“耳をすませば事件”と“読書の秘密”を守る権利の話
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light_snow
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発端となった@mentai5さんのツイート

実は図書館司書では講義で学ぶのだが「耳を澄ませば事件」というのがある。図書館には読書の秘密がある、利用者の本の履歴を第三者に渡さないためだ。今はPCで前回の1回分だけ残して削除されるシステムになってる。問題は、図書カードで利用者が「どんな本を読んだか」ということが第三者に知られる
2013-07-05 21:07:21
ことを映画で堂々とやられてしまったため、現在の図書館の秘守義務に反する宣伝だと訴えられています。あと、図書館司書は、メガネで事務用アームカバーつけてるってプロトタイプもどうかということもあがってました。おもしろい。
2013-07-05 21:09:19
オウム事件で、司書資格のない元水道局の図書館長が「すべての利用者の読書履歴」を公安に提出してしまったというのが背景です。「読書の秘密」を守るために職員は必死になったようですが後の祭りでした。それから図書館は「読書の秘密」をプライバシーとして守るために、PCで履歴を削除しています
2013-07-05 21:23:22リプライと応答・会話

@mentai5 はじめまして。この事に関する記事を図書館関係の雑誌で読んだことがあります。図書館の自由に関する宣言は徹底されてほしいですが、世の中の認知度は高くないですよね。
2013-07-06 01:03:22
@gouchideka おお、リプライがw 司書としては必ず習うし図書館にも掲げてある文句です。司書としては認知してなければならいはずが、資格がないものが図書館長に治まる役人主義が恐ろしいのです。一般の利用者の方にもうこんなことが起きないようにと全国で履歴削除ができるシステムです
2013-07-06 02:01:26
@hirotonakanishi そんなん古いじゃん!18年前の公開の映画です、もう世間常識が変わっています。作品として楽しむのには最高の映画だと思いますよ。ただ今回テレビ放送があったのでつぶやいただけです。今はもっと真剣にプライバシーとコンプライアンスがしっかりしてるはずです。
2013-07-06 02:51:15
@mentai5 PCうんぬん以前に、図書館は貸出履歴から個人を特定しない仕組みで運用してます。耳をすませばが問題になったのは、ある本を誰が読んだか、第三者にわかるシーンでは。
2013-07-05 23:04:49
@mentai5 @seitenhyohyo どして「耳を澄ませば事件」なのでしょ?過去に図書カードは有ったし、明確にはではないけど、これを使った物語は他にもあったろし、自分も見ました。どうして、ひとつの作品をやり玉にあげるのですか?現状と違う事は物語に多々ある事で悪い事ですか?
2013-07-06 01:29:24
@cat0cat1cat2 当時は当たり前でしたが、現在は違う。オウム事件を境にして現状をうったえておきたかったのだと思います。図書カード自体がものすごく古い制度だったので。そのぐらいあの映画上映当時にはプライバシーの侵害に取り組んでいた図書館の歴史でもあり、今ではないですよ
2013-07-06 02:03:51
@mentai5 んー。オウム事件で守れなかったのは図書館の落ち度ですよね。その後システム構築中か構築後にしても、全く事件は起きてないですよ。映画は公開されただけ。映画に責があるようにするのは責任転嫁だし、教材に使うのは盲目的であらんかと思うのですよ。過去の亡霊への言葉ですね。
2013-07-06 03:34:01
@cat0cat1cat2 問題は、図書館館長が名誉職ってことです。役所の人間で司書資格ない水道局の人が館長になったため、読書の秘密を守る信念もなかったのです。そこが問題でした。全国でまだあり得ることでしょう、そのために履歴削除というシステムが全国で普及しました。過去の教訓です。
2013-07-06 03:38:27
@mentai5 職員の方々には「もしそれを提出しなかったらどうなっていたか。どれだけの人間が苦しんだか。」についても思いを致して頂きたいですな。自由を守るということはそれに比例するだけの重荷も背負う。それを考えずに「じゆうじゆう」と言い募る人間はいつ偏向するかわかりませんので。
2013-07-05 22:19:46
@mino16 その通りですね。オウム事件のときに履歴がすべて残っていたためにプライバシーが保てなくなりました。そのために全国のソフトが履歴を削除するようになったのです、あれは警察にだしてしまう館長が多いでしょう、そういうことを未然に防ぐために採用されたシステムでもあるのです。
2013-07-05 23:07:57