電子書籍を考える。先行した日本の歴史、孤児作品対策など
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@azukiglg @haiirokoneko_13 普通に新刊出てる作家さんでも(電子)出版契約取るのに手間取ってる所を見るに、関係が比較的疎遠な作家さんからの取り付けは、ねえ……(´д`)
2013-06-29 11:42:10作家さんが失踪(というか、作家の転居や担当者の異動・退社で連絡先不明)してるケースは今後どんどん問題になっていきますよねえ。 QT @gainersanga: @azukiglg @haiirokoneko_13 普通に新刊出てる作家さんでも(電子)出版契約取るのに手間取ってる所
2013-06-29 11:43:02A「著作権は切れてないけど作家(権利者)が見つからない孤児作品」の扱いと、 B「作家の合意はあるが費用が折り合わなくて電子書籍化が困難な作品」の扱いは、たぶん今最もお大きな課題であるとは思う。
2013-06-29 11:46:19@azukiglg @haiirokoneko_13 まぁコミック畑で言えば、前世紀末辺りまでだと編プロ担当がお金になりそうな原画持ち逃げして消息不明、作家も版元も手も足も出ないという事態が実際に散見されますので(´д`)
2013-06-29 11:47:48Aは著作権法の緩和が必要だけど、それには多分大きな抵抗が考えられる。TPPを推進することで著作権の保護期間が延長されるとますます困難になる。かといって、「まだ存命なのに勝手に商品化された!」みたいな恐怖心を持つ作家は少なくないから、電子化を承諾を得ずに行わせる改正案は困難極める
2013-06-29 11:48:02@azukiglg 作者行方不明の著作物を勝手に利用したら実は権利者が生きていてトラブル、というのはよくある事件なんでしょうか
2013-06-29 11:49:07よくあるかどうかはともかく、「出版差し止め」「回収」とかの騒動になるケースはありえます QT @suburban_kougai: @azukiglg 作者行方不明の著作物を勝手に利用したら実は権利者が生きていてトラブル、というのはよくある事件なんでしょうか
2013-06-29 11:49:33ただ、それで儲けが出るほどの名作の作者だったら、だいたいまだ存命か所在が確認されてるとは思う。儲けが出ない程度の失踪作家の作品だったら、そもそも再商品化されにくいと思います QT @suburban_kougai: @azukiglg 作者行方不明の著作物を勝手に利用したら実は権
2013-06-29 11:50:18@azukiglg Aは、適切な金額の供託金積んで広告。5年経って権利者が現れない場合、供託金は返還 くらいが適切じゃないかなぁ。
2013-06-29 12:27:19もしくは、「収益のうちから未発見の著者(権利者)に支払われるべき金額を支払準備金基金としてプール。見つかった場合は基金から適正に支払い」とか QT @ikutana:Aは、適切な金額の供託金積んで広告。5年経って権利者が現れない場合、供託金は返還 くらいが適切じゃないかなぁ。
2013-06-29 12:30:03@tyurukichi_AA @azukiglg それこそ、国がそういうフレームワークを準備してやって欲しい。未来に向けた新しいことってそういうことだと思う。電書業界もそういうロビイングを。
2013-06-29 12:32:21ただ問題点はある。紙の本の場合(日本では)著者の取り分は10%っていう暗黙の了解というか、慣例がある。でも、電子書籍の場合は「著者に幾ら支払うか」というデファクトスタンダードがないので、著者が不当に安く買い叩かれて泣き寝入りの可能性がある。 QT @tyurukichi_AA:
2013-06-29 12:33:00まさに国が基準を作るべきなんだけど、民主政権でやったのは「緊デジ」まで。まあでもあれは、「電子書籍化に幾ら費用が掛かるのか」の基準をうっすらと浮かび上がらせた点は評価してる。その金額が適正かどうかはさておき。 QT @ikutana: @tyurukichi_AA
2013-06-29 12:34:06あと「電書業界」は一致した行動を取るのが多分困難だと思う。 QT @ikutana: @tyurukichi_AA @azukiglg それこそ、国がそういうフレームワークを準備してやって欲しい。未来に向けた新しいことってそういうことだと思う。電書業界もそういうロビイングを。
2013-06-29 12:34:36理由としては、現状で既に電子書籍ストアサイト、提供プラットフォームによって、「電子書籍の売り上げにおける著者の取り分」の設定がまちまちだから。金額設定の根拠はそれぞれのビジネスモデルに応じて算定されてるだろうから、一概に均質化も難しいだろうし。 QT @ikutana:
2013-06-29 12:35:41なので、どうしても失踪著者の作品は「不当に不利な条件で使われてしまいかねない」という著者にとっての危惧が残る。現時点で失踪してる著者の意向は諮りかねますしねえ QT @ikutana: @azukiglg そうなんですよね。取次ぎ系、出版社系、独立系で全然思惑も違うし。
2013-06-29 12:37:01Amazonとかは確か「著者が失踪しても出版社の判断で電子書籍化できるように、著者と出版社の間で契約書を取り交わせ」っていう要望を出してたことがあって、これに著者が難色、そのための出版社も動けず、みたいなことになってた気がする。あれは解決したんでしょうか QT @ikutana
2013-06-29 12:38:23@azukiglg 一方で、著作権の文化的側面を考えると、失踪著者の作品を電子化しないのは大きな損失になるんですよね。出版後50年とかだともはや連絡の取りようもない。
2013-06-29 12:38:53仮にその契約を著者と版元が結んだ場合、著者が行方不明になろうと電子版は出せるし、著者が登録した口座に勝手にお金は送られる(^^;)ので、電子書籍版の刊行は回避できる。問題は、そういう契約を結んでない時期に出たレガシーな本についてですな。 QT @ikutana:
2013-06-29 12:39:52▲ ×電子書籍版の刊行は回避できる。
○電子書籍版の刊行が行き詰まることは回避できる。
50年経って著作権が消失してたら、著者に確認しなくても出せるんですよね(^^;)問題は「著作権が消失するまでの間、著者の生死が確認できないケース」。 QT @ikutana: @azukiglg 一方で、著作権の文化的側面を考えると、失踪著者の作品を電子化しないのは大きな損失にな
2013-06-29 12:40:42@azukiglg まあ、レガシーについてはいつまでもつきまとう問題ですよね。著者の死亡なんてわからないことのほうが多かったり。
2013-06-29 12:41:02ごく小部数の同人誌や初版が少なすぎて早々になった絶版本も含めて、そういう「需要の少ない本」こそ電子書籍化すべきなんですけどねえ…… QT @ikutana: @azukiglg 一方で、著作権の文化的側面を考えると、失踪著者の作品を電子化しないのは大きな損失になるんですよね。出版
2013-06-29 12:41:29