モーリー・ロバートソン氏の独白が面白い! 共産党と脱原発運動について、「Jam the WORLD」降板に至る経緯、脱原発運動の今後のシナリオなど
このまま、この件を週刊文春に持ち込んで「激白」するか?日本共産党、日共と戦争するか?たった一人で?そんなことして、何になる?業界からの激しいバッシング、外国人であることなどに対しても攻撃を受けた時にわざわざ相手になるのか?逆にJ-WAVEと共産党を題材に小説、書く?
2013-07-03 02:54:44怒ったような、興奮したような、でも爽快感があり、今までに感じたことのない大人の味わいを骨董通りで満喫しながら、ふわっとした気持ちで歩いていました。こんなにネガティブで不調和なのに、なんか、おれ、今輝いてる。楽しい…なんだろう、この風は?
2013-07-03 02:55:45これがジャーナリズム?これ、ドキュメンタリー?「今、おれという選択」?複雑に変幻するエモーションはことごとくグラデーションのようにつながり、落とし前をつけるのなら、大きく行こう。そう、「羊達の沈黙」のあの博士のように。鉄格子の中からでも。しかし、やるのなら、奥深い満足がほしい。
2013-07-03 02:58:38ぼくは自分の運命が転落へと向かった一瞬の前後にビデオの再生ヘッドを置いたまま、穀田さんとのやりとりを何度も何度も逆回し、早送り、再生を続けました。小さな人形の家の中にスタジオを作ったら、完璧に再現できるほどに。そして長い間、考え続けました。現実の世界では短い時間でしたが。
2013-07-03 03:00:26翌週、ぼくは弁護士さんに手紙を書いてもらい、J-WAVEの編成部に郵便局から投函しました。届いたその日に編成トップから電話連絡があり、すぐに話し合いの場が、同じついたてに仕切られた会議スペースで設けられました。編成トップは笑顔で迎えてくれました。「やだなあ、モーリー…」
2013-07-03 03:02:31その会議が終わった頃、ぼくは「清濁併せ呑む」「足して二で割る」という言葉の意味が心身へと染みこんでいくのを感じました。ぼくの日曜夜8時の「モーリー・ロバートソン計画」は年末まで続き、クール変わり目で午前2時に移動となりました。次のクール変わりでは日曜の朝5時に移動。
2013-07-03 03:04:51日曜の朝5時、収録のみ、心機一転で新番組です。また番組名をぼく自身で考えました。「朝一番の鳥はミミズを捕獲できる」ということわざがあり、「early bird」という言い方をされるので、「ファンキー・モンキー・ベイビー」のような語呂で「アーリー・モーリー・バード」に。
2013-07-03 03:07:03「Jam the WORLD」の立ち上げから一緒にいてくれたDさんも、形式上ぼくと一緒に降板させられており、新番組でもDとして関わってくれました。局内でぼくの唯一の味方だったかもしれない。同時に監視役も。
2013-07-03 03:08:36日曜の朝に流れるニュース解説を毎週木曜の夕方に収録するので、その数日間のタイムラグが絶えずネックとなり、収録した当日はとてもホットだったニュースが日曜には陳腐化しているということが度々ありました。これには慣れるしかなく、でも逆に暇が増えたので国際時事に集中する日々が始まりました。
2013-07-03 03:10:24生放送を禁じ、収録内容も事前にDがチェック。そんな中ではありましたが、それでも右翼を挑発する回、大麻をぎりぎりで語る回(後ではさみが入りましたが)、北京五輪の最中にチベット問題や中国政府の人権問題を語る回など、自分なりのブレークスルーも。
2013-07-03 03:12:26この時期に磨いていただいたおかげで、ホットなトピックを扱う時にもあまり動揺しなくなりました。ありがたい時期だったと振り返っています。さて、日本共産党です。思い出がいっぱいで、革命政党が平和の鳩の政党へと変貌していった軌跡を、その後もあまり勉強しておりません。
2013-07-03 03:14:12今もって、日本共産党に関しては2001年に感じたのと同じぐらい新鮮な矛盾を嗅ぎとっております。例えば日本の原発に対しては即廃止を唱える共産党が、北朝鮮や中国の危険な核開発については、強くメッセージを打ち出していないこと。
2013-07-03 03:17:532012年のしんぶん赤旗を読むと、確かに北朝鮮を非難しています。ですが、お利口なレトリックに終始していると思います> 北朝鮮の「ロケット」発射強行/日本共産党は一貫して反対し、中止のため行動/計画発表時から抗議・談話送り自制求める http://t.co/rqxQdvpNlo
2013-07-03 03:18:41その上、日米安保を破棄して米軍基地を縮小・撤退させる> 際立つ「自共対決」 ネット党首討論/志位委員長の発言 http://t.co/6kfhp02LUF 抜粋:志位「世界でも異常な基地の実態、安保条約を廃棄して対等・平等の友好条約を」
2013-07-03 03:23:17つまり…軍事・外交では丸裸になって、すべての近隣諸国とは対等・平等に友好条約を作る。原発は即座に廃止する。労働のルールをしっかり作りなおして派遣労働法も抜本的に改定して、働く人の所得を増やす。円建てで増やした所得で、その時世界から何が買えるのかな?火力発電所の燃料とかですか?
2013-07-03 03:26:32すごいね、その日本は。ちょっと見てみたい気もする。中国語の教科書に最初に登場するフレーズが「ちょっと見てみたい」でした。我想看一看。
2013-07-03 03:28:28で。共産党と脱原発運動の関係性について考えてみます。参院選をはじめ、組織票を束ねて自公のシェアに食い込むのならば、市民団体や極小の野党が共産党のと連携に回ることにも意味がある、と考えています。共産党単体で考えると、2001年のあの時からぼくの認識はあまり動いていません。
2013-07-03 03:31:08今なお、共産党は主に固定の支持者に向けた、綺麗事が満載された「内向き」の発信を続けている、と見受けます。どなたかが指摘したことですが、仮に政権を取った場合、民主党よりもひどい大失政を行いながら「自公の時代の総括ができていない」と逃げまわるかもしれません。そこらへんは、やばいです。
2013-07-03 03:33:07でも政権を取ることはまずないでしょう。そして今は吠えている「原発ゼロの日本をつくりたい」という公約も、シェアが増えた途端にうやむやにされることでしょう。つまり、第二民主党・左派です。
2013-07-03 03:34:56しかし、そうであってもグリーンな人たちが共産党を連携して支持した場合、共産党が変わるきっかけにもなり得るのです。それは、日本共産党が緑の反グローバリズム政党へと脱皮するシナリオです。支持基盤にグリーンな市民の比率が増えた場合、当然、共産党は応えなくてはなりません。
2013-07-03 03:36:16想像上のその日本では、共産党のイデオロギーを堅持する純粋培養の長老たちと、グリーン+反グローバリズムで多様・雑多に連携する市民の党内での葛藤が起こるでしょう。原水禁も原水協も全部ひとつのアリーナに放り込み、まさに日本共産党が自分で自分を総括する壮大なペレストロイカです。
2013-07-03 03:40:40年々高齢化する共産党が、市民社会の息吹とカオスを内包し、内燃機関のように葛藤しながら若返る。搾取と格差、利潤のための戦争、自然破壊でしか拡張できない文明のあり方に「NO」を突きつけてくれるのか?そこを、ぼくはちょっと見てみたい。脱原発は氷山の一角でしかないのです。
2013-07-03 03:44:19ぼく自身は、脱原発を中長期的に実現するには自公政権の中から、じわじわと変えていく方法を選ぶでしょう。ただ、倫理や正義といったコストがかさむ選択肢を自公政権に促す上で、強烈なカウンターバランスが必要であると考えます。
2013-07-03 03:47:47市民の声を反映し、強烈に、かつ柔軟にエコロジーを唱える共産党。自分自身を総括することを恐れず、時として清濁併せ呑むことができる新たな共産党であれば、「金持ち党」である自公に対する健全なカウンターバランスとなれるのではないでしょうか?実利 vs きれいごとの喧嘩御輿です。
2013-07-03 03:49:51このシナリオでは、共産党の使命は過去を延長させることではなく、格差や環境リスク、日米関係の不平等性などに満足できないすべての市民の受け皿となることです。カウンター・カルチャーそのものであり、趣味的に細分化していったサブ・カルチャーでも「サブカル左翼」でもありません。
2013-07-03 03:51:55