機動戦士ガンダム第08MS小隊感想
Gガンのようにテンション高く激しい描写ではなく、こちらはまるで”普通の人間が自然に生きているような描写"がされていると思う。さっぱりとしたキャラデザに加えてデフォルメを適度に効かせていると思う。大体こんな感じに。 http://t.co/qSazuAAjqC
2013-09-18 23:32:343話の大口を開けるシローとか4話の喧嘩を仲裁するどころか加勢するシローの姿とか何か70年代のAプロ・シンエイ作品や金田っぽいおおらかな感じで描かれているような。近藤高光さんあたりが描きそうな絵ともいえそう。 http://t.co/D5IPaVYNxp
2013-09-18 23:34:18∀やAGEなど比較的さっぱりしたキャラデザの作品は後にあったけれども、少し緩い感じで動くキャラクターではなかったと思う。ガンダムシリーズではないがザブングルのキャラの動き……とは少し言い過ぎだが、それに近い系統の動かし方かもしれない。
2013-09-18 23:35:20そのさっぱりした絵柄に加えて独特の動かし方が、何かシローを始めとする連邦・ゲリラ側の面々が"まるでどこにでもいるような普通の人間"のような親しみやすい印象を与え、軽く野次を飛ばしたり乱闘したり賭けとかしたりと規律とはあまり縁のない人々の描き方でプラスになっているかも。
2013-09-18 23:37:27一方ジオン側は例え08の世界でもお堅い雰囲気があるようで、特にデフォルメが多かった3、4話でも際立った崩し方が見られない所もまた面白い。(ユーリ辺りは後半でそうなりそうな感じもするけど)外見だけでなく人間の動かし方で連邦・ジオンの人物を描き分けているのは何気に技術を求められそう。
2013-09-18 23:39:43第3話……シローの地上戦の技術が早くも上達しているが、元々宇宙戦で高等な技術を持っていた彼なので、地上の環境を学べば操縦の腕も直ぐに宇宙戦同等となる点は別に問題はない。それに加えて"地上での戦闘"が出来るようになったので今度は"地上での戦術"を学ぶという新たな課題を提示。
2013-09-18 23:43:12第2話で地上の戦闘を学ぶ描写に関しては、シローが特に戦略を練った訳でもなく正攻法で倒した事を描いているので、今回での地上の戦略を学んだ後の戦いは空中へ地上へ水中へと目まぐるしいば円の変化と共にシローの戦い方の幅が広がった事を感じさせてくれる。
2013-09-18 23:45:38ついでにキキを始めとするゲリラ勢との交流や、今回で隊長としてひとまず認められてシローのドラマが一区切りする訳で、第2・3話はシローが地上で戦う事と、地上の人々との人間関係の構築を描いて、シローが地上で生きる事へ御膳立てを整えた回ともいえそう。
2013-09-18 23:47:15関係ないけど何気にカッコいいなーと思えたカット。陸戦型がスタンバイしながら、作戦会議とマシンガンの整備。 http://t.co/o4GeVMdZpv
2013-09-18 23:48:21【空へ!川へ!とのMS戦】……川沿いを渡るだけに水中でのMS戦が多い今回。ザクに水中へ引き込まれて殴り合い→閃光弾を放った隙の鉄拳で風防を粉砕→飛びあがって水中のザクへのマルチランチャー炸裂というシロー対ノリスの対決が燃える。 http://t.co/yVWDKGUJHs
2013-09-18 23:51:26【まだ慣れてない地上生活?】……地上の雰囲気へ大まかに慣れたシローだけど、ゲリラに汚された操縦席では流石に慌て気味だったり。 http://t.co/1Mh2avf4hZ
2013-09-18 23:57:05第4話……今回、次回と小隊員メインのドラマではカレンさんの頼れる活躍が何気に光る。彼女はシローを担任とすると生徒よりも経験豊富な副担任のようなポジションなのかも。サンダースへの啖呵と生きている事へ大笑いする描写に惚れてしまいそう。
2013-09-18 23:58:44またシローは今まで自分が仲間達を救うとの姿勢で行動していて、今回と次回で初めて仲間の葛藤や事件に直面した感じがする。今回の「信頼だよ……」と小隊において必要な事を呟くシーンはまるで自分に対して言い聞かせているようでまだ駆けだしの隊長という雰囲気を少し感じさせる。
2013-09-19 00:00:12【レクリエーションであります】……第8小隊と第7小隊との喧嘩の事。本編の台詞で言いかえるならば友情を深める交流会のようなもの。調べてみたらレクリエーションとは気晴らしや余暇とのこと(続きます)
2013-09-19 00:01:28(続きから)……この"気晴らし"で起こった乱闘を周囲が観客として見ていたり、野次を飛ばしたり、賭けに参加したり、乱入したり……な様子を多分コジマは承知のことだけれどもレクリエーションの言葉を聞けばそれ以上の詮索はしない。あぁ日曜茶飯事の出来事なんだねと少し微笑ましいような。
2013-09-19 00:03:36【空から降る巨大MA】……サイコガンダムがもしかしたら近い例かもしれないけれど、あの巨体が地上へ落ちてくる姿は迎撃したカレン機が巨体に跳ね飛ばされる姿も含めて、その重量感を感じずにはいられない。外見も如何にも地上へ落ちていく何か大きい物な脅威感が漂うアプサラス。
2013-09-19 00:07:28(続きから)……そんなアプサラスとの迎撃戦ではサンダースの気合と共に彼の戦いに力が入っている。第2話に続いてサンダース機は何故かビームサーベルが良く似合う。 http://t.co/OLpIPgoR0n
2013-09-19 00:08:37第5話……エレドアとミケルは何故かダグラムのジョルジュとハックルのような凸凹コンビっぽさを感じてしまう。ミケルの演技はどことなくハックルに似た高音でもあり、これでミケルがMSに詳しい設定とか存在していたならばますます……。
2013-09-19 00:11:41しかし、エレドアさん。貴方一応カレンと同じ08小隊における古参の方なのにそんな無責任な行動に出て良かったのか……(汗)
2013-09-19 00:12:58あと閉所恐怖症の設定については少し無理に付けたした所がある。何故ホバートラックにこだわるのかとかの描写や閉所恐怖症っぽさを暗示する描写とかつけてほしかったかもしれない。今回のバトルは何時もより今一歩な感じも漂う。
2013-09-19 00:14:23ついでにキキの描写も今回中途半端な感じもして、もう少しシローとキキの微妙な関係を今回のうちに描いた方が良かったのかも。エレドアとミケルの私闘や、軍医として厳しくも優しいカレンさんと見所はあるのだが少々詰めが甘かった感じもする今回。
2013-09-19 00:16:09かくして神田監督の前半が終了し明日から飯田監督の後半へ突入。普通の人間がおりなすライトな学園ドラマのような雰囲気がどのように切り替わって行くのか……。
2013-09-19 00:17:04