プリースト『夢幻諸島から』、ガイドブックですよ的形式は前半はちょっと取っ付き悪い感じだったるけど後半は活きてくる。物語がある章との絡み具合を確かめたくなるし。でもやはりいわゆる個の「物語」が語られる章が断然面白い。
2014-04-05 22:20:05クリストファー・プリースト『夢幻諸島から』(早川書房)は読了。途中からどんどん面白くなった。短編集的感覚で読むほうがいいというのはあとがきで訳者の古沢さんも言ってた。人物像が重なるけど語り手によって物語が変化していくのがプリースト節。いわゆるオチがない部分で楽しませる、さすが。
2014-04-05 22:14:23廃墟通信、更新しました。 http://t.co/k8y4b9rz6W (今週号の目次は、「夢幻諸島から」、無駄な天才 [;^.^]、忘れたことを忘れたい [;^.^]、選びきれない..[;_ _]、「新編バベルの図書館 6」、ついに冷房、いくらか整理、です。)
2014-04-03 01:51:49おお、ついに読書メーター登録数で、『夢幻諸島から』(514登録)が『奇術師』(513登録)を抜き、クリストファー・プリーストの最多登録数作品になった。#bookmeter http://t.co/Ezrt9cPxMu
2014-03-28 16:26:09プリースト『夢幻諸島から』、色んな章で同じ登場人物が出てきたりはするけどあまりそこを伏線と捉えないで短編集的感覚で読むほうがいい気がする。なんて言ってたら案外ちゃんとオチがあったりして?
2014-03-27 16:30:46今更よーやくクリストファー・プリースト『夢幻諸島から』を読書中。観光ガイドの体裁の小説。単なるガイド的文章の部分が面白くなくて最初、なかなか乗れなかった。でも途中から俄然面白くなる。
2014-03-27 16:24:13『夢幻諸島から』が(理解できたかどうかは別として)面白かったので「俺ってSFいけるんじゃね?」と思い『皆勤の徒』を読んでるんだけど、さっぱり分からない。それはもう気持ちいいくらい。ヒエログリフでももう少し理解できるんじゃないか。でも途中で投げ出したくはならないから不思議。
2014-03-26 20:43:09イベントのために『SFマガジン』を読んでいる。クリストファー・プリースト『否定』の雰囲気がよかった。短編だとその世界観の僅かしか伺い知ることができない。さらに知るために『夢幻諸島から』も読まないと。
2014-03-26 09:01:30ATB海外長篇 フィリップ・K・ディック「ユービック」 R・A・ラファティ「イースターワインに到着」 コードウェイナー・スミス「ノーストリリア」 クリストファー・プリースト「夢幻諸島から」 シオドア・スタージョン「夢みる宝石」ラファティ・スミス・プリーストはシリーズを含めての意で
2014-03-24 20:58:04クリストファー・プリースト『夢幻諸島から』を読んだ。地形や環境を変えた無数の島々への旅行ガイドの形を取りながら、時々はさまれるエピソードがすばらしい緩急のよい連作短編。これまで読んだプリーストの中でダントツに好きだ。
2014-03-23 09:59:05@frswy プリーストってそんなに存在感あるのか、ロンコンで確認してきたいと思います(笑)。でも確かに日本に置き換えたら、70年ごろデビューした作家がいまだに毎回星雲賞の候補になるようなものですもんね。具体的には…(以下自粛)。
2014-03-20 10:06:59作家というのは同じモチーフを繰り返す、というか取り憑かれているのね、と、こないだいわしげ孝をまとめて読んだときに実感。故郷(鹿児島)・柔道部・書店員・幼なじみとの不倫(不倫未遂)というモチーフが繰り返し繰り返し出てくる。と、プリーストのことを思いながら読んでいた。
2014-03-20 10:06:48The Adjacent書評。「プリーストの作品を読むといつも、イケアから届いた荷物を開けて何か足りないものがないか、それと同じ不安な気分を味わう」というくだりは、先日の読書会で古沢さんが「プリーストは仕込みもスゴイが抜けもある」と仰ったのと見事に重なって思わず笑った。
2014-03-20 09:30:36The Adjacent書評。ここ30年ほどのプリースト作品(要するにThe Affirmation以降)では、The Extremeと並んで一番SF的なアイデアや設定が盛り込まれているので、SF読者には受けがいいのではないか。複雑な語りを読み解く楽しみも堪能できる。
2014-03-20 09:27:45The Adjacent書評。『奇術師』『双生児』『夢幻諸島より』『黄昏ゆく島へのフーガ』(未訳)との関連についても触れてあるが、主人公がカメラマンであるところは『魔法』、途中に出てくるカフカ的迷宮は『伝授者』と、それぞれ呼応している。
2014-03-20 09:25:53先ほどRTしたプリーストのThe Adjacentの書評を改めて。 過去のプリースト作品にまさに「隣接」しているのと、作品内のエピソードが「隣接」している、このポイントをしっかり押さえて、とてもよくまとまっている(←偉そう)。 http://t.co/8IiyrxnnBg
2014-03-20 09:21:55Review: Gary K. Wolfe reviews Christopher Priest http://t.co/nZa9hlLWKK
2014-03-20 08:28:43英国のSF読者にとって、プリーストって、どんな存在なんだろうな。同世代以上の作家の大半は、リタイアかセミリタイア状態なのにまだ現役で、新作が出るたびに、子どもや孫の世代の作家たちと賞争いをしている。ちなみに伊藤典夫さんより一歳だけ若く、ことし七十一歳になる。
2014-03-20 00:44:24@frswy The Adjacentは、最近の作品の中では一番SFプロパー読者に受けそうなアイデアとか設定を盛り込んでますので、一つくらい賞がもらえるのでは、と期待してます。
2014-03-20 09:06:33プリーストのThe Adjacentは、英国SF協会賞とクラーク賞の長篇部門でノミネートされました。二冠なるか? 無冠に終わるか? 一つでも取れればいいのだけど。
2014-03-19 18:26:22