かぜまち結婚相談所の容姿基準からヴィガレロ の『美人の歴史』

江口某 @eguchi2013

「公女は、「望み通り美しく」、目は「たいそう美しく」、口は「あざやかな朱色」。「胴はとても美しく」、「物腰には気品があり、その態度はきわめて礼儀正しい」と強調し、「うっとりするような」魅力がある、と結ぶ」

江口某 @eguchi2013

「……これらの言葉は特に、ある特徴が優先されていることを、明らかにしている。……すなわち顔であり、外見、物腰である。逆に……からだについては、ほとんど語られない」

江口某 @eguchi2013

「……それから1世紀を経ると、まるで異なった描写がなされる。健康状態にいっそう敏感になり、歩き方と動作の軽やかさが記憶され、顔立ちの特異性についても、あえて語られる。」

江口某 @eguchi2013

「……マリー=アントワネットについて次のように記している。」

江口某 @eguchi2013

「時と場合によって、さまざまに変化する」目、「やや扁平すぎる」胸、「みごとな」肩と首、歩き肩には、二つのタイプがある。」

江口某 @eguchi2013

「一つは、毅然として、きびきびした歩き方。もう一つは、なよなよ、ふらふらした歩き方。甘ったれているようだとも言えるが、人に失礼な感じを与えるほどではない。」pp.11-12

江口某 @eguchi2013

まあこういうのはそれを記述した人の腕が違うんかもしれないけど（マリーアントワネットのは軍人・貴族のティリーさん）、女性の見方がぜんぜん変わているのだな、みたいな。

江口某 @eguchi2013

んでまあ我々が女性（あるいは男性）を見る仕方もどんどん変わっているのだろう。

江口某 @eguchi2013

石田かおり先生が一人でがんばってる感じ。

江口某 @eguchi2013

んで「化粧の歴史」みたいなのは女性ライターが興味もって書きそうなものだと思ってたんだけど、国内で（おそらく）有力なライターは男性みたいなんだよな。