「農業大規模化」崩壊の歴史

農業を大規模化して競争力を高めよう、という話題がマスコミを騒がしているが、大規模農業が崩壊する歴史を、すでに日本は繰り返している。それも奈良時代から、3度も。現在の大規模化は時代に趨勢かもしれないが、やがてそれも失敗する結末を迎えるだろう。
経済 小規模 大規模化 荘園 農業
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shinshinohara @ShinShinohara
「農業の大規模化」がマスコミを騒がしている。しかし、大規模農業が行われては崩壊を繰り返す歴史が日本にあることを、多くの人が知らない。そのことを紹介してみたい。
shinshinohara @ShinShinohara
まず、奈良時代に「口分田」、いわゆる班田収授法ができて、農民は強制的に小規模農家となった(例外多し)。しかし怠けたり生活に困ったりして田畑を売ったり耕作放棄する例が絶えず、政府はやむなく墾田永年私財法を発布。「荘園」という大規模営農が全国に広がるようになった。
shinshinohara @ShinShinohara
荘園は、藤原摂関家など有力貴族の所有ということにして、税の優遇を受けた(不輸・不入の権)。しかしあくまで名前を借りるだけで栽培は手伝ってくれないので、実際には田堵(たと)と呼ばれる営農マネージャーが使用人を指揮し、大規模農業法人である荘園を経営した。
shinshinohara @ShinShinohara
これは、大規模化を目指している現在の農業法人が、大手小売りチェーンと提携するのに似ている。大きな寺社や貴族の権威を借りて、荘園の経営を安定にするのが田堵(たと)という営農マネージャーの腕の見せ所だった。
shinshinohara @ShinShinohara
名義を貸してくれた貴族が「もっと貢ぎ物をよこせ」とやかましいことを言うようになったら、その貴族よりも権力のある上位の貴族に荘園を「寄進」する形をとって対抗したりした。大規模農家が最儲かる販路を開拓しようと大手小売りに接触し、出資を受けたりするのとよく似ている。
shinshinohara @ShinShinohara
荘園という大規模営農が進むと、藤原摂関家のような有力貴族に所属する荘園が続出し、それによって税の優遇策などを獲得した。これは、現在の農業法人が大規模化を進めていくうちに、限られた大手流通会社の系列に収まっていくのと似ている。
shinshinohara @ShinShinohara
荘園はその後、所有権が複雑化していく。平安時代が終わりを告げて貴族から武士の時代に移ると、実力で荘園の所有権を事実上確保してしまう武士が現れたりした。京都にいる貴族は名義貸ししても実力がないので貢ぎ物が届かなくなり、荘園に移り住んで豪族化せざるをえなくなった者も現れた。
shinshinohara @ShinShinohara
室町時代に突入すると、農地の所有権が複数にまたがっていたりなど、複雑化した。戦国時代に入ると戦国大名が実効支配し、荘園という大規模営農システムは存続が難しくなってきた。
shinshinohara @ShinShinohara
豊臣秀吉による太閤検地で、荘園という大規模営農システムは崩壊した。大化の改新で田畑が口分田に分割されて小規模農家ばかりになったのと同じように、太閤検地では「農地は実際に栽培している農民のもの」と規定し、小規模農家が多数誕生した。
shinshinohara @ShinShinohara
江戸時代は太閤検地のシステムをそのまま利用し、小規模農家が日本の農業を担うことになった。次第に没落する農家もいて、小作人になってしまう者が増えたが、基本的には「本百姓」と呼ばれる小規模農家を支援する政策が続いた。「村請」といって、村の自治システムで納税する仕組みが続いた。
shinshinohara @ShinShinohara
明治維新を迎えて、再び小規模農家の没落と大規模営農システムの復活が始まる。農家は地租改正で税を現金で納めなければならなくなり、販売のノウハウがない農家は自分の農地を売り払い、小作人になっていった。大地主が小作人を使役し、まとめて販売・納税する大規模営農システムへと変質した。
shinshinohara @ShinShinohara
しかし明治維新以後の大規模営農は、荘園と同じ問題を抱えることになった。京都に住む貴族が名前を貸すだけで収益を上げたように、地租改正後の大地主は都会に住むようになり、小作料を搾り取る「不在地主」になっていった。
shinshinohara @ShinShinohara
戦前の農水省(農商務省)は、小作人から小作料を絞り取って都会で遊んで暮らす不在地主の問題に頭を痛めたが、不在地主は銀行の経営者だったり、権力が強い。小作人の窮乏を知っていても改善できないことを悔しがる役人も大勢いた。
shinshinohara @ShinShinohara
絶好のチャンスが訪れる。敗戦によるGHQの支配である。「GHQの指導です」ということにして農地改革を断行、不在地主から安い値段で農地を買い取り、実際に作倍している小作人に安く譲り渡して、自作農化した。これにより、再び合い規模営農システムは壊れ、小規模農家の時代になった。
shinshinohara @ShinShinohara
そして戦後から今日までに、小規模農家による農業の維持は困難になり始め、奈良時代の口分田の制度が崩壊して耕作放棄地が増えたのと全く同じように、現在も耕作放棄地が増えている。そこで再び、大規模営農システムに切り替えろ、という声が上がっている。そう、現代の「荘園化」なのだ。
shinshinohara @ShinShinohara
なぜ大規模営農は永続せず、小規模農家による自作農化が繰り返されるのだろうか。それは荘園主や地主が寄生地主化して小作料を絞ることだけに熱心になり、生産性向上のための努力を払うことがなくなり、小作人は生産意欲を失って生産性が低下し、社会全体が低迷し、社会的矛盾が蓄積するからだ。
shinshinohara @ShinShinohara
他方、小規模の自作農についても制度瓦解の歴史を繰り返している。口分田も戦後の農地解放もおよそ数十年で制度がぐらつき始めている。やや様子が違うのが江戸時代。「村請」で村単位の徴税をし、村の自治を極力認めたのが功を奏したのか、さほど極端な制度崩壊はしなかったようだ。
shinshinohara @ShinShinohara
大規模営農は大規模営農の、小規模自作農は自作農の、制度疲労を繰り返している。ただ、江戸時代の村落共同体の自治を認めるやり方は、比較的小規模自作農のシステムを長続きさせる可能性がある。ただ、物流が激しく動く時代に江戸時代に戻ることも難しい。
shinshinohara @ShinShinohara
アメリカの大規模営農が成立するのは、石油によって化学肥料、トラクターの燃料、農薬の使用が可能になるからだ。化石燃料が枯渇し始めればこのシステムも瓦解を余儀なくされる。その時代は果たしていつ訪れるのか。そう遠い話ではないかもしれない。http://t.co/UVAtJ7czNX
shinshinohara @ShinShinohara
日本もアメリカにならって、農業の大規模化を進め、食糧増産に乗り出そうとしている。しかし日本は地形が山がちで大規模化にも限界があり、人でもその分必要になる。農業人口が大して減らなければ、アメリカと同様の所得保障制度を導入すると財政が持たなくなる。大規模化にも限界が見えてくるだろう。
shinshinohara @ShinShinohara
日本の歴史では少なくとも3度、大規模営農(荘園、大地主)と小規模農家のシステム変更が起きている。現在は3度目の大規模営農システムへの変更が模索されていると言うことだ。ならば、大規模営農システムもおそらく過去の事例に近い失敗を迎えることになるだろう。歴史は繰り返すのだ。

コメント

A.C.✨NCC1710hh2 @AerospaceCadet 2013年7月24日
寧ろ「行政主導の小規模農家制度の失敗と大規模農業への集約の歴史」にしか見えないのだが。自分で書いてて変だと思わなかったんだろうか。
まどちん● @madscient 2013年7月24日
どう読んでも話は逆で、せっかく自然に集約化してスケールメリットが働いてきたところを要らん介入で台無しにしてきたようにしか見えん。
eternalwind @juns76 2013年7月24日
この人完全にデムパですからね。他のまとめ見ればわかる。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月24日
AerospaceCadet その面もあります。他方、大規模営農が長く続くと不在地主が寄生地主化したり耕作者が生産意欲を失い生産性が低下するなどの問題が目立つようになり、小規模でも自作農にしようという為政者の改革意欲を刺激するようになります。その繰り返し。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月24日
madscient 上で述べたとおり、大規模営農も効率悪化が目立つようになって自作農の小規模化に振り子が戻ります。その点が分かりにくいので補正します。ありがとうございます。
smectic_g @smectic_g 2013年7月24日
こういう議論をするには,面積あたりの収量と農民一人あたりの収量の最低でもどちらかについての歴史的な見積もりがないといけないのではなかろうか?
PlatoonLeader @442ndCombatTeam 2013年7月24日
大規模化による高効率化&高付加価値化を目指す今のシステムと、ただ単に奴隷を働かせるプランテーション的な過去のシステムとでは行き着く先は違うのでは?
Yoshiteru Kawai @yoshikun2009 2013年7月24日
均田法導入・荘園解体は集権化が狙いだし、農地改革は小作争議解決が目的だったわけで細分化とはまた微妙にずれてる気がするのですが。
開米瑞浩 @kmic67 2013年7月25日
やあ、これは「政治的な思惑による小規模農家育成の試みはことごとく失敗してきた」という例ですね
にるば @nirvanaheim 2013年7月25日
「改革」を唱導したがる時期の行政の指導が、英語圏でいうところのfarmerとpeasant(農場経営者と農場労働者)の分離システムの発達でなく、前者を「寄生地主」「不在地主」と呼称しての解体に進むという傾向性の描写。
無道入人 (Day-Bee-Toe) @DayBeeToe 2013年7月25日
歴史部分は面白いのだが、どうして「だから大規模化しても失敗する」という結論になるのかよくわからない。現代は大規模化といっても他人に管理を丸投げするのではなく機械化の方向になるはずだから、まず前提条件が違うのでは。
にるば @nirvanaheim 2013年7月25日
読み方によって「日本史上、三度だけ小規模に分断する農業改革が試みられたが、歴史の大半は自然な大規模農業への集約傾向・状況で成立している」となるところを、「三度も大規模集約が失敗している」と描写され、「また失敗するであろう」という予言形式になっているのは、論者も反「寄生地主」規範を前提としているためだろう。
Tamemaru🔞俺得本舗 @Tamemaru 2013年7月25日
いや・・・鍬とか鎌とか牛馬で耕してた時代を持ってこられても。 人力で農作業してた時代に広大な農地を与えられても、そりゃあ持て余しますわ無理もない。
くみちす ⋈(3D生主) @ahoaho1313 2013年7月25日
なるほど、つまり地主の権力を制限して、実際に耕地する労働者に十分に配分が渡るようにすれば大規模農業は成功するわけですね
欠点’s @weakpoints 2013年7月25日
いまんとこ人口減り続けるから過去3回のような農地解放しても担い手がいない、そして現状ですら小規模農家の耕作放棄地の借り手がいない。(結論:人口増やすべ)
kawonasi @kawonasi4989 2013年7月25日
科学技術の問題がコメントで触れられてるけど、それ以外に経済の方面での進歩が考慮に入っていないのも気になる。農園の所有者が不在地主で問題が発生するケースが語られているが、現在なら株主になるのではないかな?巨大農園が株式会社化すれば敵対的買収とかで食料安全保障が脅かされるケースが考えられる。(というかTPP絡みでそういう考察を期待していたw)
yam @Q_naoy 2013年7月25日
口分田が崩壊したのは、1.天平以降の急激な気候変化で水利再構築 2.田植えや収穫時の労働力を相互提供していた氏族共同体の解体、があってのことだし、三世一身から寄進地系荘園の展開まで150年近く間があくんだが。
yam @Q_naoy 2013年7月25日
それと「頭打ちになった」ってだけで、江戸時代後期の西日本も戦後も反当たり収量激増してるよね。そこらへんはどうなるんだろう。
s.j. @uo_kawa 2013年7月25日
班田法の公平配分が上手くいって人口が増加。それに伴って農地が不足したので墾田法。そして、墾田法は農地の所有を認めたので荘園化。ちょっと修正がしたかっただけです^^;
ええな@豚バラ🐽ばらまくニャ @WATERMAN1996 2013年7月25日
.ShinShinohara 近代前において不在地主システムが崩壊するのは地方の状況が中央に届かず管理できなくなるという事に起因する。しかしながら近代においては情報・法制度・管理技術の発達により自然崩壊する原因は除去できるため、GHQによる農地解放という強権が必要だったわけである。イギリスの経済史を見れば、大規模農業が崩壊するとは限らないという事が分かるだろう。
游鯤 @yusparkersp 2013年7月25日
はいはい、不在地主が悪い不在地主が悪いですよ。ゴメンナサイね。なにもしないで、不在地主になった訳じゃないんですけどね。
いいな @iina_kobe 2013年7月25日
実力で荘園の所有権を事実上確保してしまう武士やGHQなどのガラガラポンがなけりゃいいんでないの?
カッキー @kakkyaa 2013年7月25日
タイトルから農業史的なものかと思って読んだら、中学か高校の教科書レベルのことしか書いてなくて唖然とした…
蓬莱人 @houraijin1981 2013年7月25日
そもそも、農業技術、社会的インフラの整備状況が異なり、生産力構造も変化しているのに「大規模農業の崩壊の歴史」という判断は無理がある。また、歴史的に見て、「大規模」の定義も曖昧としか言えない。
蓬莱人 @houraijin1981 2013年7月25日
また、日本における「大規模農業とは何か」?とは結構大変。我が国の主な農業品目である、水稲の農業地帯構造はEU、アメリカ・オーストラリアの農業地帯構造と異なる。EU等の諸国は、農業の生産に欠かせない水路・水門・農道等は農業経営体が一括して管理する「農場型」だが、日本では村落の共同体管理。
蓬莱人 @houraijin1981 2013年7月25日
そのため、日本における、「大規模農業」を担う農業経営体とは何か?の一つの判断に、この村落で管理を行っている、「「農業資源(≒農道・水利施設等)」を「農業生産を行う経営に内包」できるか?」が一つのポイント。そういった意味では、日本には、戦前も含めて「大規模農業」は成立していないことになる。
蓬莱人 @houraijin1981 2013年7月25日
以上、少々へんなことを書きました。後日、このテーマで詳しく自分で整理してtwitterで整理しよう。
mucho㌠ @muchonov 2013年7月25日
他の方々がコメント欄で指摘しているように、むしろ【歴史的には、『行政介入がなければ、食い詰めた自作農から土地という生産手段を手放して小作農に転換してゆく』という持続的傾向がある】【これによる農地の大規模化に対し、ドミナントな政治勢力が対抗的な政治勢力を弱体化する、あるいはその勃興を予防するという政治的意図をもって、上からの解体を試みてきた】というストーリーの説明に読めるなあ。
mucho㌠ @muchonov 2013年7月25日
日本のばあい、ルイスの転換点以前の非都市圏で1)住民はほぼ農業をやるしか働き口がなかったし、2)土地も農地という生産手段以外には活用の途がなかったわけで、そこで自作農→小作農への転換による生産性低下とか土地価格や賃金の上昇といった経営的な問題が寄生地主化を妨げたり揺り戻しとして働くことは、仮にあったとしてもごく限定的だったのではないかとおもう。
mucho㌠ @muchonov 2013年7月25日
いっぽう、第二次・第三次産業が主流化した近現代では、1)農民が食い詰めても他にやる仕事はいっぱいあるし、2)農地の生産手段としての価値低下、不動産資本としての価値上昇により、宅地転換が進んでいるから、過去のように、ほっときゃ農地が寄生地主の許にだんだん大規模化してゆくという法則は成立していないように見える。
mucho㌠ @muchonov 2013年7月25日
近現代で大規模化が破綻する業種の特徴に【労働集約型で・生産設備や技術資本の寄与分が少なく・規模による収率逓増が乏しい】があって、多くの慣行農業はその典型。本当に儲かるなら大資本が次々参入してもおかしくないんだけど、それが起こらないということは、やっぱり経営的に難しいんだと思う。 つまり、昔とは真逆に、今は「自然には大規模化しない状況を、政治勢力が上からの集約を目指している」状況なんじゃないかしらん。
あんこ好きなクルーたまにヘルムスマン、稀にスキッパー(そして、ひなちゃんの下僕) @XC60Rd__ 2013年7月25日
読み物として面白かったです。どう転んでもそのサイクルを繰り返すのでしょうかね。だとすると…
游鯤 @yusparkersp 2013年7月25日
まぁでも、「定期的に小作農化への圧力/契機がある」というのは正しいかな。旨い汁を吸っていると思われているヒトを蹴落としたいヒトが多いからね。
冷たい熱湯 @Tuny1028 2013年7月25日
? 中小貴族から大貴族へ寄進先を変える? 中小貴族が大貴族に又寄進するんじゃなかったの?
謎の七面鳥(C97申込済) @7mencho 2013年7月25日
ではどうしてアメリカなどの大規模農業が崩壊していないのか、という観点が抜けてる。 あと、荘園制度の崩壊に応仁の乱が入ってないし、戦国時代は寺社という一大勢力も見落としてる。 本来であれば他の方も触れているように、大規模農業が崩壊する、というのなら大規模化ゆえの要因が挙がることが期待されるのに、単に大規模化した時にたまたま起こった外的要因を3つしか挙げずに「だから崩壊する」といわれても( ´_ゝ`)フーン という感想しかおきない。 別に大規模になってもならなくてもどっちでもいいけど。
kartis56 @kartis56 2013年7月25日
コメント欄の突っ込みのほうが論理的で、読んでて面白い
Law Neet @LawNeet 2013年7月25日
荘園って700年も続いていたんだ(墾田永年私財法(743年)~戦国時代(応仁の乱、1467年)。制度として大成功っすね。
うそこばん @usokoban 2013年7月25日
現在進行中の事態を含め、小規模農業失敗史にしか見えない。反論殺到は当然のこととして、まとめ主の主張が正しいと思える人はどこをどう解釈しているのか知りたい。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月25日
まとめを更新しました。
eternalwind @juns76 2013年7月25日
なんでこんなトンデモがこんなに参照ついてんの?史学をかじったことがある人なら馬鹿丸出しの珍論だとわかるレベル。農本思想も知らない人が、農政史を語るなんてトンデモもいいところ中国の歴代王朝も日本も、自作農を守ることを国家の根本に掲げていた。
eternalwind @juns76 2013年7月25日
中国の王朝は荘園豪族の伸長によって崩壊していった例が多い。よって、自作農を守るべく農本思想が生まれた、ただし王朝自身が官僚層などを荘園豪族に頼っていたため利益が背反しうまくいかない場合が多かった。それだけのこと。日本の場合、太閤検地とその後の徳川時代という例外的な成功例があった。この人は主客を逆転して理解している。ちゃんと勉強してから能書き垂れてよ。
eternalwind @juns76 2013年7月25日
ちなみに、日本の場合、平安末期や鎌倉時代に小農の自作農などそもそも存在しない。農業生産性が低い時代にそんなものは存続し得なかった。それを上からの圧力で人為的に作り出すことに成功したのが織豊政権であり、その基盤の上で空前の反映を成し遂げたのが江戸幕府。こんなのは日本史の基礎。
eternalwind @juns76 2013年7月25日
いまの通説では、律令時代の公地公民制など最初から存在しなかったという説のほうが圧倒的に有力。
eternalwind @juns76 2013年7月25日
@ShinShinoharaという人は、他のまとめを見ればわかるが、基本的に思考方法が陰謀論者そのものであり、先ず、自分にとって都合のいい結論ありきであり、そこから議論を組み立てていくだけ、矛盾なんてどうでもいいという人。
eternalwind @juns76 2013年7月25日
@ShinShinoharaの脳内妄想 権力者は常に農業大規模化を推し進めようとするが、必ず失敗する。 歴史の現実 少なくとも東洋においては権力者はずっと自作農保護による政権安定を目指したが、自作農が解体していくことを止められないことが多かった。例外的な成功例が江戸幕府
伊坂一馬 @Ithaca_Chasma 2013年7月25日
労働集約的な部分を、大規模化によって機械化していくこと。どうしても残る労働者には労基法や最低賃金を厳格に適用していくこと。これで歴史上繰り返されてきた問題はかなり解決するのでは。
甘党猫が通りますよ @Future_Men 2013年7月25日
こういう歴史を「螺旋状」に見ていくことは面白い。@ShinShinohara氏への批判は多いけれど、議論の出発点として十分楽しめるものでした。
看板娘になりたいアイスちゃん @vastimu40 2013年7月25日
書こうと思ったことがもうだいたいコメントに書いてあった
ICHIKAWA Kento(おにぎり) @kentosho 2013年7月25日
結論に無理があるなと思ったらコメント覧がさらに面白いことになっていた
Scally@ヤマヘイクノデス @scally_westjp 2013年7月25日
大規模農業、農業法人やら農協システムの問題点などは、もっと多くの人が関心を持つべきで、例え論旨に矛盾があっても、問題提起として歓迎すべきかな。そこから何かしらの発展が見込めるし、それがSNSの醍醐味だし。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月25日
皆さんのご指摘の通り、大規模化と小規模化は繰り返されており、裏返せば小規模化崩壊の歴史でもあります。現代の大規模化が過去と違うのは、化石燃料によって「少人数による大規模化」が歴史上初めて可能になった点です。しかし化石燃料がどこまで続くのか見えない面もあり、大規模化の行方もどうなるか未知数です。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月25日
「アメリカの食糧戦略」togetter.com/li/538167にもまとめたように、化石燃料で合成した化学肥料の登場で食糧は異常な安値になりました。それまでは世界のどの国も農業はGDPのそれなりを占めていたのに、今や世界最大の農業国アメリカさえ、農業はGDPの0.9%に過ぎません。しかし化石燃料が高騰した場合、現在の少人数大規模営農は難しくなります。その時代がいつ来るのか。注視したいと思います。
欠点’s @weakpoints 2013年7月25日
ShinShinohara この辺りは製造業でもほぼ当てはまると思う、ロボットによる省力化・古くはベルトコンベアー方式導入とかだけど(脱線) >「少人数による大規模化」が歴史上初めて可能になった点です
Yoshiteru Kawai @yoshikun2009 2013年7月25日
産業革命というのは農業を産業界のワンオブゼムにした。そういうことが分かっていない人なんだな。
松尾重信 @shigeiko 2013年7月26日
八郎潟干拓事業とか、諫早湾干拓事業も、大規模農家経営を目的に行われてきた者だと思いますが、荘園がどうだったかというよりも、ここら辺の事業の評価をした方が、現代社会で大規模農家を営むことの問題点が浮き彫りになるんじゃないかと思います。
eternalwind @juns76 2013年7月26日
先ず、この人は、緑の革命によって農業生産性が上がったことを否定的に捉えてる時点で根本的に間違ってる。まともな教育受けてない証拠。第二に、前近代に比べてGDPに占める第一次産業の割合が激減したことも、この人は否定的に捉えてるが、これも根本的に間違い。他人にうんちく垂れる前に基礎教育からやり直せレベル
ええな@豚バラ🐽ばらまくニャ @WATERMAN1996 2013年7月27日
ShinShinohara 化石燃料が高騰すれば農業がどうのと言う前に社会が崩壊する。なぜなら人口が多すぎるから。だからこそ、いかにして化石燃料を延命させるかが最大の懸案であり、そのためには核エネルギーを活用せねばならない。
ええな@豚バラ🐽ばらまくニャ @WATERMAN1996 2013年7月27日
話を戻すと、不在地主制度が崩壊するというのは中央の主家より地方の代理人の方が民衆に近いからなんだよね。中世欧州だと王は地方を頻繁にまわったのだけど、これは睨みを効かせなければ直ぐに離反されてしまうからだった。法が機能せず統治が行き届かない時代は直接統治する者が強い。不在地主が機能するのは国が安定していればこそなんである。
丸九 @ma_ru_q 2013年7月27日
化石燃料の枯渇で大規模農業が難しくなる前にすでに小規模農業が立ち行かなくなってる気が。大規模化しつつ脱化石燃料目指していくことになるかと。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月27日
WATERMAN1996 電力だけみると原子力の割合は30%を超えたりして大きなエネルギーに見えますが、電力は全エネルギーの一部でしかないため、原発事故の前でさえ、原子力は国内で消費される全エネルギーの2%にすぎません。現代文明は石油の海に浮かんでいることに注意が必要ですね。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月27日
ma_ru_q なぜ小規模農家が崩壊したのか、原因を正確に把握しないと処方箋を誤るかも。田中角栄による土地神話の定着、戦後工業国化と輸出型国家による平均年収の上昇、米買い取りと減反政策、などなど、様々な要因が重なっています。今は大規模化が避けられないですが、大規模営農もいずれ崩壊が予想されるので、今から頭の体操を始めておいた方がよいように思います。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月27日
juns76 緑の革命に様々な批判があることも知らないで偏った勉強しかしていない時点で根本的に間違っている。まともな勉強をしていない証拠。一次産業の産業規模が小さくなることと持続可能性の関係が議論されていることも知らないで「根本的に間違い」と断定するお茶目なかわいさ。他人の批判をする前に自分のお茶目さに気づきなさいレベル。
まどちん● @madscient 2013年7月28日
ShinShinohara 「裏を返せば」じゃなくって、因果関係が全く逆。大規模農業がダメな理由がどこにも書かれてないし。
eternalwind @juns76 2013年7月28日
ShinShinohara 少なくともお前が言ってる意味で緑の革命を否定してるのはパッパラパーの極左だけ。勉強してないのはお前だ。数十億の人が飢餓で苦しむ社会から開放されたという事実の大きさは、あまりにも大きい。『偏った勉強』だぁ?珍説垂れ流してるお前がどの口でそんなこと言えるんだよ。お前が偏ってんだよ。これだけ総叩きにあってそれが理解できないのか。こいつ真性だな。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月28日
madscient 大規模が悪いわけでもありません。小規模が悪いわけでもありません。どちらも長く続けると制度疲労するらしい、ということですね。大規模の場合は経営者が独善的になっていって実際の耕作者の生産意欲が低下する、小規模の場合は怠ける人が出てきて全体の生産性が下がる、というように。もちろん時代が違いますし技術も進んでいますが、人間はよく似たところでつまづくのかもしれません。今度の大規模化がどのようにしてつまづくか、今のうちから眺めておくと、おもしろいと思います。
eternalwind @juns76 2013年7月28日
ShinShinohara のようにオーソドックスな歴史観(コモンセンスと言い換えても良い)をそもそも共有していない輩は、要するに数十年のそいつの人生において、全く他人の言うことを聞かず、自分が脳内でこしらえた珍説が正しいと思い込む性格ゆえに、そのトンデモ価値観が造成されていったわけで、そういうトンデモに対してコメント欄で批判したかといってこいつが意見を変えるわけないんだよな。事実関係の誤認をいくら指摘してもトンデモは治らない。トンデモは単なる知識の有無の問題ではなく、論者の精神的病理の問題。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月29日
罵ることが批判だと誤解している人がいると建設的な議論ができなくなるのが残念ですね。いろいろな人がいる中で、どうやって建設的な議論を成立させるか。そこに私も知恵を絞っていきたいです。ぜひ皆さんのお知恵もお貸し下さい。
篠生 滋樹 @SasaoSh 2013年7月29日
小規模農家の時代は、政治的安定に寄与していたとは言えそうだ。奈良・口分田時代はともかく、江戸・本百姓時代、戦後・自作農時代は、中世・荘園時代や戦前・不在地主時代より、農民は豊かで農村が既存権力・保守の地盤となっていたのではないか。中世は農村が新興勢力の地盤、戦前は農村が共産党の地盤だった。
quajzn-AkS @quajzn 2013年7月30日
DayBeeToeさん, houraijin1981さん, muchonovさんの意見が参考になった。確かにコメントが本文。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月31日
muchonov ついこの前まではそうだったのですが、最近になって気になる傾向が。近年、高齢化に抗いきれず田畑を大規模生産者に預ける人が続出し、集積化が急速に進み始めていますが、日本は大して平らじゃない(傾斜がある)ので、一定の雇用をしなければ維持できません。膨れあがる法人をまとめるため経営者は経営に特化せざるを得ず、政治家などとコネクションをもって経営の幅を広げようという意欲的な経営者の中には、次第に生産から離れて、流通に経営の軸をシフトさせている人が出てきています。
shinshinohara @ShinShinohara 2013年7月31日
muchonov かつて小規模生産者ばかりの時は、流通小売りが「商品を横に流すだけで暴利をむさぼっている」と怒ってらしたのですが、今やその流通側に立ってマージンを取ることで利益を図ろうとする人も出てきました。それでも「6次産業化」という名の下に、その人に農地が集積する一方です。寄生地主、不在地主の発生の芽が見え始めています。まだ萌芽に過ぎないので目立ちませんが、あと5年から10年すると話題に上り始めるでしょう。
hide @samayoumono 2017年4月22日
恒久的に安定したシステムは存在しえないというだけの話では
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