桃井「男のオタクの人ってかわいい女の子と付き合いたいわけじゃなくて、可愛い女の子に自分がなりたいんですよ」「だから性別っていうのを超越した存在なんですよ、オタクって」 あああ、わかる、わかる、わかる。
2013-03-03 03:27:14http://t.co/V6av2FYDYJ これ面白いなー。元のspoonの記事では桃井はるこは「オタク」を一元的に定義してなくて、レトロタイプオタクと、コミュニケーション型オタクの違いも述べてたり、上坂すみれの「フィギュアになりたい女性像」をロリータとつなげて話していた。
2013-03-05 03:48:11体調の悪い頭で、お風呂に入りながら例の「美少女になりたい願望」について考えていたんだけど、もしかしたら僕はものすごく重要なことを失念していたのではないか、と閃いた。文脈である。
2013-05-14 01:27:47件の「性別を超越した存在なんですよ」という言葉に僕は非常に共感しつつも、実際に性別を超越したかというと間違いなく否である。してたらそれはオタクにとっての解脱である。
2013-05-14 01:31:55そこで文脈の話だ。件の対談はオタク賛美の文脈である。少なくとも共感を覚えた俺にとってはそうである。オタク賛美の文脈だと、賛美するあまり、うっかり理想に近づけんと誇張してしまうことがままある。
2013-05-14 01:34:55つまり実情に照らした場合、「オタクは性別を超越した」ではなく「性別を超越『したい』」が適切なんでないか、ということで、ここまでが前座。
2013-05-14 01:36:53「美少女(こそ)が性別を超越している」というのは、共感できるひとも多いんではないかと思う。そしてこれは「美少女になりたい」「性別を超越したい」というのとも合致する。
2013-05-14 01:39:07オタクであることに矜恃があるけれどもリア充にも憧れる、みたいな漫画を @tamagomago さんが紹介していたけんども、そういうことなんじゃないかと思う。強さに憧れる、ただし強さの中身が違う、みたいな側面があると思う。俺の触れてきた強さは可愛さだった。可愛いは暴力。
2013-05-14 01:44:07自分の知る強さを、存在というか、人格というか、そういったものに仮託した結果、それが親しんだ美少女という形を持ったということなんではないか。
2013-05-14 01:49:10「美少女になりたいっていうのは自己愛のひとつであって、問答無用で許容される存在が美少女」という指摘は、ずっと前から言われていたのだ。
2013-05-14 01:54:59僕が個人的に「俺の嫁」という言葉を使いたがらないのもこのへんで、“俺”の嫁なんかになったが最後、俺は間違いなく可愛さという暴力に打ちのめされて死ぬ。俺はとても弱い。
2013-05-14 01:59:40けいおんの劇場版の二回目を観たあと、すっごくU&Iを弾きたくなったことがあったんだけど、あれは同一化願望だったのかも。天使にふれたかったし天使になりたかった。でも「天使にふれたよ!」は俺には弾く資格ないだろ。それにU&Iはあのジャッジャッジャッジャッの部分がさあ、分かれよ!
2013-05-14 02:05:48友人を見てると思うのだが、あやつは自分の「好き!」にものすごい確信を持っているのだが、俺はというと驚くほど自信がない。自分が対象を好きなのかどうかすら、容易に分からなくなってしまう。(続)
2013-05-14 02:17:11(続)失礼になるかもしれないが、たまごまご @tamagomago さんも「自分の好きに自信がない」と確か仰っていたし、「好き!」の権化である美少女の価値が上がるのもむべなるかな、なのかもしれない。俺は美少女に頼っているのかもしれない。
2013-05-14 02:20:03