鈴木元氏「福島の子供の甲状腺がんは本当に増えているか〜現状と今後の課題」

医療放射線防護連絡協議会 主催「第2回 医療放射線の安全利用に関する報道関係者との懇談会」(2014年 9月 29日) 4nwanelsonn さんの 視聴ツイート。
震災 原発 福島県健康管理調査 先行調査 甲状腺がん
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4nwanelson @4nwanelson
【振り返り】 1. 第2回医療放射線の安全利用に関する報道関係者との懇談会 主催:医療放射線防護連絡協議会 『福島県の子供の甲状腺がんは本当に増えているか?-現状と今後の課題-』 ○鈴木 元(国際医療福祉大学クリニック院長) pic.twitter.com/LxPdApQDjL
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2. 「こんばんわ。今日の懇談会のタイトル、少し仰々しいんですが、福島県の子どもの甲状腺がん本当に増えているのか?とゆうことで、小児甲状腺に関する話題を広く提供したいと思います。私はあまり素人向けに易しく話すっていうのが苦手でして、どちらかと言うと理系の人が聞いてても
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3. ちょっとつらい場合もあるかと思います。なるべく論理的に話すように致します。一番最初にこのスライドを用意したのは、みなさん文系の方が多いと思うので孟子のこの言葉はご存知かと思います。悉(ことごと)く書を信ずるならそれが則(すなわ)ち書無きに如(し)かず、ということで、
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4. 私たちがいろんなデータ、或いは発表された論文を見ていく時、決してそれをそのまま素直には見ません。ちょうど論文の査読者になったようなつもりで読むとゆうふうなことを大学の時からずっと続けてます。
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5. 今日もみなさんにどちらかと言うとそうゆう、私はどうゆうふうにこの論文を解釈して、今どう考えてるかとゆうような形でお話していきたいと思いますんで、そこでの共感が得られればいいんだろうと思ってます。
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6. だいたい1950年、60年ごろから今の医学とか或いは生物学、パラダイムシフトを起こしてまして、いろんな医療論理によってアクセスが出てくるってゆうのは排除されてて、徹底的に実証主義的な態度に変わってきました。
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7. これは疫学研究において、やはりそうゆう実証主義的な考え方をロンドンのブラッドフォードヒル博士が学会で話したことです。やはり疫学、人を〜した調査っていうのはいろんなバイアス、データの集め方が違ってるとか、 pic.twitter.com/lNQsi6NGA5
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8. 或いは解析の仕方が間違ってるとか、或いはいろんなグラデーション、本当の曝露要因じゃない隠れた違う要因によって、同じような結果が出てしまうってことがありますんで、そうゆうものを見極めていく、或いは研究としてデザインの段階でなるべくこれがバイアスとか交絡因子が
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9. 調整出来るような形でやって〜そこの中で、ブラッドフォードヒル博士は、ちょっと端折って言いますと、相関が強いかどうか、それから同じような研究をやってるものと一貫したデータになってるかどうか、ただ相関が特異であるかどうか、これは特殊な場合です。アスベストと
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10. 中皮腫ってゆうような組み合わせになりますと、なかなか他の組み合わせが少なくなるんで、ある程度こうゆう特異的な相関がある場合は因果関係がわかりやすいとゆうことなど。
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11. 曝露と時間的な経緯がちゃんとわかってるかどうか、生物学的な濃度勾配関係があるかどうか、実際いろんな調査の中で私たちはこれを一番重要視してます。これは放射線疫学研究ですと、線量効果関係って言ってますが、 pic.twitter.com/cdvKtVI7CC
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12. 被ばく量が増えるに従って影響が強くでるとゆうような、そういう関係がその調査の中で見れるかどうかってゆうことを非常に重要視してます。ただ生物学的にありそうなこと、或いは既知の科学的理解と矛盾しないこと、ってゆうようなことは、〜だいたい同じことを示してますが、
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13. 今私たちが考えてる例えば発がんのメカニズムとか、或いは身体の中での幹細胞、〜、これの代謝、そうゆうものと今みてるものがあまり矛盾してないかどうかってゆうようなことも考えていきます。一番疫学調査で強いのは、実験、介入による証明なんですが、これは薬剤の効果を調べるような時は
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14. ダブルブラインドを症例対照研究ってゆうものができるんですが、被ばくってゆう意味でゆうとそうゆうことは出来ません。そうゆう意味で実験による証明ってゆうものを、被ばくに関してゆうと、私たちは動物実験による実験結果と矛盾がないかどうかとゆうような形で評価していきます。
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15. 実際の疫学調査、いろんな疫学調査があります。先ほどちょっと出ましたが、疫学調査ってのはどうゆう集団を設定したかってゆう時に、既に歪みが起きてしまう場合があります。情報収集の仕方がちょっと傾向的におかしくなって歪みが出て、 pic.twitter.com/Andy8IAWtS
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16. とゆうようなものをバイアスとゆうふうに呼びます。それに対してデータの集め方が全てよかったんだけども、実は発がんで言うと例えば煙草を吸ってる人のパーセントが違う集団を比較してしまうと、間違った結果になってしまいます。
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17. 最終的に何を発がんってゆうようなものを最終的な結果として見ていく場合は、一般的に発がんに関係するような強い因子ってゆうものをきっちり情報をとって、それを調整していくとゆうことが必要になってきます。そういうものは調整されてない場合はその疫学調査ってゆうものは
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18. 信頼性が低くなってく、ゆうことが代表的な交絡因子、性、年齢、人種、喫煙、飲酒、職業曝露、いろんな化学物質とかそうゆうものを曝露〜、社会階層などによっては容易に受けるチャンスが違ってくるんでやはり違う結果になってきますんで、こういうものはなるべく調整されてる必要があります。
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19. その上で疫学調査には一番いいのは二重盲検ランダム比較試験、これはいわゆるいろんな薬の知見なんかの時に使うやり方ですが、これは一番客観的になります。ただ、なかなかこうゆうものが出来ない場合はその次にいいのが、前向き研究って言ってるコホート研究です。
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20. これは集団を設定していろんなデータ、集団を設定しながらデータを収集してきますし、最終的にがんになったかどうかってゆうのはこの集団の中で出てくるわけです。時間がかかってそれなりのサイズの集団を追っかけないといけないとゆう、非常に大変な研究なんですが、
4nwanelson @4nwanelson
21. 曝露量、或いは交絡因子、こうゆうものを事前にとることが出来るとゆうこと、そうゆう意味でバイアスが入りにくいってゆうこと。定量性を持ち込みやすいとゆうのがメリットなんです。もうちょっと自分が研究者として実際にいろんな調査をやる時は、後ろ向き研究ってゆうのをよくやります。
4nwanelson @4nwanelson
22. これは症例対照研究って言ってて、病気が発症した人と発症してない人を一対一とか一対四とかそうゆう割合で測定しまして、過去に遡っていってどうゆう曝露があったかとゆうのを調べていくやり方です。この方が最後の疾病、発症は済んでますから比較的短時間に調査が出来ます。
4nwanelson @4nwanelson
23. ただ、これはバイアスが入りやすい。集団設定の時に対照をどう選ぶかとゆうので問題が起きる場合がありますし、情報収集のところでも問題が起きる場合があります。時間があれば後半のところで医学検査、オックスフォード調査とゆうようなものを話しますんで、
4nwanelson @4nwanelson
24. その時にちょっとまた触れるかもしれません。一番疫学調査の中でエビデンス能力が低いのが地域対照研究とゆってるもので、生態学的調査とかエコロジカル研究とか、地域対照研究とかそうゆうふうな言い方をしてます。これは個々人がどうゆう曝露をしてるかってゆうのは実は、おうてません。
4nwanelson @4nwanelson
25. その地域の平均としてあくまで見ていきます。個々人にどうゆう交絡因子があるかってゆうのも実際は調整が出来ない。そうゆう意味でやり易い調査ではあるんですが、
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コメント

seki_yo @seki_yo 2015年1月6日
まとめを 更新しました (増訂版です ... )。
seki_yo @seki_yo 2015年6月15日
更新しました。 関連した まとめを 2つ 追加。
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