中田考氏が解説する「スンナ(スンニ)派とシーア派」 &エジプト情勢
- gryphonjapan
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それにしてもエジプトの反ムルスィ暴動についての報道が、反同胞団強硬派のサウジとUAEがスポンサーの@AlArabiya_Engのほぼ独擅場で、同胞団支持のカタルのアルジャジーラが殆ど沈黙している(少なくとも私がフォローしている英語版は)のが気になる。王の交代の裏に何があったのか…
2013-07-02 07:04:47「自由と民主主義」などという無意味なスローガンの枠組みで、今中東で起こっていることを見ても何も分かりはしない。勿論、私が分かっているなどとは少しも思っていないが。それでも何が隠されているのかだけは朧気ながら分かる。しかしそれを伝えるに足る者がどこにもいないのが残念だ。
2013-07-02 07:12:16相変わらず酷い。シリアの現状の醜悪さは、こういう記事を生み出すシリアを取り巻く外部世界の醜悪さの反映だ。→ @synodos: 【新着記事】なぜアサド政権は倒れないのか? ―― シリア情勢の現状と課題/髙岡豊 / 現代シリア政治 http://t.co/broLCmbDr1"
2013-07-02 09:43:18「ムスリム同胞団政権のエジプト経済復興政策:スエズ運河地帯の再開発計画とスクーク債発行に対するアズハルの見解を通して」報告者:アブドゥッラフマーン・鈴木登 (続く
2013-07-02 15:35:47アズハルがスエズ運河の工事の財源にイスラーム債(スクーク)を発行することがハラームだとのファトワー(教義回答)を発したというので、どういう議論か気になり、ちょっと調べてみました http://t.co/x3YTKheTLa http://t.co/TmjFRA4MU8
2013-07-02 15:47:14本来、イスラーム法の議論は一字一句疎かにしてはならないので、新聞記事の引用などを元に判断してはならないのですが、ここまであからさまに粗雑な論理なら、原文に当たって確認するまでもないでしょう。 いやぁ~ひどい。アズハルのウラマーども、曲学阿世の徒だとは思っていたがここまで酷いとは…
2013-07-02 15:56:10要するに、スエズ運河はエジプト「国民シャアブ」のものなので、債券を発行すると「外国人アジュナビー」に買われる危険性があり、「国家主権スィヤーダ・ダウラ」を脅かすから、という、まさに偶像神リヴァイアサン領域国民国家に仕える偶像の祭司の面目躍如たる奴隷根性丸出しのファトワーです。
2013-07-02 16:03:12自国でムスリム同胞団にクーデター未遂の汚名を着せ、エジプトの同胞団政権へのクーデターを煽動するUAE → @sadashifukuda: アラブ首長国連邦の連邦最高裁判所は、クーデターを企てた罪のアラブ首長国連邦人94人の裁判で判決 http://t.co/iZPSTbGOm8
2013-07-03 01:38:02@nofrills @shamilshてんでばらばらな宗教解釈が社会に乱立するのがイスラームの自由。国家の唯一の世俗主義解釈の洗脳、強制に慣れた国家の奴隷共には自由の意味が分からない。 共同体の意志決定の唯一性への収斂が求められるのは全ムスリムの外交等の僅かなカリフの大権のみ。
2013-07-03 10:28:05これが「自由と民主主義の正体」だ→ @kawakami_yasu: これまでハタリール広場の反政権派のデモと、ナスルシティーのムルシ支持デモを左右に画面を分けて実況していたが、軍発表の後、ムルシ支持デモは真っ黒になった。実況が警察に切られたという。新しい時代が始まった。
2013-07-04 06:44:44茶番の「エジプト革命」の始まりだ → @KarlMarxbot: 歴史という物は、必ず繰り返す。先ず悲劇として、次は茶番として。
2013-07-04 06:48:23とはいえ、来週から始まるラマダーン前に事態を収集させよう、という軍の判断は現世の基準に照らせば正しい。ラマダンーン中に親ムルスィ派のデモを許せば、殉教を厭わない命懸けの抵抗に遭い、軍でも押さえ込めない本格的内戦に突入する恐れがある。
2013-07-04 06:54:10その意味でムルスィ/同胞団支持者があくまでも抵抗する気なら犠牲を厭わずデモを続けラマダンーンに勝負をかけるしかないが、同胞団はそのような「破れかぶれ」の抵抗はしないだろう。日本的な「散り際は見事に」的な美学は彼らにはない。しつこく生き延びて戦い続ける。そのしぶとさが同胞団の身上。
2013-07-04 07:01:44中田先生@HASSANKONAKATA 、ということはエジプトに西欧型民主主義を当てはめて見ないほうがいいのでしょうか?
2013-07-04 07:29:01はい。そういう幻想は捨てねばなりません。尤も、「西欧型民主主義」 自体も茶番でしかありませんが、それはまた別の話です。→ @tosamoto: 中田先生@HASSANKONAKATA 、ということはエジプトに西欧型民主主義を当てはめて見ないほうがいいのでしょうか?
2013-07-04 07:36:07私見では今回の政争は同胞団の負けだが、主たる理由は、利権が一致した軍、世俗主義者、米国の共謀ではなく、愚民政策の道具と成り下がったアズハルが、自分たちの権益(宗教的権威)が冒されることへの恐怖から同胞団に「反イスラーム」の烙印を押しムルスィ政権のイスラーム的正統性を否定したため。
2013-07-04 08:21:48
イスラーム法と現代における交戦規定
イスラーム法上、ムスリムとの戦闘に協力しない司祭は殺害不許可が通説だが戦争協力者が処刑可でコンセンサス http://t.co/Xcl2FyCk2J @cnn_co_jp 「シリア武装勢力が司祭の頭部切断」 キリスト教サイトに動画 http://t.co/xTPKxZWkAd
2013-07-02 12:52:59シリアのキリスト教司祭については知らないが、アメリカのように従軍チャプレンなどという制度が公式に存在する現在において、原則的に司祭が一般の民間人に比べて殊更に「平和的」であると推定すべき理由はないように思われる。(余談だが恥ずべきは米国の従軍イマームに雇われるムスリムがいること)
2013-07-02 13:07:33「戦争の家」と「和平の家」の中間くらいに「条件闘争の家」みたいなのを置いて、イスラーム・ウンマと非イスラム諸国の間にジュネーブ条約的なものを取り交わす可能性はあるのかなとか思った。 /まあいずれにせよ締結の権能はカリフに属するという話にはなるのでしょうが。
2013-07-02 13:33:32拙稿で述べた通り「和平の家」には「和平協定による併合地」と「休戦地帯」の二種類がありhttp://t.co/xNJglrXCDZ、「休戦地帯」の方は「条件闘争の家」に近似→ @nirvanaheim 「戦争の家」と「和平の家」の中間くらいに「条件闘争の家」みたいなの…
2013-07-02 14:12:17