相手の望みをしるための【質問ワーク】

めんたねで行われる「質問ワーク・相手の望みを知る」 についての@mentane氏のメモランダム。 私の場合、他人の話を聞いているようで、結局自分語りしてしまうことの多さに辟易することも多いのですが、 それもまた学習が進んでいる証拠のようです。
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めんたね @mentane

そうすると、周りで見ているCも能動的に頭をつかながらABのやりとりを観察することもできるし、Bもダメ出しをされるというよりはゲーム感覚で楽しみながら質問ワークの練習に取り組めるのではないか、と思ったからである。手応えはなかなか良かった。

2013-09-17 16:32:00
めんたね @mentane

こうやって他人の望みを取り扱う練習をしていると、あるとき、自分の望みについても目が向くようになる。自分の望みを自分で取り扱うのは問題が深刻になればなるほど案外難しい。人から自分の望みを尋ねられるという体験はそこに気づくきっかけとなる。

2013-09-17 16:44:31
めんたね @mentane

深刻な問題ほど「自分がまだ実現していないある望みを持っている」という形では認識されれない。もっと複雑に歪曲された形での悩みとなる。「私の望みは特にないんですが、○○さんはきっと困っていて~」というような形で語られる悩みは実は根深い。まだ本人が自分の望みに直面する準備ができていない

2013-09-17 16:47:24
めんたね @mentane

そういうケースでは「どうなったらいいと思いますか?」と質問をしても、望み以外のことが返ってくる。望みを尋ねるとは、望みを考えることに不慣れな人に対して、少しずつ自分の望みを考えるための思考回路をインストールしていく作業だとも言える。

2013-09-17 16:48:50
めんたね @mentane

実は自分が望んでいることを「○○さんはきっとこれを望んでいるから~」とやってしまう人は、日頃から望みの取り扱いが不慣れな人だ。こういう人は質問ワークの質問者側をやってもらっても、右往左往しやすい。自分の望みや考えを相手も同じように思っていると思い込む癖がある。

2013-09-17 16:51:03
めんたね @mentane

自分の望みや考えと他人の望みや考えをきっちりと分けて捉える思考パターンを身につけられるようになると、自分自身の問題に関しても、その眺め方が変わって問題が解決したり、これは実現不可能な望みなので諦めたほうがよいな、と自然と思えるようになったりする。

2013-09-17 16:53:02
めんたね @mentane

もともと問題解決のための質問ワークだが徐々に「問題を解決しようとせずに、ただ相手の望みを聞く」というところに力点が置かれて強調するようになった。行き着いたところはロジャース派の傾聴と非常に近いところにあって、面白いなと思う。流派は色々あれど、根本の要素はどれもあまり変わらない。

2013-09-17 16:57:42