「子供のほうが感受性が高いというのはデマ」というデマについて

子供と大人で同じ量の被ばくを受けた場合について
感受性 被ばく デマ 白血病
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Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
「子供のほうが感受性が高いというデマ」というデマが出まわっている(ごく一部で)ようなので、少々。
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
被ばく時の年齢によって過剰発症の出方が大きく変わる種類のがんが有ることは、既にかなりはっきり分かっている http://t.co/JB6HawQqo1 @miakiza20100906
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
その典型例は、白血病 http://t.co/OB1DYv2XIV (図2) や、チェルノブイリでも顕著に現れた甲状腺がん http://t.co/hWs3DuSXzE など。 @miakiza20100906
Masato Ida & リケニャ @miakiza20100906
被爆者の甲状腺がんリスクは、こんな傾向 http://t.co/FtyIrPJd29  過剰相対リスク(ERR; 左)ではもちろん、過剰絶対リスク(EAR; 右)で見ても、子供の方がハイリスクであることは一目瞭然。
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引用

<概要>
 小児(15歳以下の子ども)は、活発に運動し、代謝も活発であり、成長も急激である。 放射線の生物影響の一般論を言えば、生物体とくに動物のそれは幼若なほど放射線に対する感受性が高いといえる。
これは生物体が幼若で成長が急なほど分裂している細胞が多く、そのような細胞は分裂を休止している細胞に比べて放射線に対する感受性が高いことによる。
このことは放射線の人体への健康影響にも当てはまると考えられている。すなわち、成人に比べれば幼若で成長過程にある小児のほうが放射線に対する感受性が高い。
しかし、個々の生物影響についてみれば、チェルノブイリ事故からも明らかにされてきた甲状腺腫瘍のように小児とくに若い小児ほど高い感受性が顕著に見られた例もあるが、年齢による違いがほとんど見られない健康影響も多数あり、実態は多様であるといえる。


内田 @uchida_kawasaki
図2 被曝時年齢並びに到達年齢による白血病過剰死(過剰絶対リスク)への影響(1Gy被曝の場合) http://t.co/ivKOANaPxS
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引用

小児期の放射線被ばくによる甲状腺がんのリスクについて
自然発生の甲状腺がんは全てのがんの 2%以下であり、発生率は年齢と共に増加し、女性で 3 倍 高い。世界的に調整された年間の発生率は男性 10 万人当たり 1-2 人、女性 10 万人当たり 2-8 人。 世界的に発生率は年々増えており、5 年生存率は 90%近い。
被ばく後増加し、40 年以上経過してもリスクが観察される。より若齢で高感受性であり、被ば く時年齢が高くなるとリスクは減少する。女性におけるリスクは男性より約 2 倍高いが、研究に より結果が異なり、放射線による甲状腺がんの性差についてはよくわかっていない。
チェルノブイルにおける小児の甲状腺被ばく線量は、大気放出の短半減期の核種より、ヨウ素 131 の割合(牛乳と野菜の摂取から)が多い。およそ 500 万人が被ばくし、18 歳未満で汚染地域 に居住していた人に、事故 4 年後から小児甲状腺がんが増え始めた。甲状腺がんと診断された数 は正確にはわからないが、少なくとも 1992 年から 2000 年の間に 4000 人はいたと予想されている。 甲状腺がんのリスクは、被ばく線量に依存して直線的に増加し、また、外部被ばくにおけるのと 同様、被ばく時年齢が下がるほど増加する傾向を示す(UNSCEAR 2006)。

コメント

内田 @uchida_kawasaki 2013年8月2日
まとめを更新しました。
内田 @uchida_kawasaki 2013年8月12日
まとめの解説文を追加しました。
内田 @uchida_kawasaki 2013年9月13日
タイトルを変更しました。
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