「非嫡出子差別違憲判決は違法」説の方とのやりとり。
- filinion_es
- 4254
- 0
- 5
- 0
これか。もう法治国家じゃねぇな。地裁じゃなく最高裁でこの認識。最早こいつらが法で有り法律と思い込んでおるな|ωΦ) 婚外子相続差別は違憲 最高裁大法廷 :日本経済新聞 http://t.co/ocqampscbZ
2013-09-04 18:10:47いや、普通に法治国家だろう、と思ったので質問。
@vmotosan …よくわからんのですが、法律の規定自体が合憲か否かが問われた裁判なのではないでしょうか。 憲法判断を行うのは最高裁の重要な任務ですよね? 「こいつらが法律と思い込んで」云々というのは一体…?
2013-09-04 20:57:10@filinion_es 違憲だとか憲法を持ち出す前に、民法という「法」により事細かに相続分は規定されているはずです。もしその想定された規定の範囲を超えてしまい、仕方なく最高規範である憲法を持ち出すなら兎も角、先に憲法を持ち出し、定められた法の改正や削除も行わず決定は変ですね
2013-09-04 21:05:42憲法を持ち出して判決を下す前に裁判所は法律を改正せよ、とおっしゃる?
@filinion_es 憲法なんぞ概念の中の概念といえるもので、非常に曖昧。こんな決定を下せば今後、下位に属する法や法律殆どが違憲だ!とか騒がれる事になりますよ。
2013-09-04 21:10:53@vmotosan 民法に細かな規定があるのはわかりますが、それが違憲である、という訴えに対して、裁判所が憲法判断を行うのはおかしくないのでは? 原告が憲法問題に触れてないのに憲法を持ち出したらそれは驚きますが…。 法改正は国会の仕事ですから最高裁が行ったらそれこそ越権ですし。
2013-09-04 21:11:10@filinion_es 個別の判例に対し、その非嫡出子側が権利を主張し、民法に定められた相続分を定められた法に基づき分与した。それを覆し・・というのは既に法ではありませんよね。
2013-09-04 21:12:32@vmotosan おっしゃる意味がわかりかねるのですが、現行法の規定は違憲である、従って現行法に即したこの決定は無効である、というのは、違憲訴訟としては普通なのではないでしょうか。 というか、最高裁が憲法判断を下す状況が他に考えられないのですが…?
2013-09-04 21:15:09@filinion_es 要するに当該一族が現行法を遵守し、法に基づき適正に財産を分与した。これに愛人側?の一族がこの民法の規定は不平等極まりない非道な法であり、こちらにも財産を貰う権利があると主張。そして地裁高裁と民法遵守の判断を下し最高裁は差し戻し。この被相続人一族の権利は?
2013-09-04 21:19:16@filinion_es 違憲とするならば今回の事例では適用できず、司法と立法の怠慢を猛省し法と法律の整備を行い、その新たになった法に基づき今後適用されるのが道理です。 これは当事者間の個別補償等の問題です。
2013-09-04 21:23:07@vmotosan ご存じと思うのですが、婚外子でない人間が、婚外子の相続権を認めよ、と法廷で争うことは基本できません。「訴えの利益がない」で却下されますから。 この問題についての違憲訴訟は、「自分にもっと遺産をよこせ」という個別の事例を発端にした形しかあり得ないのです。
2013-09-04 21:27:32@filinion_es 勉強していたのはもう20年程前なので、うろ覚えしかありません。ただ当事者不在で、司法関係者だけの権限をふるいかざしているだけにしかみえないのですよ。いずれにせよこの被相続人一族に法的には一切非はありません。法を守り司法に違憲判断下され責を負わされる。
2013-09-04 21:33:46@filinion_es 例えば相続には放棄、欠格、廃除があります。うち欠格は司法が相続人に相応しくないと判断し相続権を奪う権利です。廃除は被相続人が行う権利です。これを憲法の人権等を当てはめ違憲だ!とすれば違憲となるでしょう。 法に従う意義がなくなります。
2013-09-04 21:37:52@vmotosan 例えば嫡出子側が介護などを行っていたのに非嫡出子側はそうではない、というなら、その事情に応じて相続額は変動しますので、それを争う余地はあります。 単に、「非嫡出子だから」という理由で問答無用に減額することは認められない、という話です。
2013-09-04 21:41:59 テーマを広げられても大変なので、
「本件で最高裁が法の枠組みを踏み越えているか否か、という点だけ論じたい」
という論点整理を試みます。
@vmotosan (続き)私は 「最高裁は違憲訴訟への対応という本来の仕事をしているだけだよ」 と言いたいだけなのです。 本件が(判決内容としては現行法に大きな改正を要するものであるとは言え)違憲訴訟としては典型的な内容である、という点だけ合意できければよいのですが。
2013-09-04 21:58:42@filinion_es 違憲とするならば、違憲を放置していた者をまず裁くべきでは?司法や立法には基本的人権も平等も守らずに一方的に他者を裁く権利があるのですか?これこそ違憲では?
2013-09-04 22:10:08@vmotosan 裁判所の仕事は、訴えに対して、その範囲で判断をすることです。 最高裁が、訴えもないのに「違憲を放置していた者をまず裁く」とか言い出したらそれこそ大混乱になるでしょう。 だからこそ、求められない限り憲法判断はしないし、当人に利益がない限り訴えも起こせないのです。
2013-09-04 22:14:00@vmotosan 繰り返しになりますが、判決内容の倫理的是非について論ずるつもりはありません。それは個人の価値観です。 私はただ、最高裁が、訴えに応じて法律の合憲性を審査する権限を持つのが日本の法体系である、と言いたいだけですし、その点について合意できたのであれば私は充分です。
2013-09-04 22:19:30@filinion_es では繰り返しましょう。この最高裁の下した判断は地裁のレベルすら劣る倫理観も知識も何も無い輩が集まって下した非常にくだらない、国家としての恥を晒す様な判断でしかないと言ってます。
2013-09-04 22:21:15@vmotosan えーっと、つまり「嫡出子の相続権は制限さるべきである」というお話ですね? その点については、大変そうなのでここで議論するつもりはないです。
2013-09-04 22:23:12