オーディオ入力MCAユーザーのためのノートPC内蔵オーディオI/Fテスト入門

宇都宮泰(@utsunomiaa_com)さんのツイートをまとめました。 実測値はカタログスペック/設定内容より奇なり。 ■UTSUNOMIA.COM  http://utsunomia.com/ 続きを読む
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宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1469h 外観はほとんど同じだが、オーディオI/Oは完全に別物。 このかまぼこ型、は一体何なのだろう。 このデータは同時期のCF-T5(Core2Duo)。同様にかまぼこ型。192KHzサンプリング http://t.co/wCePJbZ5yy

2013-06-23 07:56:16
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宇都宮泰 @utsunomiaa_com

146Ah さらに古いフル・マグネシウムボディーのCF-M34 933MHzでも同様のカマボコ型。 http://t.co/WMp2iEhW7r

2013-06-23 07:58:18
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宇都宮泰 @utsunomiaa_com

146Bh 同時期のCF-M34 400MHz 。要するにレッツノートシリーズに共通する特性のようです。この特性は録音側ADCの前で、アナログ的に付加されているようです。 http://t.co/lZ3KEV9olo

2013-06-23 08:00:58
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宇都宮泰 @utsunomiaa_com

146Ch ノイズフロア見てわかるように、標準的には16bit仕様で、それ以上のものはありませんでした。また、周波数特性が平坦でないものは、音響測定には使用しにくいといえます。スペクトロメトリーではMCAソフトで吸収されるため、大いに利用できます。

2013-06-23 08:06:50
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

146Dh わりと簡単なので、ぜひ測ってみましょう!!

2013-06-23 08:08:51
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

146Eh 帯域の広さはひとつの尺度であり、それだけで「高品位」とはいえないので注意する必要があります。

2013-06-23 08:11:49
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

146Fh 今となってはどうしようもなく遅いのだが、いまだにうちで現役を保っているVY10F、こんなところでも裏付けられるのだなあ。純粋に音で判断していたのだが、ちょっと見直した。1462h 特性からもちょっと別物。内蔵オーディオデバイスは滅多に使わないが・・・

2013-06-23 14:54:00
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1470h ただしこの機種、固有の問題がある。基板上の電源ラインパスコン(4.7μF 25V積層セラミック 17個)が全体的にロット不良。ショート方向で壊れるので、全交換の必要がある。いままでに30台くらい交換。代用の10μF25Vは秋月にありんす。

2013-06-23 14:59:59
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1471h 現在ではOS入ってて5000円以下。 まあ、バッテリーはあまりもたないが・・。持続時間も寿命も。 まだ当分現役だな・・。

2013-06-23 15:04:24
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1472h 逆に1461hのようなのは残留雑音がいかにも「パソコン」で、使い物にならない。この機種最初のもらい物で、ディスプレー、キーボード、CPU(もとはセレロン)など交換したが・・。まず機械構造的に弱すぎる。やはり法人向けが吉。

2013-06-23 15:14:18
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1473h 参考までに、VIA社VT1620AオーディオCODECを内蔵した、廉価(11USD)な外付けオーディオデバイスでは、このように。機種を問わず、おおむね同様の特性が、ドライバのインストールなしに得られる。 http://t.co/jSV2SOQzEi

2013-06-23 15:44:59
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宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1474h しかしこれも、192KHzに設定すると、このように。せっかくの96KHzサンプリング帯域48KHzが、48KHz サンプリング、帯域24KHzに。仕様を調べ、正確にあわせる必要があるわけです! http://t.co/dIVcz2GLgF

2013-06-23 15:50:35
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宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1475h しかもL/Rch間で1サンプルのズレがあるので、それも考慮する必要があります。  まあ、有名メーカー品でも同じなので、自分で調べられるようになりましょう。http://t.co/kKdyYBgaDy

2013-06-23 15:53:43
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1476h 先日ギブソン傘下に入った某社の、ある時期の主力業務機でも1サンプルズレはあった。マスターレコーダ用途のもの。問題はそれを指摘できる人間がわが国の業界にほとんどいないこと。導入したらまず検査は、当たり前のことと思うが。

2013-06-23 16:02:12
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1477h 1サンプルズレは業務用途では致命的。  ↓のノイズフロア、20dBの違いは破滅的なほどの違い。表示が広範囲なので、ピンときにくいかもしれない。

2013-06-23 16:05:46
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

147Ah マイク入力のノイズフロアが理論値よりも大幅に高い(S/Nが悪い)理由は、ADCそのものの性能もあるが、アナログプリアンプ部分のS/Nが悪いため。良くて80dB、悪いと60dB以下←これは普通。ライン入力はそれよりもマシ、、なはず。

2013-06-23 16:22:19
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

147Bh 優秀なマイクプリアンプは、単品でも5~10万円はするわけで・・ニーブ製のなんか100万円超え。 そいつらだって、良くてせいぜい80~90dB。ボルツマン定数による限界があるわけです。入力換算で-120dBの壁・・・冷却でもしてみるか

2013-06-23 16:29:09
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

147Ch なぜ1サンプルのズレも許されないのか・・・業務では、なによりMONOとの互換性を重視。1サンプルのズレがあると、モノになったときに、コムフィルター効果により、帯域が半分に。2サンプルでは1/4に。もちろんステレオ再生では聴いてわかるほどセンターはずれる。

2013-06-23 16:34:49
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

147Eh サンプルズレは、帯域測定中のWaveSpectraのリサージュにも表れる。右肩上がり、斜め45度直線のままなら、ズレなし。周期的に直線が膨らんだり、丸が見えるようなら、Audacityで定量測定。時差のサンプル数を波形拡大して数えれば、それが時差定量。

2013-06-23 16:49:53
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1480h Audacity の場合、一つのトラックにパルス波をおき(WaveGeneで1Hzパルス 作ると楽ちん)、それを再生し、デバイス入出力を直結し次のトラックに、そのパルス再生音をアナログコピー。そのときのズレがレーテンシー。設定のところに入力すれば補正完了。

2013-06-23 16:53:40
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1481h 設定にデフォルトがある場合は、それを0にしておくか、差し引きし入力。結果として↓で時差ズレが最小になればいいわけで、これはPC機種やデバイスによって変わるので、すぐに測って補正できるように訓練しましょう!

2013-06-23 16:55:39
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1482h レーテンシー、要は処理による時差なので、あらゆるデジタルではこれがある。測って把握しておくことは、音楽にデジタル使う上で必須のはずなんだけど。慣れれば簡単さ!

2013-06-23 16:58:23
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1483h そんなとき、帯域カマボコでも、192KHzサンプリングがあれば、より正確にレーテンシーを測れるメリットはある。 1Hz パルス発生し、Lchはそのままデバイス入力に直結し、Rch は被測定物を経由し、Rchデバイス入力へ。  ゆえに素の時差は把握しておかなければ。

2013-06-23 17:01:14
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1485h PCのオーディオI/F、入力出力ともに、直流が載せてあり、何が接続されているのかを検出しようとする。例えば出力では、ライン接続かヘッドホン接続かを調べるような。入力も同じだが、エレクトレットコンデンサーへの給電のため2V程度が載せてあり、直結では誤動作の可能性が

2013-06-23 19:15:35
宇都宮泰 @utsunomiaa_com

1486h 無いわけではない。計測に使うには、できればDCをカットし、インピーダンスを変換するプリアンプやバッファーアンプをつけたほうがいいです。とりあえず、DCが乗せてあり、それで接続しているものを探っていることは、知っておくべき。

2013-06-23 19:17:33