2013-06-22 18:50:44
Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前43)ここで、「送るのやーめたっと」と言って中断してしまうとどうか。これは誘拐や監禁になるだろうか?もちろん、転送途中の個人に意識はない。なにせ一時的には死人同然なのである。5年以上、転送を中止したままだと死亡認定されるのだろうか?~続く

2013-06-22 18:50:56

●二人以上出てくる複製の問題

Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前44)逆に、個人の構成物質を二人分にして、構成情報を二度送れば、同一人物が二人になる。働き手が増えたと喜んでいる場合ではない。その人の資産や人脈はどちらのものだろうか。結婚していれば、そのパートナーを押し付け合うトラブルも生じて来るだろう。~続く

2013-06-22 18:51:12
Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前45)技術上は可能になりそうであるので、法整備が望まれる。スタートレックやマクロスは軍の施設であるので、営利性を度外視した厳しい法規で対処できるであろうが、民営化もされた場合には社会に対する影響は大きい筈である。~続く

2013-06-22 18:51:36

●製造装置への応用

Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前46)なぜなら、人間の複製は言うに及ばず、転送装置による複製の作成は、金といった元素を増やしはしないが、たとえば高額になった芸術品などを複製できてしまうからである。市場原理から言って、そうしたものは暴落し、作り手はいなくなる。~続く

2013-06-22 18:51:53

●疾病治療から不老不死へ

Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前47)いくつか「後述する」として保留にしていた。それは、人間の転送においてデータ圧縮をすることと関係している。人体の転送で人体に異物が混入する危険性を避けるには、人体の再構築で余計なデータを使用しなければよい。分解時に得たデータの一部は使わない。~続く

2013-06-22 18:52:04
Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前48)少なくとも、分解時に得た生データは使用しない。細胞レベルであれば、未分化の幹細胞から、各種組織に分化した細胞に関する知見があれば、それが再構築用データとして使用できる。それは転送用データの圧縮にもなるが、他のメリットも生む。~続く

2013-06-22 18:52:19
Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前49)細胞レベルでも疾病により不健康な場合がある。その場合。健康な場合のデータを用いればよい。骨格、各種臓器、筋肉、皮膚なども同様である。若年者のデータを基礎として用いれば、加齢による変化を元に戻すことも可能だろう。転送で若返るわけである。~続く

2013-06-22 18:52:28
Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (承前50)もちろん、個々人の持つタンパク質等による異物への拒否反応の克服といった課題はある。もっと考えれば、精神が既知の範囲だけで成立しているかどうかも不安だ。そうした点に留意しつつ、転送などのテレポーテーションの開発が進められるべきであろう。~まだ続く

2013-06-22 18:52:46

●もし間違えた場合のダークファンタジー

Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (補足01)もし人類には未知であっても、従来『魂』『霊』と呼んできたような何かが人間を人間として支えているとする(人間以外でも同様だが割愛する)。原子レベルに分解するタイプのテレポーテーションは『いったん死ぬ』ことを忘れてはいけない。~続く

2013-06-22 18:53:00
Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (補足02)もし魂が実在して、それをテレポーテーションで再構築できなかったら、ちょっと予想がつかない事態が発生し得る。映画化もされたペットセマタリ―というホラーがある。死んだペットをそこに埋葬すると生き返るのであるが、死んだ人間で試みた者がいた。~続く

2013-06-22 18:53:24
Salah Rieman @cosycube

#テレポーテーション (補足03)結果は思わしくなかった。どれくらい思わしくなかったかと言うと、筆者は夜中にトイレに行けなくなった程度であるが(察せられたい)。一度死んでしまうということは、非常に重要である。無理なら人には使わぬほうがいい。何ならロボットを送ってもいいし。(終)

2013-06-22 18:53:49