【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】
- karitoshi2011
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0【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】放射能は「不安こそ危険」説http://t.co/yGKXsN0DjA 原発関連死は該当例が少ないhttp://t.co/oK47ftbDtj しかし、国連科学委員会はこの説が大好きだ。長瀧氏、山下氏の仲間たち。論理的に成り立つか?
2013-09-21 08:40:31【国連科学委員会と「不安こそ危険」説】
【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続1】
1【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】放射線への「不安」が健康に悪い影響を及ぼすということは一般的には否定できないところ。だが、A放射線の身体への直接的影響、及びB放射線の健康影響への不安の2つの要因だけを取り出して、AではなくBが重要とする論に問題がある。
2013-09-21 08:41:002【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】実は、C放射線による環境悪化と生活形態の制限による健康影響という問題がある。AとBだけを取り出して、AではなくBが重要なのでAについて考えたり述べたりすることを慎むべきだという議論がある。チェルノブイリ以来の動向。
2013-09-21 08:41:443【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】しかし、たとえば現在までの福島原発災害による千人にも及ぶ「関連死」を見ると、C「放射線による環境悪化と生活形態の制限による健康影響」こそが重い要因であることが分かる。http://t.co/aaXSQGC7wx
2013-09-21 08:42:03「原発関連死 さらに121人」
4【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】「原発関連死」に数えあげられる方々。避難地域から移住を余儀なくされた高齢者においては「不安」はあまり問題にならない。避難して支援されている方々に自死者は出ているか?とどまっている人の生活環境は安らかか?支援の不足こそが問題。
2013-09-21 08:42:315【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】9/17に審議が開始された、原子力規制委員会「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」の資料「チェルノブイリ原発事故に関する調査レポート」 http://t.co/memtd8AWuZ を見てみよう。
2013-09-21 08:43:03第1回帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム
日時:平成25年9月17日(火)18:00~ 20:00
場所:赤坂ツインタワー東館 9 階ホールC
チェルノブイリ原発事故に関する調査レポート
平成25年9月
6 【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】<対応3>「 健康・安心対策 (医療等の充実及び個人の被ばく線量に着目した被ばく低減策)」p121にはこう記されている。「なお、この経験も踏まえ、ICRP勧告においては、防護措置を講じるに当たっては、放射線被ばく量を」
2013-09-21 08:43:427【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】「減らすことに伴うメリット(健康、心理的安心感など)と放射線を避けることに伴うデメリット(避難・移住による経済的被害やコミュニティの崩壊、職を失う可能性、生活変化による精神的・心理的影響など)の双方を考慮すべきとしている」。
2013-09-21 08:44:148【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】注意点―①避難・移住すると放射線に対する不安が大幅に下がる。その面での生活の変化は大いに健康にプラスする。例)避難したので子どもは自由に外で遊べる。子どもと子どもをもつ親に対しては避難は有力な不安対策になる。
2013-09-21 08:44:449【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】②「職を失う可能性、生活変化による精神的・心理的影響」は支援によってかなりやわらげることができる。とりわけ若い人の場合。事実、批判・移住者は若年層に多い。適切な援助で彼らを励ますために有効な支援は何かを考えるべき。
2013-09-21 08:45:0610【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】③「避難・移住による経済的被害やコミュニティの崩壊」のうち、避難地域の周辺地帯の地域経済やコミュニティの崩壊は事実、大きな問題だ。しかし、これは「帰還」を強いることによって解決できるものだろうか?他の地域支援も考えてはどうか?
2013-09-21 08:45:3211【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】a「避難・移住」かb「残留・帰還」かという二者択一にとらわれることと、A「放射線の身体への直接的影響」とB「放射線の健康影響への不安」の2つの要因にこだわるのは事実を見誤っている。それぞれの選択を尊重してそれぞれを助ける。
2013-09-21 08:45:5712【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】そして、C「放射線による環境悪化と生活形態の制限による健康影響」を改善していく。A対策とC対策を行っていけば、自ずからBの要素の改善につながっていく。これが政府に求められている支援策だ。Bは被災者の心を変えようとすること。
2013-09-21 08:46:3813【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】被災民の心を変えようとすれば、政治的影響力を行使することになる。見えにくい形で強制を行っていくことになりかねない。これがチェルノブイリ以後の国際原発=放射線ムラがやってきたことだ。国連科学委員会はその先頭に立っている。
2013-09-21 08:46:5214【国連科学委員会と「不安こそ危険」説 続2】A対B、a対bにこだわって話をおかしくしているのは、国際原発=放射線ムラだ。それに沿った誤った対策を示している、原子力規制委員会「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」の資料「チェルノブイリ原発事故に関する調査レポート」。
2013-09-21 08:47:13