わが国における固体燃料ロケット及び液体燃料ロケットについて

オムライスとロケットをこよなく愛するまことさんにわが国がどうして固体ロケットと液体ロケットが共存してるのかを説明していただきました。一つの国に二つの(3つの)宇宙機関のロケット。どちらかが消えるでもなく共存するというオムレツとオムライスのような関係。
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ttosaka/鳥坂 @ttosaka

ただし、燃料の関係で「液体燃料エンジンは最終到達速度は高く出来るのだが、トルクが少ない」 という特性があり、 「固体燃料エンジンは、トルクはあるんだが最高速度が出しにくい」という問題も抱えています。

2013-07-31 03:09:45
ttosaka/鳥坂 @ttosaka

そのため、ロケットの規模によっては、「重い全段を持ち上げる1段目では固体モーターのパンチ力を利用」し、「適当に軽くなったら、効率優先最高速度がでる液体エンジン」を使う。という構成にしているケースがあるわけです。

2013-07-31 03:12:34
ttosaka/鳥坂 @ttosaka

H-IIAやBは、1段目の燃焼途中まで、固体燃料ロケットによる補助ブースターを付けていますが、これこそソレでして、適当に速度が乗って、あと燃料が減って機体が軽くなるまでは、トルク優先の固体モータでがっつり押し上げる。という構成になっているわけです。

2013-07-31 03:13:54
ttosaka/鳥坂 @ttosaka

つーか、H-IIBって、まさしく1段目のまわりにイプシロンを4本くっつけてるようなものなんだよね・・・、規模の差がすげーっておもいませんか?

2013-07-31 03:14:40
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