真のプレゼント

真誕生日SSを書こうとしたら…。どうしてこうなった。自分への戒めのためまとめる(悪)
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悪人 @isitetsu

真「あれ? 小鳥さん、今日元気ないですね……」小鳥「あら、ため息ついてるとこ見られちゃった?」真「何かあったんですか?」小鳥「うん、あるというか……これから起こるというか」真「ボクでよかったら相談に乗りますよ!」小鳥「実は真ちゃんにもチョット関係してるんだけど……誕生日のことで」

2013-08-28 19:45:12
悪人 @isitetsu

真「昨日のボクの誕生祝いですか? スケジュールあったみんなだけだったけど楽しかったですよ」小鳥「うん、いいわよね」ボロボロ 真「うわわ、なんで泣いてるんですか!」小鳥「ホント、若いっていいわー。私、誕生日が来るのが怖くて怖くて」真「あ……。小鳥さんももうすぐ誕生日なんですね」

2013-08-28 19:48:27
悪人 @isitetsu

小鳥「若いとどんどん大人になっていいわよね……。真ちゃんもどんどん綺麗になっていってるし」真「へ? ホントですか! やーりぃ!」小鳥「でも、私ぐらいの歳になると誕生日への日程が死のカウントダウンにしか見えなくなって……」ダー 真「……そ、そんなことないですよ! 小鳥さんだって」

2013-08-28 19:53:16
悪人 @isitetsu

小鳥「なぐさめはいいのよ……真ちゃん」真(そうか、小鳥さんの誕生日ってボクと近かったんだね)小鳥「私はこのまま腐っていくのみ……」真(なんとか元気だしてもらいたいなあ)小鳥「色即是空空即是色……」真「そうだ!!」小鳥「応ッ!」真「小鳥さんの誕生日にボク、プレゼント送りますよ!」

2013-08-28 20:42:56
悪人 @isitetsu

小鳥「だめよ、真ちゃん」フルフル 真(え? 小鳥さん、ホワイトボードを指さして……) 菊地真 知床ロケ9/7~9/12 真「ああっ! そうだった!」小鳥「北海道路線バスの旅だったっけ? 私、楽しみな番組なのよね!」フンス 真「ご、ごめんなさい」小鳥「いいのよ。その気持だけで」

2013-08-28 20:49:18
悪人 @isitetsu

真「……」グッ! 小鳥「真ちゃん?」真「でも! ボク、小鳥さんに、笑顔で誕生日を迎えてもらいたい!」小鳥(と、とても嬉しんだけど、真ちゃん気合が入りすぎてる)タラー 真「だから、僕に出来る事を『今』小鳥さんにプレゼントしますよ!」小鳥「へ!?」真「さあさあ! こっちへ!」

2013-08-28 21:07:01
悪人 @isitetsu

亜美「うあー。事務所までの階段キツイよーアツイよー」真美「ガマンだ! 亜美隊員! 登り切れば、冷蔵庫の中のスペシャル抹茶アイスバーがまっておるぜよー」亜美「ウィ、がんばるよー」高木「おや? 亜美君、真美君。おはよう」真美「社長? おはよーございまーす!」亜美「キゴウですなー」 

2013-08-28 21:34:43
悪人 @isitetsu

高木「外回りの挨拶から帰ってきたところだよ。キミ達もいま来たところかい?」亜美「そーだよ」真美「今日は二人でのシゴトだからねー」高木「そうかそうか。じゃあ一緒に事務所までいこうか」亜美「それじゃ、社長のペースに合わせるよー!」真美(社長、夏でもこんなに黒くて暑くないのかな?)

2013-08-28 21:47:17
悪人 @isitetsu

ダメ! ダメヨ、マコトチャン! 真美「ん? ねえ今、変な声しなかった?」亜美「え? 何も聞こえなかったけど?」 アッ、アーッ! マコトチャン! スゴイ! 真美「いや、明らかに聞こえるっしょー?」高木「音無君の声のようだが…」 アアッ! アアッ! アッー! 

2013-08-28 22:08:23
悪人 @isitetsu

高木(こ、これは……)真美「社長! ピヨちゃんが!」亜美「ナニモノかに襲われている!」高木「あー、キミ達! 危ないのでここは私が……」亜美「真美! 突入するよ!」真美「アイアイサー!」高木「お、おい! 待ち給え!」亜美「正義のアイドル! アミマミン参上!」ガチャリ真美「参上!」

2013-08-28 22:17:11
悪人 @isitetsu

亜美真美「アッー!」高木(いっ、いかん! 二人には教育上よろしくない事態になって!)真美「いいなぁ、ピヨちゃん。真美もまこちんにしてもらいたいよ」高木(!? な、なにを!)亜美「キモチよさそうだよね」高木(社長として! いや一人の年長者として! それだけは阻止すべし!)バッ!

2013-08-28 22:33:40
悪人 @isitetsu

高木「音無君! 菊地君! やめたまえ!」バーン 真「あ、社長! おはようございます!」高木「ん?」小鳥「」ビクンビクン 高木(音無君がソファーにうつ伏せになって……。菊地君はその上にのしかかって!?)真「小鳥さんに、マッサージしてたんですよ! 誕生日のプレゼント代わりに」

2013-08-28 22:40:30
悪人 @isitetsu

小鳥「凄い効くわー。5歳は若返ったわー」真「へへっ! 父さんによくやらされてたんで、慣れたもんですよ!」小鳥「体が軽い! 大空を飛ぶ鳥のように翼を広げて羽ばたけるようよ!」高木「……」真「小鳥さん! まだまだこれからですよ!」小鳥「へ?」真「ここからが本番です」ポキポキ

2013-08-28 22:45:21
悪人 @isitetsu

真「今までのは、体を柔らかくするマッサージです。これからは更にその上をいく、空手を応用した整体術です」小鳥「ま、真ちゃんもう充分よ! 憂鬱な気分も吹っ飛んだし!」真「まだまだ! ボクのプレゼントは最後までやってこそ完成するものですからね!」小鳥「も、もう誕生日つらいなんて言わな」

2013-08-28 22:56:25
悪人 @isitetsu

高木「……なんか羨ましいね。私も誕生日を祝って欲しかったな……」 ギャァァ 亜美「社長?」高木「7月6日だったんだが、誰にも気づいてもらえなくてね。まぁ仕方ないか……」真美「……」亜美「……」高木「ま、菊地君と音無君が楽しそうなのを見ているだけでも幸せだと思うがね」

2013-08-28 23:02:41
悪人 @isitetsu

亜美「社長! 大丈夫だよ!」真美「真美たちが、社長にオクレばせながら、プレゼントしてあげるよ!」高木「おお! そうか! ありがとう!」亜美「まこちんみたいなのがいいんだよね?」高木「ん?」真美「双海流ショック医学マッサジってのがあるんよー」高木「んん?」

2013-08-28 23:05:57
悪人 @isitetsu

亜美真美「じゃあそこのソファにうつ伏せになって!」高木(あらあら?) グキッゴキッ! アレ? マチガッタカナ?  その後、小鳥さんは清々しい姿勢で数週間をおくれたという。高木社長は変な歩き方になっていたというが、多くは語っていない。  おしまい。真誕SSかとおもった?(悪)

2013-08-28 23:17:16