@Butayama3 SARSとかエボラ出血熱あたりもそう。 | 日本獣医学会 人獣共通感染症(第168回) - http://t.co/PEx2euIcE9
2013-07-24 23:20:33@Butayama3 さっきのリンク先、SARSだと糞便中からウイルス遺伝子が検出されたりしてるので。ただし、一口に「コウモリ」と言っても世界的にみると、いろいろな種類があって。特に問題視されるのは、ヒト社会から離れた場所にいるタイプ。日本国内のは多分そこまで問題ある例はないかと
2013-07-24 23:25:23そもそもコウモリの仲間を研究する動物学者が*あまり*多くはなくて、その生態なんかも判ってないヤツも多い。他の動物種とは異なる点が多いグループだから、保有してる病原体も結構特殊そうだし、移動能力が高いから意外と他の動物への伝播にも関与しやすい。
2013-07-24 23:29:04(英語名の語源)
@y_tambe まとめを拝見しました。解説をありがとうございます。まとめには直接関係がないのですが、「狂犬病」という名前が、「犬」だけの病気という錯覚を起こさせているような気がします。海外でも「犬」という認識なのですかね。
2013-07-25 10:18:22@MymKeiko 英語の"rabies"はラテン語の「(激しい)怒り」由来でイヌの意味はないですね。ただ小説「クジョー」にもあるように、欧米でもイヌとの結びつけは一般的かも。世界的には東アジア(特に中国)が最も多く、そこではイヌが主なヒトへの感染源で、中国語でも「狂犬病」らしい
2013-07-25 10:33:54英名 "rabies" の語源。ラテン語の"rabies"が「狂気、激怒」の意味で、英語で「激怒」を意味する"rage"もこの語から派生してる。 http://t.co/kNID7cYEtI
2013-07-25 10:39:24料理の「アラビアータ(arrabbiata)」の語源と一緒ですね RT @y_tambe: 英名 "rabies" の語源。ラテン語の"rabies"が「狂気、激怒」の意味で
2013-07-25 10:49:26別の呼び方で "lyssa" というのもあって、これはギリシア語の「激怒、狂気」由来。「リッサウイルス属」という、狂犬病ウイルスが属するグループの名前としても使われてる。
2013-07-25 10:43:22(色々な動物の狂犬病)
おまけその1) よく「狂犬病はすべての哺乳動物に感染し…」と書かれてるけど、実際に感染するのは哺乳類と一部の鳥類で、俗に「温血動物」と書かれる。
2013-07-25 16:21:46おまけその2) この「一部の鳥類」ってのはどういうことかというと、アヒルとかのいわゆる「家禽類」に実験的に感染させることが可能で、ワクチンの製造に使われたりした。野生で発症したトリがいるかどうかはわからない。けど野生のトリの中にも、抗体があったという報告があり、暴露してるのは確か
2013-07-25 16:24:43おまけその3) トリから他の哺乳動物に感染するかどうかは判らない…潜在的な宿主だとは言えても、少なくともヒトや他の動物にとっての感染源になるかどうかは判らない。
2013-07-25 16:26:28おまけその4)「すべての哺乳動物」ってホントなのかどうか? 「全て」というのは難しいけど、十分に広い範囲に感染可能なのは確か。イヌ、ネコはもちろん、キツネ、スカンク、アライグマ、ネズミ、リス、ウサギ、ウシ…あげればきりがないけれど(続
2013-07-25 16:30:31承前)気になって調べてみた中から。有袋類について、カンガルーは割と感受性が高い(感染しやすい)という資料があった。一方、オポッサムは哺乳類の中では例外的に感染しにくい(全く感染しないというわけではない)
2013-07-25 16:33:27承前)狂犬病は別名「恐水症」とも呼ばれる。そこでやっぱり気になるのが海棲哺乳類。アザラシやアシカの仲間(seal)は、北欧で野生のものが保有していることが問題になってる。(続
2013-07-25 16:36:41