【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】

宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 キース・ベーヴァーストック氏によるUNSXEAR2013年報告書に対する批判の紹介第4弾。 今回は『要約と結語」の紹介です。
原発 震災 UNSCEAR
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島薗進 @Shimazono
0【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】福島原発事故「国連科学委2013年報告書」批判csrp.jp/posts/1466 ①で「国際的緊急対応システムの失敗」「報告書による線量評価の信頼性の欠如」②③で「専門家らしくない報告書の性格」、この④では「要約と結語」を紹介

キース・ベーヴァーストック:
福島原発事故に関する「UNSCEAR 2013年報告書」に対する批判的検証 /
Keith BAVERSTOCK :
2013 UNSCEAR Report on Fukushima: a critical appraisal
日本語訳概要と、英文全文
http://csrp.jp/posts/1466

【ベーヴァーストックUNSCEAR批判①】

ツイートまとめ 【ベーヴァーストックUNSCEAR批判①】 宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 UNSCEAR(国連科学委員会)2013年報告書に対するベーヴァーストック氏の批判を紹介する第1弾。 「国際的緊急対応システムの失敗」 「報告書による線量評価の信頼性の欠如」 に関する部分です。 3814 pv 145 4 users 31

【ベーヴァーストックUNSCEAR批判②】

ツイートまとめ 【ベーヴァーストックUNSCEAR批判②】 宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 UNSCEAR報告に対するベーヴァーストック氏の批判紹介まとめ、第2弾。 「専門家らしくない報告書の性格」に関する前半です。 3559 pv 172 3 users 13

【ベーヴァーストックUNSCEAR批判③】

ツイートまとめ 【ベーヴァーストックUNSCEAR批判③】 宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 ベーヴァーストック氏によるUNSCEAR批判の紹介まとめ第3弾。 「専門家らしくない報告書の性格」に関する後編です。 2314 pv 115 1 user 27

島薗進 @Shimazono
1【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「私は公衆衛生という観点から放射線防護と原子力緊急時問題の専門家としてこの分野に40年関わってきたが、その経験に即して言えば、福島原発事故への日本、及び国際的な権威筋(とくにIAEA)の対応はこれまでの最低水準を下回るものだった。」
島薗進 @Shimazono
2【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「事故が起こる以前から東電内の安全文化という点で重大な欠陥があった。事故に対する対応が、国内的にも国際的にも当初から不適切だった。とくに国連科学委は事故が公衆の健康に及ぼす影響について科学的に信頼できる評価を提示できなかった。」
島薗進 @Shimazono
3【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「チェルノブイリ」事故から25年間が経過し、その間に過酷事故への対応力を高めるために大きな投資がなされてきた。そしてこの始末だとすれば、複雑な分析等しなくても事態は明白だ。報告書の作成には多くの物的人的資源の投入がなされた。」
島薗進 @Shimazono
4【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「だが、それは何のために用いられたのか。科学的な誠実さをもって信頼できるリスク評価を行うためだったのか。それよりも、好ましい結論にエビデンスを適合させるために用いられたのか。この分野に不案内な読者は憶測するしかないだろう。」
島薗進 @Shimazono
5【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「だが、i)報告書の寄稿者の何人かとこれまでに共に仕事をした私の経験、ii)国連機関の通常のやり方、iii)事故後の初期に公衆をごまかそうとしたやり方、そしてiv)ここまでに示してきたような真に科学的なアプローチの欠如等から判断すれば」
島薗進 @Shimazono
6【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「報告書が科学的な精確さをもって信頼できるリスク評価を行っていないということは何の疑いもない。」「だがこの報告書のリスク評価の問題に加えて論ずべき問題がある。福島事故は原子力産業の歴史において転換点となるような出来事であり」
島薗進 @Shimazono
7【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「めったにないことでもある。この事故において注目すべきは、一定の条件下でどれほどの異常と影響が生じたかだけではない。条件が異なったらどれほどの被害が生じ得たかということにも注意を向けるべきだ。健康や環境への悪影響が起こり得たかを」
島薗進 @Shimazono
8【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「指し示し、エネルギー生産の上で原子力の有用性を評価し直すということも大きな課題だ。これは原子力を利用している国だけに関わることではない。国境を越えてやってくる放射性降下物の影響を受ける人々全体にも関わる事柄である。」
島薗進 @Shimazono
9【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「福島の場合には、200km以上離れたところでの線量に関する限り、3つの好条件があった。a)昼間だったこと、b)風の方向、c)特に放射性物質をはらんだ雲からの地上落下が促進されなかったこと。昼の地震と津波であったことや海に流れたことで」
島薗進 @Shimazono
10【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】被害は大幅に軽減された。東京が避難指示地域になる事態もありえた。「福島原発事故の場合、原発から200km以内の地域の人口密度がチェルノブイリの場合より高いために、集団線量がチェルノブイリ事故のそれを超えることは十分に起こり得た」
島薗進 @Shimazono
11【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「国連科学委がこうした問題は委員会の任務の外のことだとしているのは不誠実と言わねばならない。たまたまの要因で決まった条件によって、レベルや線量やリスクにおいてどれほど影響が変わり得たかを示すことは国連科学委の責務でないというのか」
島薗進 @Shimazono
12【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「国連科学委員会が責任ある科学者の団体であるのであれば、スポンサーがこうした情報をもつ必要があることを認識するはずである。事故のこうした側面を理解する能力があるはずの、独立した科学者の集団が、なぜこうした任務を避けるのか」
島薗進 @Shimazono
13【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「世界の多数の国々が関心をもつはずの事柄であることを考えれば、このような責任感の欠如はとても理解できない。国連が国連科学委を設置したのは、片手で数えられるほどの国が行う核兵器の大気圏実験が及ぼす公衆衛生的な影響を顧慮してのことだ」
島薗進 @Shimazono
14【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「今日では、核利用国の核施設事故による健康影響が主要な論題になっている。しかし、それは非核利用国における公衆の健康への国境を越えた影響も当然、考慮しなければならない。国連科学委の専門的能力を提供しているのは核利用国だ。」
島薗進 @Shimazono
15【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「密猟者(加害者)と狩猟場の管理者(被害者を守るべき者)が同一人なのだ。科学的文書として報告書が最低水準に達しないものになってしまった要因の少なくとも一つに、この近親相姦的な(内輪の利益を優先する)関係があると結論せざるをえない。」
島薗進 @Shimazono
16【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「報告書が科学文書として失格であること、このことはいくら強調しても足りないほどだ。国連科学委は本来、公衆の健康と核関連の政策課題の絡み合いから自らを切り離すべきものだった。しかし、それを遂行できるとは言えない。
島薗進 @Shimazono
17【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「そう試みてきたとしても、結局は原子力産業のプロパガンダを生産し続けることしかできていない。原子力産業が起こしたこの福島原発事故による日本及びその外部の環境と公衆の健康への悪影響は終わりが見えない。その原子力産業をである。」
島薗進 @Shimazono
18【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「それにとどまらない。国連科学委はチェルノブイリ事故の一つの大きな公衆の健康被害であった心理社会的な悪影響をさらに悪いものへと広げ深めてきている可能性がある。国連はa)福島原発事故による公衆の健康と環境への影響について」
島薗進 @Shimazono
19【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】「もっと広い範囲の専門家を採用して、真に自立的で包括的な評価を行うべきである。そしてb)国連科学委(UNSCEAR)が将来においても必要であるかどうかについて再考すべきである。」今の国連科学委を閉じ、新たな体制を作るべきということ
島薗進 @Shimazono
20【ベーヴァーストックUNSCEAR批判④】放射線健康影響の分野で世界的に名を知られ、WHOのような国際機関で重要な役割を果たしてきたベ氏は、福島原発事故後の「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」の対応を科学的に信頼できず最低水準に達していないものと、もはや見放している。
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